世界が注目するジャパニーズ・サブカルチャーの発信地、秋葉原を楽しもう!
東京駅から山手線で二駅先にある秋葉原は、電気街として、そしてアニメ・ゲーム・漫画などのサブカルチャーの中心地として知られ、最近ではアイドルグループの本拠地としても注目を浴びています。
秋葉原の魅力はいったいどのようなところにあるのでしょうか?
家電・パソコン・カメラなどの品ぞろえが豊富!
秋葉原には多くの家電量販店と電子部品小売店が軒を連ねており、中にはケーブル専門店・照明専門店・計測機専門店と、電気の専門家なら涎が出そうなくらいに品揃えが豊富です。その品揃えの豊富さは「秋葉原だけで最新鋭ミサイルの部品が揃えられる」という都市伝説があるほど。
しかし、長引く不景気や家電量販店業界の再編が進んだ結果サトームセンやLAOX・T-ZONEといった秋葉原電気街の形成に貢献していた店舗が無くなってしまい、昔ほどの活気が感じられないという声もあります。
それでも家電製品やパソコン、デジタルカメラなどを「現物を見ながら買いたい!」という人には最高の環境であることには変わりありません。
ゲーム・アニメ・漫画関連の店も豊富!
1990年代以降の秋葉原は、電気街からいわゆるオタク文化、サブカルチャーの街としての一面を持つようになっていきます。
ゲームショップの増加に連れて、周辺文化であるアニメ・漫画の専門店も増加していった結果、オタク文化の中心地へと膨れ上がっていったのです。
今や日本のゲーム・アニメ・漫画は世界中で愛されるコンテンツとなっており、専門店に行けば外国人観光客が笑顔で買い物をしている光景が見られるほどです。
メイド喫茶の本場!
代表的な萌え文化であるメイド喫茶も、秋葉原が発祥の地と言われています。元々は店員がアニメやゲームのキャラクターに扮するコスプレ喫茶が原点と言われ、アニメやゲームとの親和性の良い秋葉原から生まれたのも頷けるところです。
AKB48の本拠地!
今やテレビで見ない日はない程の人気を誇るアイドルグループ・AKB48は、元々地域密着型アイドルとして秋葉原に専用劇場を解説して地道な活動を続けてきたのは有名な話です。
AKB48の本拠地であるAKB48劇場は中央通りに位置するドン・キホーテ秋葉原の8階にあります。劇場内には舞台やグッズショップなどがあり、独特の熱気があってファンならずとも一度は行ってみたいものです。
江戸文化を今も残す
家電・パソコン・オタク文化と時代の最先端を行く街である一方で、秋葉原には江戸時代からの雰囲気を残した場所があります。それがお茶の水方向にある神田明神と湯島聖堂です。
神田明神では大黒様・恵比寿様・将門様の三柱の神様が祭られていて、本郷通りを挟んで向かいの湯島聖堂は孔子が祭られています。
毎年五月には江戸三大祭りの一つである神田祭が開催され、山車や神輿行列が丸の内から秋葉原駅前を通って渡御を行います。
最近は飲食店も充実してきた!
一昔前までは秋葉原はまともな食事がとれる店は数えるほどしかなく、お茶の水・神田・御徒町方向に行かないとならないほどでした。
昔はおでん缶・肉の万世のカツサンド・サンボの牛丼・じゃんがららぁめんが秋葉原を代表する飲食店でいしたが、ヨドバシカメラ・秋葉原UDXの開業や秋葉原駅再開発で飲食店も増加しつつあります。
また、中央通り周辺には屋台が出ていて、特にトルコ風バーベキューのケバブが秋葉原名物となっています。秋葉原はしっかりした飲食店よりも移動しながら食べられる軽食の方が人気があるのです。