咳やくしゃみで尿漏れする20~30代女性のための【腹圧性尿失禁】治療|トピックスファロー

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2013年5月1日
咳やくしゃみで尿漏れする20~30代女性のための【腹圧性尿失禁】治療

若い女性に尿漏れを経験している人は多いです。女性は、男性に比べて尿漏れしやすく、尿漏れは珍しくない症状と言って良いでしょう。特に20~30代の女性に多い腹圧性尿失禁は、適切な対策で改善が可能です。生理用品などで、その場しのぎの対策しかしていない人は、適切なトレーニングや治療で症状の改善・予防が必要でしょう。

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若い女性に多い尿漏れ「腹圧性尿失禁」

腹圧性尿失禁

「尿漏れ」と一言で言っても、原因はさまざま。若い女性に多い、セキやくしゃみ、笑いすぎなど…お腹に力が入ることで漏れてしまう尿漏れは「腹圧性尿失禁」である可能性が高いです。
腹圧性尿失禁は、腹圧がかかることで生じやすいのが特徴です。

「自分だけ」と思って悩んでいる女性も多いかもしれませんが、実は20~30代の女性では高い割合で尿漏れを経験しているのです。

腹圧性尿失禁は、どうして女性に多い??

腹圧性尿失禁に限らず、女性は男性よりも尿道が短いため、尿もれが起こりやすいです。そのため、尿漏れは女性の多くが経験しますし、珍しいことではありません

腹圧性尿失禁が起こる原因は筋肉の衰え

腹圧性尿失禁は、骨盤底筋という尿道や膀胱などを支える筋肉が衰えることが原因です。
「骨盤底筋群」という言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、インナーマッスルの一つで意識しにくい筋肉であるため、若い年代でも衰えやすいと言えます。

また、出産が骨盤底筋に与えるダメージは大きく、出産が原因で骨盤底筋が衰えてしまうことは少なくありません「出産を経験してから尿漏れするようになった」という女性も多いです。

腹圧性尿失禁は骨盤底筋を鍛えることで改善できます!

腹圧性尿失禁の原因である、骨盤底筋を鍛えることで尿漏れは改善・予防することができます

やってみよう!簡単骨盤底筋トレーニング

  1. 肩幅に足を開き、ヒザを立てて仰向けに横になります。
  2. 肛門と膣をキュッと引き上げるような意識で締め、5秒程度キープします。
  3. 元に戻してリラックスします。
  4. これを10回繰り返しましょう。

骨盤底筋トレーニングのポイント

意識する部分(引き締める部分)以外は、力が入らないようにします
焦らず、ゆったりと行うことが大切です。

また、慣れてきたら肛門・膣を引き締めている時間を10秒くらいまで長くして行うと効果がUPします。無理せず、少しずつ引き締める時間を長くしていきましょう。

尿漏れ対策はどうしたらいい??

尿漏れ対策

尿漏れすると、下着や服が汚れてしまいますよね。他の人に知られてしまうようなことはなくても、やはり不快感があります。

尿漏れは、尿漏れ用のパッドなどを使用すると下着などの汚れを防ぐことができます。
生理用のナプキンを使用している人も多いようですが、生理用ナプキンは尿を吸収するように作られたものではないので、尿もれ用のパッドの方が吸収力に優れています

腹圧性尿失禁の根本の原因である骨盤底筋を鍛えるのと併せて、尿漏れによる不快感・下着などの汚れを尿漏れ用パッドで予防する必要があるでしょう。

症状がひどい場合には、病院で治療することもできます。

尿もれの症状はさまざまです。週1回程度の人もいれば、毎日のように尿漏れする人もいます。また、下着が汚れる程度の人もいれば、衣服にまで影響してしまう人もいます。
症状が重い場合には、病院で治療を行うことも可能です。悩んでしまう前に、病院で相談すると良いでしょう。

腹圧性尿失禁の治療

症状が重くない場合には骨盤底筋トレーニングが効果的ですが、症状が重い場合や早く症状を改善させたい場合には、次のような治療を行う場合があります。

薬物療法

交感神経刺激薬を用いて、尿道括約筋を緊張させることによって症状を軽減します。

外科的治療

コラーゲン注入法

コラーゲンを尿道の周りに注入し、尿道を狭くすることで症状を改善します。

中部尿道スリング手術(TVT手術)

メッシュ状のテープで尿道を支えて安定させ、腹圧がかかっても尿漏れが起こらないようにします
メッシュ状のテープと聞くと、異物が体内に入るようで心配になる人も多いかもしれません。しかし、炎症や感染などのリスクが少なく安全であるとされています。

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。