英単語が身に付く英語記憶術!英語学習の暗記3テクニック|トピックスファロー

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2013年11月12日
英単語が身に付く英語記憶術!英語学習の暗記3テクニック

暗記というのは勉強の重要要素。英語も単語や文法など、暗記しなくてはいけない事がたくさんありますが、記憶が苦手という人も少なくないはずです。そこで今回は、英語の知識を身に付けるための暗記テクニックについて、3つ紹介します。

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英語の暗記を助ける記憶テクニック

英単語のイメージ

photo by TerryJohnston on flickr

英語は単語や文法など、暗記が必要な事も多々ありますが、暗記が中々できない・苦手という人も多いはずです。
そこで今回は、英単語をはじめとした、英語の記憶・暗記に関するテクニックをまとめました。

人間には2種類の記憶がある

英語の記憶で一番大切なのは、「反復練習」です。
人間には大きく分けて、「短期記憶」と「長期記憶」の2種類があります。

意味は文字通り、短期記憶は数秒から1日程度の短期間保管の記憶で、長期記憶は一生保管される記憶です。
しっかり暗記をするためには、このうち「長期記憶」に情報を送り込む事が大切です。

大切なのは反復練習

記憶を定着させることへの一番の練習方法は、反復運動です。
人間というのは、頻繁に出てくる言葉を何度も目や耳に入れていくうちに、「重要なワード」として、自然と長期記憶に送られていくのです。
皆さんの名前や生年月日、出身学校、大切な人の名前など、忘れる人はそういないはずです。

勉強でもそうです。何度も繰り返し勉強していくうちに、自然と記憶として身に付いてくれるのです。
例えば、ある1日に何度も同じ英語の勉強を反復して行うとします。
そうすることで、その日の内は記憶として残るかもしれませんが、そのまま放置してしまうと、数日のうちに忘れてしまいます。一夜漬けがこの部類に入ります。

せっかく定着した記憶を、短期の内に忘れないためにも、一定期間の内に勉強することで、また記憶し直していきましょう。それを繰り返していくうちに、長期の記憶として定着していくのです。

忘却曲線

エビングハウスの忘却曲線図

忘却曲線とは、心理学者のヘルマン・エビングハウスによって発見された、記憶(主に中期・長期記憶)の「忘却」に関するグラフです。「エビングハウスの忘却曲線」とも呼ばれています。
この忘却曲線では、人は暗記した後、1時間後には約56%の記憶を忘れてしまい、1日後には約74%の記憶を忘れる、という事を記しています。
この曲線が記すように、たとえ暗記しても、復習をしなければすぐに忘れてしまうのです。

そこで、暗記するタイミングとして最適と言われているのが、東京大学・大学院薬学系研究科准教授の池谷裕二氏が提唱する、以下の復習タイミングです。

  1. 勉強した翌日に1回目の復習
  2. (1)の1週間後に2回目の復習
  3. (2)から2週間後に3回目の復習
  4. (3)から1か月後に4回目の復習

もちろん、これが全て正しいというわけではありませんが、いつ復習勉強をしようか悩んでいる人は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

反復練習法

次は英単語帳を使った練習の一例を紹介します。
まずは英単語帳を開き、まず1個目の英単語を読み始めます。意味が分かったら日本語の答えをチェックし、正解していたらチェックを入れて、もう読まないようにしましょう。わからなかったら、その場で暗記です。
同様に2個目の単語もチェックし終わったら、また1個目の単語に戻って、覚えた2つの単語の意味を答えます。
わからなかったら、最初からやり直し、2つを答えることが出来たら3個目の単語を覚える作業に入ります。
この作業を30単語繰り返し、1セットとします。

「体育会系英単語暗記術」なんて呼び方もされているこの英単語の覚え方は達成感もありますし、しっかり英単語の読み込みできているので、英単語の暗記法にはとても便利ですよ。

“14 master words”を覚える

14 master wordsとは、米ミネソタ大学のJames I. Brown 教授が提唱された、14個の英単語の事です。
Brown 教授は、20の接頭語と14の語根を覚えることで、約14,000以上の英単語を学習することが出来るとしています。
それらの英単語を覚えるために大切なのが、以下の14個のワードなのです。

14 master words表

日本語の漢字が偏やつくりと言った「部首」などのパーツで出来ているように、英語もそれに相当するものがあり、それらが接頭語、語根、接尾語などなのです。
それらの知識を身に付ける事で、体系的・合理的に語彙を身に付けることが出来ます。
その手掛かりとなるのが、以上の14のワードなのです。

著者:海老田雄三

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芸能、アニメ、ゲーム、音楽あたりが得意分野のはずが、気が付けばなんでも書くライターになっていました。アニメ、ゲームなどのサブカル誌によく寄稿しています。