借金地獄に陥らないための大事な6つのこと|トピックスファロー

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2012年6月21日
借金地獄に陥らないための大事な6つのこと

軽い気持ちで借りたお金がみるみるうちに膨れ上がって返済不能額になってしまう…これはフィクションだけの話ではなく、現実にも起こりうることなのです。多重債務や債務超過に陥らないようにするには、借金と上手に付き合う術を身につけなければなりません。

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借金地獄に嵌らないために重要なこと

A社に返済する為にB社から借り入れ、B社に返済する為C社から借り入れ…という自転車操業で複数の金融業者から借金を繰り返す多重債務、毎月の返済総額が収入を上回っている債務超過。
返しても返しても終わらない借金との付き合い…まさに借金地獄です。

そして借金地獄への入り口は、日常生活のほんのすぐ傍で口を開いているのです。借金地獄に嵌らないためにはどのようなことに気をつけるべきでしょうか?

自分の収入と支出を把握する

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借金地獄に陥っている人の中には、金銭感覚がルーズすぎるという人がいるものです。
お金はあればあるだけ使ってしまう、無ければ人に借りるか業者から借りる、金は天下の回り物、キャッシングカードは無限にお金が出てくる魔法のカード…そんな調子で気軽に借金を重ねてしまうのです。

借金地獄から逃れる為の第一の心得は、「自分の毎月の収入と支出を正確に把握する」ことです。
月給は手取りでいくらか、月給以外の定収入はあるか、毎月の家賃・光熱費・公共料金はいくら支払っているか、食費はどのくらいか…と、家計簿をつけることで金銭感覚を養うのです。

自分の毎月の収入と支出を洗い出せば、無駄な出費が見えてきたり借金しなくても余裕があることに気が付いたりするはずです。

本当にその借金は必要なのかを考える

昔は「借金をする」ということはそれこそ人生を賭けるくらいの勢いと覚悟が必要な重大事でしたが、今は本当に気軽に消費者金融などからお金を借りることが出来ます。
しかし、キャッシングした後でよく考えたら別に借りる必要はなかったという経験をした人は意外と多いのではないですか?

気軽に出来る少額の借金も積もり積もれば多重債務や債務超過の原因になります。だからこそ、ATMの前に立つ前に「今借りようとしているお金は本当に必要なものなのか?」と自問して踏みとどまるようにしましょう。

「万が一の時に備えて溜めていた貯金を取り崩せば確保できるのではないか?」「今お金が必要になっているのは本当に『万が一の時』だからなのか?」「見栄を張ってお金があるように見せたいだけではないか?」
…というように、「自分が借金しようとしている」ことを自己否定していき、反論できるかを自分の中で確かめてみましょう。反論できなければ、それは差し迫った必要性がない借金だということなのです。

借りる前に返済スケジュールを立てる

借金の怖さの一つは、返済が長引けばその分だけ利息が付いて借入残高がどんどん増えていくということです。
そして返済を続けていればまた借り入れできるようになるので、また借金をして残高が増えて…という繰り返しに陥ってしまう人も少なくないのです。

纏まった額でなくても借金をする時は、「毎月○円返済して、何時完済する」という目標を立てて返済スケジュールを組むようにしましょう。
スケジュールといっても実現困難なものではなく、大雑把な目安で構いません。
自分が今いくら借り入れをしていて、現在の返済額では完済するまで何年何ヶ月掛かるかを視覚化することで返済しようとする意識を高めることに繋がるのです。

自分の収支から借り入れ限界を知る

多くの人は「自分なら返済出来る」と思っているからこそ、借金やローンでの買物に踏み切るものです。自分に自信がある、または自分の収入に自信があるからこその決断といえます。
しかし、長引く不景気で何時大企業が倒産してもおかしくないこのご時勢では、いつリストラや会社倒産で収入が断ち切られるか分かったものでは有りません。

これは自分の収入と支出を把握していることが前提になりますが、自分の年収なら幾らまでなら借金出来るか、毎月の返済は何円までなら家計に支障をきたさないのかなどの「借り入れの限界」を見極めておくことが大事です。
借り入れ限界が分からないまま、安易に借り入れと返済を繰り返すのは債務超過を引き起こす原因になるのです。

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複数の金融業者から借りない

複数の金融業者に借金がある多重債務は、「借金の返済のために借金する」という自転車操業が原因となって起こります。
「借金しなければ返せない借金」の時点で債務超過に陥っているのに、「借金を返す為に借金する」という悪手を重ねてしまっているというわけです。

多重債務状態に陥らないためには、当たり前のことですが複数の業者から並行して借金しないことが大事です。
自転車操業で借金返済を行なう前に、行政書士や弁護士に依頼して借り入れ先である金融業者と返済についての相談を行ない、無理の無い返済プランを作ったほうが安全です。

臨時収入は返済にまわす

親戚からの贈り物や懸賞、宝くじなどで思わぬ臨時収入が舞い込んだとき、あなたは何に使っていますか?
遊びや贅沢などに使うという人は、借金地獄に陥りやすい傾向があります。

思わぬ臨時収入があったら、返済の前倒しなどに使うように心掛けましょう。臨時収入を遊興費などで散財していると金銭感覚が鈍り、借金を増やす引き金となってしまうのです。

著者:伊藤義雄

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書きたいものがありすぎて書かせてもらっているライターです。趣味は鉄道旅行、写真を撮ることもあるが実際に乗車して車両の個性を体験したいタイプ。尊敬する人は宮脇俊三さん。目標は全国鉄道制覇