親知らずを残すには予防が大事!
親知らずは将来のことを考えて、抜歯したほうが良いという話をよく聞きますが、治療後に痛みが出たりケアに苦労するのが嫌で、できることなら残したい!という人もいるはず。親知らずを残すためには、虫歯になったり、様々なトラブルが起こらないように予防することが第一です。
きちんと歯磨きをすれば、親知らずを抜歯せずに済むかもしれませんよ。
ここでは、歯のトラブルを予防するための歯磨きのコツを親知らずの種類別に紹介していきましょう。
真っ直ぐに生えているもの
他の歯と同じように真っ直ぐに生えている親知らずは、一部あるいは半分くらい見えている状態です。
この場合は、奥の部分の歯と歯茎の間に歯垢が溜まりやすいので、気をつけなければいけません。
なので、そこを重点的に歯磨きするようにしましょう。一番奥の部分は見えにくく、周りの歯に比べて低いことが多いため歯ブラシも届きにくいですが、鏡を見ながら丁寧に汚れをかき取る感じで磨いてください。
斜めに傾いて生えているもの
一番多いと言われているのが、このタイプ。親知らずは見えているのですが、傾いているため隣の歯にぶつかってしまっている状態です。
この場合は、ぶつかってしまっている隣の歯とのすき間に、歯垢が溜まりやすくなります。
生えてくる時点で斜めになっているものは、ずっとそのままの状態なので真っ直ぐにはなりません。
横向きになったりして、隣の歯に触れている面が大きいときは余計に歯磨きが大変ですが、特にしっかり歯磨きするようにしましょう。歯ブラシを横方向に小刻みに動かすと上手に磨くことができますよ。
埋まって出てきていないもの
3つ目の種類は、親知らずが全然見えずに骨の中に埋もれてしまっている状態です。
埋没型の親知らずの多くは、隣の歯の根元にぶつかるようなカタチで、横に倒れてしまっています。
この場合は、見えている一番奥の歯と歯茎の境目に歯垢が溜まりやすいので注意しましょう。
特に、その埋没している歯の手前の歯の奥をきちんと歯磨きすることが重要なポイントです。
手前の歯をしっかり磨くことで、歯垢の入り口をシャットアウトすれば、内部への炎症の広がりを防ぐことができます。
親知らず専用の歯ブラシを使おう!
凸凹していたり、奥すぎたり・・・親知らずって、歯磨きしにくいですよね。結構頑張ってケアしたけれど、ついに抜歯するハメにならないように、専用の歯ブラシを使って歯磨きすると良いですよ!
歯医者さんもお勧めしているのが、ワンタフト!毛束が一つしかない、部分ケア用の歯ブラシです。とても使いやすいと、口コミなどでも評判になっているので、親知らずの炎症予防にぜひお試しください。
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