数多くの観光地がひしめき合っている静岡の名所
川端康成の小説『伊豆の踊子』や石川さゆりの代表曲『天城越え』の舞台となったのは、静岡県にある伊豆半島です。首都圏からも近く高速道路や特急踊り子を使えばすぐに行ける場所です。
ここ、伊豆半島は温泉やテーマパークなど数多くの見どころや観光地が所狭しとひしめき合っています。
グルメも豊富で、伊豆近郊で取れた新鮮な魚介類、さらには伊豆牛、名産の干物、イノシシ料理などがあります。
週末や大型連休を使って訪れて見てはいかがでしょうか?
心身ともに癒されるので、一人旅の行き先として最高の場所と言えます。
伊豆についてもっと知っておく
伊豆半島は静岡県の東部に突き出た半島です。
今でこそ静岡県ですが、明治時代以前は『伊豆国』という、一つの“国”(藩や県のようなもの)でした。
しかし、廃藩置県により伊豆国は韮山県として成立しました。しかし、神奈川県の西部や伊豆諸島を管轄した足柄県に編入されました。その後足柄県も分割され、現在の様に静岡県の一部になりました。
また、この『伊豆』という名称ですが、なぜ“いず”と言われる様になったのでしょうか?
これには諸説あり、主に言われているのが『温泉が“出ずる(いずる)”国』または『海に“出ずる(いずる)”半島』があります。確かに温泉も多いですし海に突き出ていますので、どちらとも伊豆に相応しい由来と言えます。
でも、あくまでも諸説なので正確な由来はわかりません。
伊豆に来たら行っておきたい場所7選
ここでは『伊豆といえばココ!』という、一人旅の際に立ち寄って欲しい所を紹介します。
熱海
伊豆半島東部の玄関口にあるリゾート地です。ここの代名詞とも言えるのはやっぱり温泉です。
市内にある公衆浴場は127件。総湧出量は1分間に約16,500ℓものお湯が出ています。その泉質は硫黄塩温泉と塩化物温泉のため、美肌効果と痩身効果があると言われています。
また、歴史も古く江戸時代には、熱海の温泉を江戸城まで運ばせたという記録もあります。将軍に気に入れられるお湯として、熱海は重宝されていました。
潮吹き岩
伊東と川奈の中間あたりにあります。波の満ち引きと共にドーンッという大きな音を立て約10mくらいの潮吹きが見られます。ドライブやツーリングの際によってみると良いかも知れません。
伊豆シャボテン公園
名前から解るように珍しいサボテンがたくさんあります。しかし、ここは一種の動物園といっても良いでしょう。チンパンジーショーの開催やカピパラ、フラミンゴといった南国にいる動物達の展示、実際に動物にふれ合える場所があります。
河津七滝(かわづななだる)
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川端康成の小説『伊豆の踊子』の舞台となった場所です。印象的な七つの滝がありリラックス効果を与えてくれます。
また、ここの魅力は滝だけではありません。宿泊施設があり、温泉や郷土料理のイノシシを堪能することができます。心身ともに癒してくれるスポットです。
石廊崎
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伊豆半島の最南端にある石廊崎はクルージングがおススメです。伊豆半島の断崖絶壁や白亜の灯台などを、海から見て遊覧する事ができます。天気の良い日はキラキラ光る紺碧の海が旅の疲れを癒してくれます。
わさびの駅
口コミで人気が出た『天城深層水』と、伊豆名物の『わさび』を使った食品を味わう事ができる休憩スポットです。自然が豊富でのどかな場所にあるので、日頃のストレスを癒すことができるでしょう。
都会の喧騒ともしばしお別れできる“まったり空間”です。
出逢い岬 展望台
やはり静岡に来たら一回は富士山を見ておきたいと思うのでは。戸田にある『出逢い岬』は駿河湾と富士山を同時に見ることができる絶景ポイントです。最高のパノラマで美しい姿を見ることができます。
また、『出逢い岬』というネーミングも一人旅に相応しいですね。旅先での出逢いやふれあいを思い出すかも知れません。
ここを始め、西伊豆には展望台がたくさんあります。『旅人岬』『恋人岬』『安城岬』等々、その都度立ち寄ってみたい絶景ポイントばかりです。
温泉&自然 一人旅を見事に支える最高の場所
日頃からストレスにさらされて生活している人にとって、一人旅は最高のリフレッシュ方法です。
一時的であれ、都会の喧騒から離れてのんびりする事は必要です。
温泉に浸かり身体の疲れを癒し、自然に触れる事でストレスを忘れることができるでしょう。
伊豆はその両方を兼ね備えた場所です。一人で気ままに旅行するのにうってつけです。
何日かかけて伊豆半島をグルっと回るのも良いですし、一つの場所に何日か滞在して羽を伸ばすのも良いでしょう。
国内なので、言葉の壁や食文化の違い、治安を心配する事は全くありません。
心置きなく楽しむ事ができる、伊豆一人旅をしてみてはいかがでしょうか。