「ピアノの先生」になるための必見情報!ピアノ講師就職のための資格まとめ|トピックスファロー

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2013年11月11日
「ピアノの先生」になるための必見情報!ピアノ講師就職のための資格まとめ

お稽古の定番ともいえるピアノ。子どもの頃から習っているから好きという人もいるかと思います。好きな事を仕事にするのも、就職先の選び方の1つです。今回は、ピアノ講師として働くために必要な資格や能力についてまとめました。

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ピアノ教室の先生になろう!

ピアノを教える「ピアノ講師」になるための手段の1つが、教室に就職or教室を開業してピアノを教える方法です。
個人でピアノ教室を開いてピアノ講師になるためには、何か必要な資格があるのでしょうか。
こちらでは、ピアノ講師になるための資格についてまとめました。

ピアノ講師になるための資格

ピアノスクールで音楽を教えるためには、これと言った資格を取得する必要はありません。
しかし、ピアノ教室、特に音楽メーカーが主催するピアノ教室の場合、場所によってはそのメーカー指定or独自の資格取得をしなくてはいけない場合があります。
そこで、今回は一部楽器メーカーを取り上げ、そこでピアノ講師として働くための資格についてまとめました。

YAMAHA

YAMAHAのイメージ

photo by MIKI Yoshihito on flickr

ヤマハの音楽教室でピアノを教えたいなら、「システム講師」や「音楽レッスン講師」に応募することになります。
また、自分の教室に「YAMAHA」の看板を掲げてピアノを教えていく場合は、「PSTA指導者」の登録が必要です。

ヤマハには、「ヤマハグレード」という、ヤマハが行っている音楽学習者・音楽指導者向けの資格があります。
1967年に制定され、世界40ヶ国で試験が行われるなど、実績のある資格です。

ヤマハでピアノ講師として働く場合は、このヤマハグレードが必要になります。
例えば、「システム講師」のうち、システム講師経験者が応募する「再稼働試験」は、ヤマハ音楽能力検定(ヤマハグレード)トリプル5級、または4級以上の取得が条件になります。

また、通常募集の場合も、レッスン担当生徒数のほか、グレードに基づいて給料が支払われるなど、取得することで、待遇アップを狙うことが出来ます。
詳しい要件については、各試験の募集要項で確認しましょう。

参考URL
ヤマハ音楽教育システム講師募集
講師募集 ヤマハ大人の音楽レッスン講師
指導者になりませんか – PSTA
ヤマハグレード – ヤマハ音楽振興会

KAWAI

KAWAIのイメージ

photo by Kevin Dooley on flickr

カワイの音楽教室でピアノを教えるためには、以下の条件のいずれかを満たしている人のみ受験資格が与えられます。

また、子どものコースの場合、カワイ独自の音楽資格「カワイグレード認定制度」の6級以上(旧ライセンスグレードD以上)を取得している人は、いくつかの科目を免除してもらうことが可能です。

子どものコース
  • 音楽大学・音楽短期大学、大学・短期大学の音楽課程を専攻し、卒業及び卒業見込みがある者
  • 保育・幼児教育・初等教育系の大学・短期大学を卒業及び卒業見込みがある者
  • 上記と同程度の実力をもち、カワイ音楽教育システムによるレッスンが行える能力を持つ者
おとなのコース
  • ロック・ピップス・ジャズなど幅広い音楽知識・音楽指導の熱意を持っている者

参考URL
募集要項 – カワイ音楽教室
カワイグレード認定制度のご案内

Roland

主に電子楽器で有名なローランドでは、幼児科やピアノ科、オルガン科、コンピューター・ミュージック科など、ローランド・ミュージック・スクールの講師を募集しています。

そのうちのピアノ科は「ベーシックコース」「アドバンスコース」「クラシックピアノコース」の3コースの他、講師資格が「R5」から「R1」まで5段階あり、それぞれ指導できる範囲が変わってきます。

Roland指導範囲表

著者:佐久間和夫

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WEBライターです。型にはまらず様々な情報を発信していきます。好きなものは酒、おつまみ、自転車。