【紅茶の資格】で紅茶専門店やカフェを開業してゼッタイ収入につなげるコツ!|トピックスファロー

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2013年2月22日
【紅茶の資格】で紅茶専門店やカフェを開業してゼッタイ収入につなげるコツ!

実績や技量がないのに、ティールームを優雅に経営するのは無理なこと。奥深い紅茶の世界を知り尽くしているお客様を相手にすることも多い、紅茶のプロ。資格を収益につなげるためには、知っておきたい大切なコツを紹介します。

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紅茶の資格を活かせる職業

独立開業する

カフェや紅茶専門店などのティールームをオープンする。

就職する

紅茶専門店やティールームなど、資格を強みに紅茶関連業界や飲食業への就職。

講師になる

紅茶に関する知識をいかして、紅茶教室やセミナー等を開催する。

  • 個人で開催する
  • 日本紅茶協会などに会員登録し、協会主催のセミナー、カルチャースクールで講師をする。

その他

紅茶に関する執筆活動、テレビの趣味番組への出演、地域のイベント等でのデモンストレーション。

紅茶専門店やティーサロン開業には絶対に資格が必要?

紅茶に関する資格を取得しなくても、ティールームの開業やセミナー講師になることは可能です。

  • 食品衛生責任者の資格があればカフェや喫茶店などの開業は可能
  • 独学で得た知識を自宅や開業した喫茶店等で、セミナーを開いて教えることも可能

上記のパターンは、開業するために高額な学費や決められた時間を費やす必要がない、というメリットがありますが、経験や実績、資格取得者という肩書がないことは不利になることがあります。 セミナー等を開催するにしてもカスタマーの信頼を得ることが難しく、集客がおもうように出来ず、収益にむすびつきにくい、という落とし穴があります。

紅茶資格を取得するメリットとデメリット

メリット

  • 紅茶の専門知識や仕入れや経営のノウハウが、一定の基準のもと身につく
  • 資格取得者である肩書が強みになる

デメリット

  • 仕事で活用するための知識と資格を得るためには、時間とお金がかかる
  • 資格を取得しても職場など、活かす場所がない

メリットであげた強みは就職活動には役立ちますが、「働く場所がない」場合は、宝の持ち腐れに。 「講師」の場合、経験等をつまなければ、収益につながる活躍の場は少ないと思っていいでしょう。

お店のオープンや紅茶教室をひらく場合も、お客様に来てもらうことが前提です。 オーナーの経験や、実績を重視するカスタマーがいる事実は無視できません。

紅茶資格に合格!仕事に活かすためのコツ!

紅茶関係の仕事に就くことが資格取得の目的ならば、ティールームを経営し、紅茶教室などセミナーを開催している、先人オーナーのアドバイスも受けながら目的を叶える方法があります。

人脈づくりが大切です。

「実務経験」が必須となる紅茶資格もあるため、地元の紅茶専門店等で雇ってもらい、指導もうけながら収入も得て、経験をつむことも可能になるでしょう。 近隣に紅茶専門店がない場合はインターネットで調べ、信用できるオーナーとコンタクトを取ってみるのも方法です。

紅茶に関する資格の種類と取得方法

趣味として楽しみを深める、仕事に活かす、目的はこの2つに分かれます。 取得方法は通信教育、各団体や紅茶教室が主催する講習会を受講したのち、認定試験を受けます。

紅茶資格の種類

資格の名称は様々ですが、いずれもカフェ開業や紅茶セミナー講師等になるための、必要な知識が学べます。

紅茶オーナー

ティールーム等の開業に関する知識、オーナーとしての知識、実務で活用できる技能やマーケティングの知識を学ぶ。開業を志している人や、飲食店で働いている場合は現場でも知識を活用できる。 1万円前後から通信講座があり、在宅受験も可能。

ティーインストラクター

日本紅茶協会が商標登録しているティーインストラクターの名称。 一般の消費者においしい紅茶を飲んでもらうための、正しい淹れ方や知識を教える「紅茶セミナー」の講師を目指す資格。

ティーインストラクター・マスター資格取得には最低10年かかる

  • ジュニア お茶に関する歴史や文化、ティーテイスティング、紅茶の淹れ方等、講師に必要な基礎科目を学ぶ。 年間33単位の習得が必要。
  • シニア ジュニア資格取得後、5年以上の実務経験と、日本紅茶協会が定める受験資格を有する必要があり、海外研修も含まれる。
  • マスター シニア資格取得後、紅茶業界で10年以上の実務経験と、協会が定めるその他の基準(人格・識見・実績等)を認められること。

資格取得後の道

「日本ティーインストラクター会」へ任意で加入し、より知識を深める研究会等への参加が可能。

  • 個人への就職の斡旋はおこなっていない。
  • 日本紅茶協会が企画する活動への協力要請がある場合もある。

紅茶コーディネーター

紅茶の淹れ方等の基礎知識、茶器の知識、ティーフード、セッティング、ティーテイスティング、プロとして活躍するためのノウハウを「基本」「実践」「応用」と三段階で学ぶ。

紅茶業界の第一人者として有名な、磯淵毅氏が監修・指導する通信教育で学ぶことができる。

ティーコーディネーター

リプトン・ブルックボンドハウスが認定する資格。

英国の紅茶に関する知識を学ぶ。 一日集中コースなど趣味を深める講座もあるが、仕事に活かすには「シニアコース」の受講が望ましい。

紅茶マイスター

紅茶の基礎知識、オーナーとしての知識、マーケティング、店舗のインテリア等が学べる。

紅茶アドバイザー

趣味を深める目的にあっている資格。 茶葉の基礎やカップ&ソーサーに関すること、紅茶の入れ方等の基礎知識を学ぶ。 通信教育で1万円前後の講座があり、在宅受験が可能。

紅茶資格を主催する主な団体等

  • リプトン・ブルックボンドハウス
  • 日本デザインプランナー協会(JDP)主催
  • 日本紅茶協会

著者:安達リス

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本にお茶、お絵かきアイテム、動植物を愛する文字書きです。いろんなものを吸収するべく趣味の範囲を超えたテーマを取材・執筆しています。中の人などいません。