ある日、1枚のはがきが送られてきた
ある日のこと。私が仕事を終えて家に戻ってきたとき、郵便受けを開けました。
すると、私宛に一通のはがきが・・・・。
「なにこれ?」と思い、見てみると、とあるブランドのファミリーセールのお知らせでした。
ポロシャツで有名なブランドです。
「わー、ちょうど春夏の服が欲しかったから行こう!」と思いました。
その一方で、こんなことも思ったのです。「何で私が招待されたのだろう?」と。
私がファミリーセールに招待された「身の覚え」
(画像出典:http://www.ashinari.com/2010/04/19-035981.php)
私の家の近所に、とある有名デパートの支店があります。
私はそこにある招待状をくれたブランドのお店でよく買い物をしているのです。
年に何十万も買っているわけではないですが、細々と買っています。
そういうことを繰り返していると、自然と店員さんとも仲良くなります。
最近では、通りかかっただけで声をかけられるようになりました。
「こ、この人には私のワードローブが見えているのか!?」
と恐れおののいてしまいました。つまり、それだけ頻繁に買い物をしている、ということの現れでしょう。そのお店には彼と一緒に行くことも多いのですが、彼もなぜか店員さんと仲良くなってしまいました。時々店員さんにでこピンをかましていたのが印象的です(皆さんは真似しちゃだめですよ!)。くらいです。
よく考えてみれば、それだけ店員さんと仲良くなっていれば、「上位顧客」とみなしてもらえる確率はぐんと上がるわけです。
「ああ、あそこのお姉さんが気を利かせてくれたんだな…」
と思いました。気遣いに感謝です。
(画像出典:http://www.pakutaso.com/20140259036post-3799.html)
しかし、最近では従業員の家族だけではなく、ブランドの上位顧客に対しても、門戸を開くブランドが増えてきました。
ブランドの知名度とステータスにもよりますが、すごいところになると、ホテルの宴会場や展示場で大規模に行われることが多いようです。
さて、このファミリーセール。基本的には招待状が必要です(中には必要としないブランドもあります)。つまり、ファミリーセールに行くためには、まず招待状をゲットすることが第一条件となります。では、どうやって招待状を入手すればいいのでしょうか?方法をいくつか挙げます。
1.顔なじみの店員さんを作る
「このブランドの服を買うならここの店員さん」とターゲットを決めましょう。そして、バーゲンだろうがそうでないときだろうが、ちょこちょこと買い物をしましょう。
店員さんと仲良くなるのは一見ハードルが高そうですが、案外簡単です。
その方法をお教えします。何かしてもらったら『ありがとうございます』ということ、「ダイレクトメールは受け取る設定にしておくこと(顧客情報カードを作るときにダイレクトメールの希望を聞かれます)」、店を出るときに『お疲れ様です』と一声かけること」この3点だけです。
ね、難しくないでしょ?少なくとも私はこれでいけた気がします。ねぎらいの言葉をかける、というのはかなり有効なテクニックなので、ごひいきにしているブランドのお店がある方は一度やってみるといいかもしれません。
2.友達を頼る
あなたの周りに、アパレル関係のお仕事をしている人はいませんか?そういう人がいたら、ぜひ仲良くしておきましょう。アパレル関係のお仕事の方は、従業員の特権として、ファミリーセールの招待状を手に入れることができます。いわゆる「家族枠」です。もちろん枚数には限りがありますが、「一人でも多くの人に来てもらえるなら」と招待状を発行してもらえるケースも多いです。
普段から人付き合いをちゃんとすることを心がけましょう。運よくいただけたら、ちゃんとお礼するのも忘れずに!
3.オークションで手に入れる
ヤフーオークションなどのオークションサイトを見てみると、結構な頻度でファミリーセールの招待状が出品されていることが多いです。「どうしてもあのブランドのファミリーセールに行きたい」という人は、そのルートを狙ってみることも手段かもしれません。
ただし、注意したいのは、万が一、招待状をオークションで手に入れたことが主催者側にばれたら、自分が入れないだけでなく、出品した人にもそれ以降の招待状が届かなくなる可能性があることです。
事実、私が受け取ったはがきにも「オークションサイトで入手した招待状の使用はご遠慮いただいております」という旨の記載がありました。一種の博打に近いかもしれませんので、よく考えて利用しましょう。
なお、どこのブランドがどんなスケジュールでファミリーセールを行っているか、という情報サイトをいくつかまとめてみました。こちらをご覧になって、お好きなブランドのセールがある場合は、上に挙げた1~3の方法をぜひお試しください(笑)
・全国のファミリーセール情報(Fashion Latte):http://fashioncity.jp/sale/
・ファミリーセール情報探しネット:http://xn--bck9bwdvb1ch1jb.net/
・ファミリーセール、サンプルセールお買い得情報!:http://ameblo.jp/samplesale/
・tokyo samplesale.com:http://tokyosamplesale.com/index.html/
ということで行ってみました
(画像出典:http://www.pakutaso.com/20130546128l.html)
そのときの会場は、東京モノレール(羽田空港に行くときに乗るやつです)の「流通センター」という駅のすぐそばにある展示会場。10時開始だったので、朝早いうちに行ったほうがいいだろう、と思い、9時15分ころ到着しました。
すると、もうすでに長蛇の列・・・先頭の人なんて、一体何時から並んでいたのだろう?ということで、私も列に並びました。そして、10時になり、会場オープン!ゆっくりと会場に入りました。まず最初に思ったことが「うわ、広い!」です。
欲しいものを明確に決めて回るのが◎
そうなのです。ファミリーセールは「とにかく広い会場で行われる」のが特徴なのです。人気があるブランドであればあるほど、そして、取り扱っている商品の種類が豊富であればあるほど、会場は広くなります。
私が行ったブランドは、メンズ、レディース、キッズ、ホームウェア(シーツ、タオルの類)など、とにかくラインナップが豊富。会場も2フロア使っていました。
「これは全部見ていたら日が暮れてしまう・・・」と思い、狙っていたものだけを見る、ということにしました。
考えてみれば、「何が欲しいのか」という優先順位を明確に決めて回ったほうが、余計なものも買わなくて済むし、一番効率的なのです。
ゆっくり見て回るのが無駄、というわけではありませんが、人ごみが苦手な人はこちらの方法をオススメします。
結局私が買ったのは、
・自分のポロシャツ2枚
・彼のポロシャツ1枚
・自分の靴下4足
・彼の靴下3足
・ハンカチ4枚
でした。案外、つつましい!?でも、ポロシャツは60%オフだったし、靴下やハンカチもかなりお得に買うことができました。
まとめ
ある程度年齢を重ねたなら、誰しも「自分のお気に入りのブランド」の一つや二つはあるものです。そんなブランドの商品をお得にゲットできるファミリーセールは、できれば行っておきたいイベントと言えるでしょう。
ぜひとも、先に書いた方法を実践して、招待状を手に入れてください。
そして、実際に行って、素敵な商品と出会ってください。あなたのもとに、招待状が届きますように。