女性が思う「できる男」とは?
毎日がんばっている男性のみなさん!突然ですが、ご自身のことを正直、「できる男」だなって思っていますか?
『思ってるさ!だって俺、仕事バリバリやってるぜ!』
『できる男って、まさに俺のような男のためにある言葉だろ』
『俺は仕事でいい線いってるだけじゃなくて、料理もうまいしね』
とまあ、自信を持ってこんな言葉を言ってくださる男性の方々、なかなか素敵です。
『いやあ、俺はちょっと自信ないな・・・。仕事はイマイチだし』
『俺の取り柄は元気と優しさって、よく言われるしな・・・』
『俺ってちょっと草食系っていうかさ、強さが足りないんだよね・・・』
なんて、少し弱気な言葉を並べる男性の方々、まあ、ちょっと頼りない気はしますけど、そんなに気にすることはないですよ。だって、人間には謙虚さがあることも大切ですから。
でも、あなたがどちらのタイプであったとしても、女性から見た「できる男」がどんなふうなのか、気になりませんか? 「できる男」を目指すなら、やはり、女性に好感を持たれるほうがいいですものね。
その回答とは、「気配りや気遣いができる男性」
しかし、そのような回答より先にくるのが、「気配りや気遣いができる男性」なのです。
「後ろ」の人への気配りや気遣いはできていますか?
気配りや気遣いというと、おそらく多くの男性は、上司に対して気の利く受け答えができるとか、同僚や友人が困っている時にサッと涼しい顔で助けてあげられるなど、どちらかというと要領の良さが求められる場面を想像するかもしれません。
しかし、女性目線でいう気配りや気遣いって、もっと自然な、普段の何気ない言動に潜むことなんです。
コピー機を使っていろいろと設定をいじったら、後の人のために元の設定に戻しておく、なんていうのも、気配りや気遣いができる人だなと思わせる条件でしょう。
『そんなもの、ボタン一つ押せば元の設定に戻るんだから、後ろに並んでたヤツがすればいい。というか、そんな細かいこと、どっちだっていいだろ!』こんなことを言っているようでは、 残念ながら、「気配りや気遣いのできる、できる男」には当てはまらないのです。
「後ろ」への気配りができる人は差がつけられる!
多くの男性が、毎日がんばって乗っている通勤電車。ここにも、自分の「後ろ」に対して気配りや気遣いができる人と、そうでない人で差がついています。例えば、ホームでの立ち位置。
たくさんの人が利用する駅では、通勤時間帯のホームには人が溢れんばかりになります。それなのに間隔を詰めずに並んでいたら、後ろの人は並ぶ場所が無くなって、困ってしまいますね。
電車内でも、ドアのすぐ脇に立つことになった場合、気配りができる人とそうでない人では、ハッキリとした差が出るもの。できない人は、手すりに思いきり寄りかかるのです。
すぐ後ろに座っている人の顔の辺りに、自分のお尻がくっつきそうになっているのも気づかずに。もし友人や同僚の男性がそのような立ち方をしているのを見たら、女性は、『この人って気遣いができない人なのね』と、心の中で思うことでしょう。
歩きタバコは「後ろ」への気遣いの無さNo1
最近はタバコを吸う人が、昔に比べてずいぶんと少なくなりました。ただ、そうは言うものの周囲を見渡してみると、まだまだ、タバコを楽しんでいる男性たちをたくさん見かけます。そのなかで、目を覆いたくなるのが、歩きタバコをする男!歩きタバコとは、「後ろ」に対して気を配ることができない人の、究極の姿と言っても過言ではないのです。
歩きタバコがどうして「後ろ」への気遣いの無さにつながるのか?
都市部などの一部地域では、条例で歩きタバコが禁止されているところもあります。しかしその他の多くの道路では、歩きタバコをしていたからといって罰せられることはありません。あなたの少し後ろを歩いている人は、そんな煙が漂う中を歩くことになる。とても、「できる男」のすることではありませんよね。ましてや最近は、気管支に慢性的な炎症をかかえる、喘息や咳喘息などの呼吸器系疾患をもっている人も増えています。
このようなことを考えれば、歩きタバコがどうして「後ろ」への気遣いの無さにつながるのか、おわかりいただけるのではないでしょうか。
さまざまな場面で「後ろ」への気遣いができる「できる男」って、とても素敵です。たとえ今、仕事面ではちょっとイマイチだったとしても、そのような気遣いのできる男性ならきっと近い将来、女性からも、もちろん男性からも、尊敬や憧れの目で見られる人になれるはず。そんな素敵な自分の姿を、追い求めてみてはいかがでしょうか?