職歴が障害にならない。それがFP人気の理由です
転職希望者から熱い注目を浴びているファイナンシャルプランナー。
勝ち組資格と呼ばれており、男性にも女性にも高い人気を誇る理由は、「年収一桁アップ」が期待できるだけではありません。前職歴が転職活動の妨げにならないことも、大きな要因となっています。
つまりファイナンシャルプランナーと関連性のない資格を持っていたり、今まで別の職種や業務に従事していた過去があっても、それが障害になったり差別されるような事はないということです。事実、前職よりも本人の情熱など肩書きとは関係のない要素を重視している企業は数多くあります。
信じられないと思う方の為に、ファイナンシャルプランナーの求人情報の一例を紹介します。
≪応募資格≫
- 高卒以上
- 普通自動車免許取得者
- 未経験者歓迎
- 女性歓迎
- FP技能士、CFP、AFPの資格取得者を優遇
≪求める人材≫
- 結婚出産費用・子供の学費のため、高収入を望まれる方
- 実力の正当な評価を希望される方
- やる気があり継続努力できる方
※東建コーポレーション株式会社の求人情報を参考にしています。
高卒でもOK。どんな人でもチャンスがある！
こうして見てみると、意外と条件が厳しくないことが分かりますね。
ファイナンシャルプランナーはお金の専門家とされていますから、「頭脳明晰でないと無理」「やっぱり四大卒が条件では」という先入観を持つ方が多いようですが、この事実を知れば考え方が変わると思います。
ちなみにこの企業では、元トラックの運転手など異色の経歴を持つ社員が多数活躍しているのだとか。
職歴差別を受けることなく、皆が憧れるUターンを見事に実現したと言えるでしょう。
またファイナンシャルプランナーの資格取得者という条件もあくまで優遇であり必須ではありませんから、どんな人にもチャンスを提供するという懐の広さを感じます。
ファイナンシャルプランナーに適している人は？
ただし注意して欲しいのが、全員が第一線で活躍できるとは限らないということ。
蓋を開けてみたら全然魅力的な職業じゃなかった、求人も少ない！という意味ではありません。
資格取得までは良かったけど実務は肌に合わなかった、自分には不向きだったと現実に直面する場合もあるということです。
ファイナンシャルプランナーは、お客様一人一人に合ったマネープランを立て助言をする仕事ですから、豊富な知識のみならず高い接客力が要求されます。つまりコミュニケーション能力に長けていなければならないわけです。もっと分かりやすく言うと話し上手&聞き上手ということです。
さらにお客様に安心感を与える誠実な人柄や雰囲気も備えているとなお良いでしょう。
これらを備えている人が、ファイナンシャルプランナーに適していると言えます。ではこれに当てはまらなければ目指す資格も活躍できる見込みもないのかというと、答えはノーです。
初めは向いていないと思ったけど、頑張って続けたら才能が開花した。こんな人も決して珍しくありません。それにたとえ直接的に仕事に結びつかなくとも、日常生活に役立てることはできます。ちょっと裏話的ですが、しつこい営業セールスを上手にかわすことができる等。（専門知識があるからこそですね）
ファイナンシャルプランナーは生活に密着した内容のものですから、様々に活用できます。
転職活動にも有利ですし、興味のある方はぜひチャンレンジしましょう。