ロハス女子直伝。手作りだから安心でコストも香りも自由♪な手作り石鹸&バスソルト
ロハス的ライフスタイルが注目され、健康にも環境にも優しいオーガニックな物をセレクトする考え方が広く浸透してきています。
たとえば部屋のベランダに小さなプランターを並べて無農薬野菜栽培に挑戦したり手作りのものを増やしたり、オーガニックな素材を原料にした商品を購入したりと男性女性にかかわらず生活のどこかでロハス的な思考を意識している人は多いものです。
特にライフスタイルのデザインなども気になってしまうのはやっぱり女性に多いのか、ロハス女子率は高めの傾向にあるようです。
数々の環境に優しいオーガニックな取り組みや心身ともにヘルシーな生活を実践しているロハス女子ですが、なかでも石鹸やバスソルトづくりはロハス入門者にもおすすめです。
石鹸やバスソルトは基本のレシピさえマスターしてしまえば好みに合わせてアロマ成分などを配合できます。
特にバスソルトはアロマ初心者の方にもアロマバスが手軽に楽しめるため日々の疲れをバスタイムでリセットするにもピッタリなのです。
石鹸を作る工程はちょっとした注意が必要になるもののバスソルトは思いのほか簡単なので、お子さんがいる家庭でも家族一緒にバスソルトづくりが楽しめるかもしれません。
手間暇かけて出来たものも、作っている時間も宝物。
レシピ① 親子で作って楽しい簡単バスソルト
精製塩よりミネラル分が多い天然塩を使用したほうが良いとされる場合もありますが、成分の80%~99%が塩化ナトリウムであることには変わりないためここでは塩の種類については特にこだわっていません。
精製塩と天然塩の違いは作り方の違いにあり、天然塩は海水を煮詰め水分を飛ばして作った塩のことを指します。
しかし、精製塩では味気ないように感じる人は、お好みの天然塩を使用するのもよいでしょう。
材料
塩 200g
アロマオイル 20~30滴
ドライハーブ・ドライフラワー 好みで。
作り方
- 密閉容器に塩とアロマオイルを加え全体をよく混ぜてから密閉する。
- 一回の分量は大さじで3杯を目安にします。 また、最初はアロマオイルの量を控えめにして様子を見ることが大切です。
レシピ② 自分流に応用がきく手作りオリーブ石鹸基本レシピ
石鹸はアルカリ性の苛性ソーダとオイルを混ぜ、けん化と呼ばれる化学反応を起こし作ります。
材料:牛乳パック約1個分
精製水 180g
苛性ソーダ 53g
オリーブオイル(ピュア) 500ml
準備と注意事項
- ゴム手袋・マスク・エプロンを着用し換気扇を回しましょう。 苛性ソーダは目に入ると失明の恐れがある大変危険な劇薬です。メガネを装着し目を保護しましょう。
- 苛性ソーダを溶かすには精製水を使用するのが良いとされています。 ミネラルウォーターだけではなく、水道水にもミネラル分が残っていることが多く、石鹸の油脂の酸化を促してしまいます。 精製水は薬局などで購入ができます。
- 精製水を選ぶ理由と同じく、石鹸作りに使用する道具は金属性のものなどは避けたほうが無難です。 苛性ソーダが化学反応を起こす際発熱することを踏まえ耐熱性の丈夫なガラスボウルを使用しましょう。
- 苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)は肌に触れるとやけどのように腫れてしまう場合があるので取り扱い時には細心の注意が必要になります。 肌についた際は丁寧に洗い流しましょう。
- 子供・ペットのいない場所で作りましょう。
- 苛性ソーダは劇物として扱われるために購入時には印鑑が必要です。 また、身分証の提示が必要な場合もあります。 苛性ソーダは薬局や薬店で購入しますが取り扱っていない薬店もあります。 また、現在は基本的に取り寄せとしているところが多いようです。
作り方
- 耐熱ビンに苛性ソーダと精製水を入れ苛性ソーダを溶かす。(有毒ガスに注意)
- 精製水で溶かした苛性ソーダを大体40°位になるまで冷まし、オリーブオイルは温め耐熱ボウルへ入れる。
- 苛性ソーダとオリーブオイルが同じくらいの温度になったらオリーブオイルに苛性ソーダを加えながら泡だて器で混ぜる。(約20分)
- 20分後ラップをかけてそのまま置いておく。オリーブオイルが分離したらかき混ぜる。
- 泡だて器から落ちる液で石鹸の生地に線が残る状態になったら(約一日)、牛乳パックの型に流す。
- 気温などによって差がありますが、一週間ほど経ち型から外せるようになったら取り出し表面を乾燥させる。
- 乾いたら好きな大きさにカットし日の当たらない場所で6週間から半年間熟成させる。
ライフスタイルを良質にするロハス
ロハスって何?
近年『ロハス』というフレーズを耳にすることが多くなってきましたが、ロハスの意味をご存知ですか?
LOHAS→Life style of Health and Sustain abilityの頭字語で、健康と環境に優しいライフスタイルを目的としていて、オーガニックな思考や物をセレクトなどといった、持続可能な社会生活を心がけるライフスタイルに、自己啓発のための投資や方法などを合わせロハスと呼んでいるようです。
ロハスの最大の魅力は環境や健康のためとは言っても、無理をせずに持続可能なスタイルを方法として選び取り入れるところにあると言えるのではないでしょうか?
ロハスは1990年代の後半にアメリカの中西部で生まれたビジネスコンセプトですが、日本にも取り入れられて近年では日本の女性の間でも注目されているワードで、全国各地でロハスイベントが開催されることもしばしばです。
オーガニックなロハス女子が輝いている
オーガニックな思考、行動、ものなどの良さ、自分たちの生活に取り入れるの良さを独自のロハス的ライフスタイルに導入している女性はキラキラと輝いている人が多く見受けられます。
ロハス的ライフスタイルとオーガニックな思考によって物などを大切にする気持ちや工夫する楽しさが徐々に定着していくことは、自然と人生を良質のものにし、日々を楽しむことができるライフハック術でもあります。