結婚指輪に利用できるダイヤモンドの色や形はさまざま
ダイヤモンドは円形で無色透明のイメージが強いですが、実は他にもさまざまな色や形があり、それらも結婚指輪に利用することができます。定番とは言え、絶対に円形のクリア・ダイヤモンドでなくてはならないという決まりはありませんから、ぜひ自由に選んで下さい。
天然のファンシーカラーと人工のトリートの2種類がある
カラー・ダイヤモンドには、大きく分けてファンシーカラー・ダイヤモンドとトリート・ダイヤモンドの2種類があります。ファンシーカラーは天然色、トリートは人工色(ホワイトダイヤに着色したもの)を意味しており、前者は希少価値が高く、後者は自由度の高さが魅力となっています。
ファンシーカラー・ダイヤの色の種類
・ピンク
・イエロー
・ブルー
トリート・ダイヤの色の種類(一例)
・アクアブルー
・オーシャンブルー
・エメラルドグリーン
・ゴールデンイエロー
・オレンジダイヤ
・ローズピンク
・ブラック
天然のカラー・ダイヤモンドの価値や意味を知ろう
イエロー・ダイヤモンド(相場価格 0.5ct:約10万円)
イエロー・ダイヤモンドは、ダイヤモンドのなかでは低価値ですが、天然でカナリー・イエローという濃く鮮やかな黄色を呈しているものであれば価値が高くなります。パワーストーンとして期待できる効果は、自信・強靱・権力・地位・名声です。どちらかというと男性向きの宝石と言えるでしょう。
ピンク・ダイヤモンド(相場価格 0.5ct:約40~150万円)
天然のピンク・ダイヤモンドの採掘確率は、数10万分の1と言われています。
奇跡に等しいほど珍しいですから、特別な結婚指輪に使用するにはもってこいの宝石と言えるでしょう。
さらには外見と内面の美を高めてくれるパワーストーンとしての効果も持ちあわせており、これを贈られて歓喜しない女性はいないはずです。
ブルー・ダイヤモンド(相場価格 0.5ct:約40~200万円)
神秘的な雰囲気を漂わせ、古来より伝説の多いブルー・ダイヤモンド。
何の処理も施していない天然ものであれば、ファンシーカラー・ダイヤのなかで最も価値が高くなります。
さらに色の濃いものほど貴重とされ、オークションにて数億円で落札されたものも珍しくありません。
4月6日の誕生石でもあり、パワーストーンとしての意味合いは万能・知性とのこと。4月6日が誕生日のパートナーや、知的なイメージのパートナーに贈ったら、センスの良さを褒められそうです。
ハート型や涙型、楕円形のカットがお勧めです
ダイヤモンドの最もスタンダードな形(カット)と言えば、円形のラウンド・ブリリアント・カットですが、他にもハート型のハートシェイプ・カットや、涙型のペアシェイプ・カット、楕円形のオーバル・カットなどの種類があります。
正方形のプリンセス・カットや、長方形のバケット・カットもありますが、結婚指輪に選ぶのならば、先に紹介した3タイプがお勧めです。理由は丸みを帯びた形であるためです。円形には永遠や無限という意味がありますから、「末永く幸せになれる結婚」や「永遠の愛」を連想させ縁起が良いです。