スキンケアだけではたるみケアは不十分！だから改善が難しい…
たるみの原因はさまざま。乾燥や紫外線からのダメージ、表情筋の衰えに栄養バランス、生活習慣までもが影響してくるのですから、ただスキンケアで工夫したくらいでは効果的な改善は見込めません。
外からのケアだけでなく、中からのケアも行い、肌の機能を回復させる必要があると言えるでしょう。複合的なケアが必要になるので、たるみの解消が難しいとされているんです。
たるみの主な原因
たくさんの要因によって起こる「たるみ」。主な原因には次の2つが挙げられます。
- コラーゲンの減少
- 筋力の低下
年齢を重ねるごとに、コラーゲンなどの肌を構成する成分が少なくなっていきます。コラーゲンは皮膚を支える大切な成分ですから、肌を支えられなくなるのですから、ハリ・弾力が失われてしまいます。
また、栄養バランスや生活習慣、喫煙、紫外線、乾燥など…加齢だけでなく、多く要因がコラーゲン減少に影響しています。
「筋肉のたるみ」とも言えますが、年齢とともに筋肉も老化していきます。顔の筋肉（表情筋）は、7割程度しか使われていないとも言われています。そのため、表情筋は衰えやすく、たるみの原因になりやすいのです。
プロの力を借りるという方法
自分ではどうにもできない場合には、美容外科や美容皮膚科などで治療を受けるという方法もあります。
「治療」というだけで、整形手術のような大掛かりな外科治療をイメージしてしまうかもしれません。でも、エステでトリートメントを受けるような感覚で受けられる治療も多く、思っている以上に手軽で抜群の効果が得られるんです。
実はたくさんの人が、たるみの治療を受けています。セルフケアの効果が現れない…と言う人は、検討してみてはいかがでしょう？？
たるみ治療の種類は多数！自分に合った治療方法を選んで。
たるみを改善できる治療はたくさんあります。たるみの原因はさまざまですから、自分の原因・症状に合った治療方法を選ぶことが大切でしょう。
新しい治療方法につい魅かれてしまいがちですが、医師と相談して自分のたるみ治療に最も効果的な方法を選ぶ必要があるでしょう。
また、美容医療で多く行われている治療にレーザーを使った治療がありますが、「レーザー」と言っても、たくさんの種類があります。作用する深さなどに違いがあり、効果にも違いがありますから、レーザー治療だからと言って全てを同じように認識してはいけません。
サーマクール
高周波（ラジオ波）を使用する治療方法で、たるみ解消や肌の引き締めなどに効果がります。日本では10年以上前に導入されましたが、改良が続けられていて高い効果が得られる治療方法とされています。
サーマクールでのたるみ治療は、皮膚の深い層まで作用し、皮膚の奥から引き締めてたるみを解消します。痛みが少なく、治療後に肌にキズができないというのも特徴です。
ウルセラ
密度の高い超音波で肌の奥にある表在性筋膜（筋肉）を引き締めます。従来は、皮膚の深い部分まで作用させることができず、筋膜の引き締めにはメスを使用するしかなかったそうです。そのため、ウルセラは切らないフェイスリフトとも呼ばれているとか。
ダウンタイムもなく、徐々にたるみを解消できる（治療後1～2ヵ月で治療効果が現れる）ので、「バレたくない」という人に特におすすめ。また、治療は1回30分程度、たった1回の治療で効果が現れるのもうれしい。
ＹＡGレーザー
ヤグレーザー（ジェネシス）は、皮膚の浅い部分を引き締めて肌のハリを取り戻し、コラーゲンを増殖するので、たるみ改善だけでなく、肌機能向上効果が得られます。
クリニックによっては、タイタンなどの他のレーザーと組み合わせて治療することもあります。
また、ヤグレーザーには毛穴の引き締めやシワなどにも効果があります。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸はもともと人間の体にある成分ですが、年齢を重ねるにつれて、コラーゲン同様減少してしまう成分でもあります。また、ヒアルロン酸は保水性が高く、ハリのあるみずみずしい肌を作ってくれます。
ヒアルロン酸を注射することで、肌にハリ・弾力が戻り、たるみを解消することができます。たるみが原因のほうれい線やシワを消すこともできるので、高い若返り効果が得られるでしょう。