油性ペンで書いたもの
家の床や壁などに、油性のペンやクレヨンを使って落書きをしてしまったときは、消すのが一苦労ですね。 そんな落ちにくい油性の汚れを簡単に落とせる方法を紹介します。
除光液を使う
メイク用のコットンに除光液を1円玉程度の大きさにたらして、汚れをコットンに吸い取らせるような感じで少しずつ優しく擦っていきます。
キレイに落とすコツは、汚れたコットンを繰り返し使わないことと、範囲を区切り本当に少しずつしっかり落とすことです。
柑橘系果物の皮を使う
掃除のときは窓を開けて換気をよくするのが基本ですが、除光液は少量でも、結構ニオイがきついことも・・・。子供もいるし、できれば除光液を使いたくないという場合は、柑橘系果物の皮がおすすめです。冷蔵庫に残っているミカンやレモンで構わないので、中身を食べたら皮は捨てずにとっておきましょう。
一度目立たない場所で、色落ちしたり傷がつかないかを試してから使ってください。
柑橘類の皮には「リモネン」という成分が含まれていて、それがクレヨンや油性ペンなどの汚れを分解してくれます。
重曹と酢水を使う
ボールペンによる落書きをとにかくキレイにしたい場合には、重曹と酢水を使うのが◎。
落書き部分に重曹を振りかけて、そこに霧吹きスプレーに入れた酢水をかけます。
そのあと、アクリルたわしで擦ると、汚れをすっきり落とすことができるので、ぜひ試してみてくださいね。
ちなみに、アクリルたわしなら床や壁などを傷つけることもなく、安心して使えます。
水性ペンで書いたもの
水性のボールペンで書いた落書きには、洗剤を使わずに汚れを落とせるメラミンスポンジが効果的。
メラミンスポンジを水で軽く濡らして、少しずつ擦ってみましょう。水性ペンによる汚れは、たいていこの方法で落ちると思います。もし無理なら、除光液を使って落としましょう。
鉛筆で書いたもの
鉛筆で書いた落書きは、消しゴムで消してください。よりキレイ消したい場合は、軽く水に湿らせたメラミンスポンジを使うと良いですよ。
シールの汚れ
子供って、シールが好きですよね!小さいときテーブルや机にシールをたくさん貼って叱られた経験がある人もいるのでは? 落書きではありませんが、番外編としてシール跡の落とし方も紹介します。
- 水にクエン酸を少量入れて、それをキッチンペーパーかティッシュペーパーにたっぷり染み込ませ、シール(またはシール跡)の上に置いておきます。
- 20~30分経って粘着剤がゆるくなったら、テーブルなどを傷つけないように慎重に剥がしましょう。使用済みのポイントカードなどプラスチック製カードの縁や角を使うと、剥がしやすいですよ。
- 最初にクエン酸を含ませたキッチンペーパーなどで、剥がしたカスをふき取りましょう。最後にかたく絞った布巾で、シールを剥がした部分全体をキレイに拭いたら終了です。