独学でもFP技能士3級に合格する効率的なネット活用法|トピックスファロー

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2013年4月29日
独学でもFP技能士3級に合格する効率的なネット活用法

これからの需要がさらに伸びる事が期待されている資格の1つとして注目される『FP技能士』。計算や法律がかかわる面倒な資格というイメージがありますが、3級は合格率が80%を超える試験。そこで独学でお金を使わず3級に合格する方法を紹介します。

WEBライター
  

FP技能士とは?

ファイナンシャル・プランナー

正式には『ファイナンシャル・プランニング技能士』。 国家資格の1つであり、1級から3級の3段階があります。
「ファイナンシャル・プランナー (Financial Planner)」として働く上での必須技能ですが、無資格者が名乗っても違法にはなりません。

国家資格としての『FB技能士』の他にも、

  • AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)
  • CFP(サーティファイド ファイナンシャル プランナー)

があり、「OFP」は国際的に認められている資格です。

ファイナンシャル・プランナー

顧客の情報を元に資産管理のアドバイスを行う職業のこと。
ライフプランの実現のため、金融や税金、住宅ローン、生命保険など多くの知識が必要となります。
銀行や証券会社で必要とされることが多く、保険会社や弁護士、税理士にも有資格者が多い。

なぜ3級なのか?

まず、問題が基本的な内容のため、自分の生活に関わる事も多く、イメージがしやすいという理由が上げられます。
他には、民間資格も含め、FP技能士3級だけは受験資格がありません

さらに、「3級合格者」には「2級FP技能士」の受験資格が与えられますが、内容がより専門的になるだけで出題範囲そのものは、ほとんど変わりません。

3級FP技能士の、試験の中でも最も合格者が多い事でも知られています。
例えば、2013年1月の試験では、学科83.53%。実技82.31%。
その前の試験では、学科86.29%。実技91.28%。
まさに入門編としては最適と言えるでしょう。

FP技能士3級に合格するための勉強法

ファイナンシャル・プランニング技能士3級は、1回の試験に1万人前後の受験者が集まる人気の資格。
それだけに、多くの参考書があり、どれを選べばいいのか迷ってしまいますが、とりあえず参考書は必要ありません。

合格の鍵は『過去問』にあり

3級合格の方法は、ひたすら過去問を解く事です。
難しい計算方法や専門用語が心配になるかもしれませんが、基礎力をはかる3級の試験にそれほど難解な言葉は出てきません。

また3級試験の場合には、過去に出題された物と同じような問題が何度も出題される傾向にあります。
つまり、過去問で100点を取れるだけの実力がつけば、1発合格の可能性は高いと言えるでしょう。

おススメ過去問サイト

ネット上には最新の過去問題が無料で公開されています。
3級の問題なら、わざわざ2千円から3千円の値段をだしてまで問題集を買う必要はありません。

ただし、その多くのサイトがPDF形式のファイルにて公開していますので、『Adobe Reader』など、ファイルをソフトが必要になります。
無料版のソフトもありますが、ダウンロードは自己責任でお願いします。
また、時期によっては公開が終了していたり、有料となっている可能性があります。

日本FP協会

URL:http://www.jafp.or.jp/examine/3fp/mohan/index.shtml

FP技能検定を行っている『日本FP協会』が公開している問題と解答。
2011年1月から最新版までの問題が揃っています。
ただし、解説が無い為、分かりにくいかもしれません。

FP試験 合格応援サイト 3級FP技能士無料ポイント講座

URL:http://www.fp3shiken.com/fp3kakomonmokuji.html

そこで便利なのが、このサイト。
問題はありませんが、問題ごとの解説と覚えておくべきポイントが簡潔にまとめられています。
『日本FP協会』で問題分を確認しながら勉強するには便利です。

またここのトップページには、過去問だけでは理解しにくい箇所の解説もありますので、合わせて確認すると良いでしょう。

トップページ URL:http://www.fp3shiken.com/index.html

3級FP過去問解説

URL:http://fp3test.ninpou.jp/index.html

2画面も開くのが面倒という方には、「3級FP過去問解説」を利用するのもいいでしょう。
慣れるまで使いにくいかもしれませんが、解説が充実しています。
ただし一部有料版がありますので、注意して下さい。

ファイナンシャルプランナー(FP技能士)試験過去問

URL:http://www.o-hara.ac.jp/osaka/syakai/fp/fp_mondai-kaitou_kan.htm

問題数が足りないというのであれば、ここには2008年からの問題が揃っています。
また、「金財」と「日本FP協会」の問題が揃えられているので、比べてみるのも良いでしょう。

FPドリル

URL:http://learn.edisc.jp/fp/

ある程度慣れてきて、ひたすら問題を解きたい時にはお世話になるサイト。
問題は過去3回分しかありませんが、PCだけじゃなくスマホやケータイからも閲覧できるので、場所を選びません。

FP3級(ファイナンシャルプランナー)試験 過去問題

URL:http://sikamoba.com/fp3/

こちらも、解説はありませんが、過去問題がランダムで出題されるので、ゲーム感覚で勉強することが出来ます。
また、画面上部に回答結果と正解率がリアルタイムで表示され、クリック一つでその間違った問題を確認できるのも高ポイントでしょう。

過去問は優秀な教材。しかし法改正には未対応

もしも法律が変わった場合、過去の答えが現行法と食い違い、答えが変わる可能性は否定できません。
その為、過去問だけの勉強方法に不安に感じる方もいるでしょう。

しかし大きく変化があった場合は、必ずニュースになります。
興味を持ってFPの勉強をしているのであれば、見逃す事は少ないでしょう。

FP技能士3級の試験であれば、何度も過去問題を解く事で合格水準まで勉強する事は可能です。
参考書に頼るのは、一番最後。どうしても理解できない時で遅くはありません。

著者:塩屋 謙

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職業は編集・校正、そしてWEBライターでもあります。興味の範囲を広げつつ、様々な記事を書いています。