今のうちにチェックしたい人気上昇中の最新資格【家庭菜園検定】|トピックスファロー

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2013年2月6日
今のうちにチェックしたい人気上昇中の最新資格【家庭菜園検定】

2009年に作られた新しい食の資格『家庭菜園検定』。正しい野菜知識の向上を目的として作られた資格ですが、まだ日は浅く知っている人は少ないでしょう。
そこで、注目のこの資格を野菜ソムリエとの違いを含めて調べてみました。

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家庭菜園検定とは?

「社団法人 家の光協会」が主催する、野菜作りに関する知識が問われる民間の検定の事。 1級・2級・3級と分かれており、2級と3級に関して受験資格はありません。 ただし1級のみ、受験できるのは2級の資格を所持している人に限られます。

検定委員長を務める「藤田智」さんは、恵泉女学園大学の教授であり、「趣味の園芸やさいの時間」や「世界一受けたい授業」などのメディアに出演される事もあり、ご存知の方も多いと思われます。

しかし検定の主催者である「家の光協会」、よほどの野菜好きか農業関係者以外は、名前すら聞いた事が無いという人も多いと思われます。

日本の農業を支えてきた「家の光協会」

この「家の光協会」というのは、JAグループでおなじみの農業協同組合において出版物を取り扱っており、月刊誌「家の光」が創刊されたのは1925年と、88年以上の歴史ある団体。 しかし出版物の一部を除き書店には流通せず、農協を通じて農家に配布しているだけですので、一般の知名度が低いのは仕方がない事でしょう。

1級は合格率15.7%の狭き門

この検定が始まったのは2009年。それから毎年行われ、2013年の3月には5回目となる検定が全国5か所の会場で行われます。

この検定で気になるのはその合格率。 例えば2010年に行われた検定1級の合格率はわずか1.9%。高難易度の司法書士の試験ですら合格率3%なのですから、その本気度がうかがえようというもの。

そして2012年の第4回の時点では、1級合格率は15.7%。 さすがに合格率が上がっているとはいえ、試験対策がされている第4回目でもこの数値と狭き門となっています。

難しいのは1級だけ

ただ、全てのランクが難しい訳ではありません。 第4回時では、2級は51.2%。3級では69.4%と決して低くはありませんが、やはり全く勉強しなくても取れる資格ではないようです。

試験内容と目的

試験の目的は、家庭菜園での栽培やその技術向上を目指し、野菜作りの正しい知識を身に着けるもの その為、問題内容は野菜の原産地から始まり、野菜ごとの特性、土の肥料や連作障害、作物の病気など、栽培に関する幅広い知識が求められています。

野菜ソムリエとの違い

野菜系の資格で最も知名度が高いものに『野菜ソムリエ』がありますが、その違いはどこにあるのでしょう? 家庭菜園検定の主な目的は、『美味しい野菜を自分で育てる事』。 対して野菜ソムリエの目的は、『野菜の美味しさや魅力を広めていく事』。

つまり誤解を覚悟で大雑把な区分けをすると、

  • 畑の中で収穫するまでが、家庭菜園検定。
  • 畑から収穫し、消費者に届けるまでが、野菜ソムリエと考える事ができます。

家庭菜園検定は今が狙い目の資格

家庭菜園検定は民間の資格であり、今すぐに仕事に使えるという資格ではありません。 野菜ソムリエが知名度を上げると共に、飲食業界で求められる事が増えてきました。 同じ様に食の基本的な安全性に対する知識を持つ、家庭菜園検定が必要になる事があるかもしれません。

まだ、始まったばかりで知名度は低いものの、年々受験者が増えています。 今、野菜を作っている人はもちろん、いつも口にする野菜がどのように作られているのか、そこに興味がある人は一度受験してみてはいかがでしょうか。

著者:伊藤義雄

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書きたいものがありすぎて書かせてもらっているライターです。趣味は鉄道旅行、写真を撮ることもあるが実際に乗車して車両の個性を体験したいタイプ。尊敬する人は宮脇俊三さん。目標は全国鉄道制覇