お昼休みがストレス源になっている働き女子は貴女だけじゃない!
働き女子にとってのお昼休みは、慌ただしく過ぎた午前中に一区切りつけて、気持ちをリセットし、落ち着きを取り戻すための大切な休憩タイムです。なかには、『私の朝は慌ただしさなんて無縁よ!』という人がいるかもしれません。でも、多くの働き女子は、自身の支度と家事と、それから子供の支度などに追われて、バタバタと忙しくしているはず。
起床後にヨガやストレッチで身体をほぐし、それからゆったりとした気分で身支度をして、香りの良いドリップコーヒーを淹れて朝食をとり、新聞やテレビで今日の話題を仕入れてから家を出る・・・なんていう夢のような朝の過ごし方をしている人は少ないのではないでしょうか。
だからこそ、働き女子にとってお昼休みは、ホッと一息つける貴重な時間なのです。ところが、その大切な休憩タイムがストレス源になっているという女性、実は多いんです。
また都市部のOLをターゲットにしている情報誌が、2013年に実施したアンケートでは78%もの働き女子が『ランチで疲れたと思ったことがある』と答えています。
お昼休みをストレス源と感じる理由はなんだろうか?
では、せっかくのお昼休みをストレス源と感じてしまう原因はどこにあるのでしょうか?
食べたいものがあっても、いつも周囲に合わせて我慢している
仲の良さそうな女性同僚グループが、楽しそうにおしゃべりしながら昼食を食べている。こんな光景を見ていると、とてもストレスを感じているようには思えません。でも、一人一人の心の中を覗いてみると・・・。『飲み会で胃腸が疲れているから、今日はヨーグルトだけにしたかったのに』
『今日はもっとガッツリ食べたい気分なのになあ・・・』
こんな風にそれぞれが我慢しながら、同じテーブルを囲んでいることも珍しくないのです。食べるという行為は、身体と心の両方にエネルギーを補給するものです。それなのに、自分が食べたいものをいつも我慢して周囲に合わせていたら、ストレスを感じるのも無理はありません。
本当はひとりで気分転換したり用事を済ませたいのに我慢している
仕事というのは、自分がいくら頑張っていても、思うように進まないことがあります。お客様や他部署の人から電話による問い合わせがあって、なかなかはかどらなかったり、上司や同僚と意見が合わず、なかなか方向性が決まらなかったり。あるいは、ようやく仕上がって一区切りついたと思ったところに、変更指示が入ってやり直しになったり。なかなかスムースに仕事が進まなくて、ため息をつきたくなったり、叫びたくなったりすることがあると思います。
家庭で必要なものを購入したり、支払いを済ませたり、何かの申し込み書類を書いたりと、細々としたプライベートの用事も「仕事」のうち。職場での仕事が思うようにはかどらない時は、プライベートのほうだけでもサクサクと進めておけば、スッキリします。
そのためには、お昼休みを自分の思うように、有効に使うのがポイント。『でも・・・、いつものメンバーと一緒にランチしないと・・・』と、なんとなく我慢して付き合うと、ストレスになるのです。
仕事から離れたいのに話題はいつも仕事の愚痴ばかりでゲンナリ
カフェやレストランで、働き女子のグループの近くの席に座っていると、ほとんど愚痴の弁論大会のようなトークが聞こえてくることがあります。よほど困ったことや不満があるのでしょう、延々と続く、愚痴、愚痴、愚痴。自分が愚痴を聞いてもらうだけなら良いのですが、仲間たちからも似たような話を返されて、気がついたら不満感が増大しているなんていうこともあります。そのまま職場に戻っても、スッキリした気持ちで午後の仕事を始められるはずはありませんね。そんなことが毎日続いたら、いつのまにか、お昼休みこそがストレスを増大させる時間になってしまいます。
我慢しないで「ひとりランチ」すべて解決ストレスゼロ!
ここまで一緒にお昼休みをストレス源と感じる原因を整理してみて、その原因を『同僚と一緒だから』と考えているとしたら、それは大きな間違いです。『同僚と一緒だから、ひとりで考え事をしたり用事を済ませることができない』
『同僚と一緒だから、話題が仕事の愚痴になって余計にストレスが増大する』
それぞれの『同僚と一緒だから』の部分を、『ひとりランチしないから』に置き換えてみてください。そうです、お昼休みがストレス源となる原因は、あなた自身にあるのです。
不平不満の渦にはまることもなく、スッキリした気持ちで午後の仕事に入ることができます。もちろん、仲間と一緒にランチしたい日は、そうすればよいのです。
我慢して他人に合わせるのではなく、ランチタイムを自分の充電時間としてとらえてみましょう。そうすれば、ストレス源だったお昼休みが、ストレスゼロの素敵な時間に変わります。