悩まされるニキビ跡
ニキビが出来てしまうと跡にならないように気を使っちゃいますよね。でもみなさん、知っていましたか?ニキビ跡を自分で治す方法があるんですよ。
しかし大切なことがあります。ニキビ跡というのは一種類ではなくいろんなタイプがあるというのはご存知だと思います。その症状にあった対処のしかたがあるのだといいます。それを間違うことで悪化させたてしまう可能性もあることを知っておいてください。
タイプ別ニキビ跡を消す方法
■赤く残ってしまった場合赤くなってしまうのは、ニキビの炎症により血液がうまく流れることができずに溜まってしまっているからだそうです。目立つのでいやだと思う方が多いとは思いますが、他のニキビ跡よりは軽い症状だといえます。赤みが跡として残ってしまうのは、お肌がうまくターンオーバーされていない証拠。
ターンオーバーというのは古い角質が落ちて、新しい角質が作られることです。ターンオーバーの周期が乱れたお肌というのは、角質が固まっていて化粧水の浸透を妨げてしまいます。まずはその角質を化粧水が浸透しやすい状態へと変えることが重要です。古い角質を落とすのに特化した洗顔料を使い、その後に導入液を使用することをオススメします。
これでその後に使用する化粧水の効果を高めることができます。赤みを消すにはお肌のターンオーバーを促すことが大事だといえます。そのターンオーバーの周期を正常に戻すにはどういった生活をすればいいのでしょうか。タンパク質はお肌のターンオーバーを促進する働きがあるといいます。
またビタミンなどはきれいなお肌を保つのに欠かせないもの。ニキビ跡に悩まされている方は、食生活の見直しをする必要があるかもしれません。またターンオーバーには成長ホルモンがとても大きな働きをしているといいます。睡眠不足や夜更かしは避けて規則正しい生活を心がけましょう。
ニキビが治ったあと茶色いシミになってしまうこともよくあります。この場合の原因はメラニン色素にあるといいます。メラニンとはお肌が刺激を受けた時に皮膚を守るために形成されるものです。なので全く悪いものではないのですが、役割を終えてもまだ残ってしまい茶色い色素沈着となるのです。こちらのケースもまたターンオーバーがうまくできていればそれと同時に消えていくもののようです。
ターンオーバーに異常があるのは紫外線にも大きな原因があるのだとか。色素沈着を進行させないためにも、常にUVカット対策を徹底することが重要だといえるでしょう。また美白化粧品の多くはメラニンの生成を抑える働きがあります。なので美白効果がある基礎化粧品を使用することをオススメします。
その他にもビタミンCは美肌を保つのに欠かせない成分です。ビタミンC誘導体配合の化粧品を使用することも効果的だといわれています。
気が付けばお肌がでこぼこに。これも実際によくあるケースだと思います。ニキビができてしまうとどうしても気になって触ってしまいますよね。早くなくしたい一心で潰してしまう方も多いと思いますが、それがクレーターの原因となっているのです。ニキビを潰すと皮膚内に広がってしまい炎症を悪化させるのだといいます。
きれいな肌にしたくてゴシゴシと頻繁に洗顔をしすぎるのも実は逆効果なのだとか。洗顔をしすぎると必要な皮脂まで落としてしまい、そのためにそれを補おうと皮脂分泌が過剰になるのです。また古い角質だけではなく新しい角質も落とすことになり、肌荒れにつながってしまうらしいです。きれいなお肌を保つために洗顔は大切ですが、やりすぎはNGだと思ってください。
実はクレーター状のニキビ跡は自分で対処するのが難しいといわれています。クレーターは、表皮のようには再生できない真皮が破壊されているのだといいます。この場合は医師へ相談するのが一番望ましいでしょう。
少しでも目立たなくしたい方はピーリング効果のある石鹸使うことで対処できます。古い角質を取り除き新しい角質を形成することができるので、ニキビ跡が多少はマシになるといわれています。
間違った対処は禁物
ニキビができた際、間違った対処をして取り返しのつかないことにならないようにする必要があることがわかりましたね。ニキビ跡を残さないためには何よりもお肌のターンオーバーを正常に行うことが欠かせません。そのために食生活や睡眠、そして適度な運動をすることに心がけましょう。