長期に渡れば高額の節約に
皆さんは、生命保険の保険料を1円でも抑えたいと、思っていませんか?
「どうせ大した差がないから別に……」なんて、思っていませんか?
たしかに、毎月の金額でみると、大した金額ではないかもしれません。
しかし、保険料と言うのは何年、何十年と払い続けるものです。
毎月に差がなくても、それが積み重なると、とんでもない差になるのです。
なので、少ない額でも保険料を節約するのは、意味のあることなのです。
一生付き合っていく生命保険の保険料を節約し、今後の人生に備えましょう。
保険料節約術
生命保険の見直し
当然ながら、生命保険は加入した数ほど、保険料がかかります。
しかしながら、その中には一生お世話にならない保険と言うのも出てきます。
それらを見極めることで、最低限の保険に加入し、保険料を節約する
見直しポイント
- 保障額・・・不要な特約はついていないか、など
- 保障期間・・・保障してもらいたい期間と実際の保障期間にズレはないか、など
- 保険料・・・現在の収入に見合った保険料か、など
- 保険料払込期間・・・期間が短すぎないか、など
- 解約返戻金・・・支払われる解約返戻金はいくらぐらいか、など
- 受取人や被保険者・・・保険金の受取人を間違えていないか、など
また、保険料を支払う際は、一括払いや年払いなどの、まとめ払いで支払いを行うと、月払いよりも保険料が割引される場合があります。
月々の負担を減らしたい場合は月払い、保険料総支払額を減らしたい場合はまとめ払い、と言う風に分けて考えると良いでしょう。
保険料の割引
保険会社によっては、自身の健康状態などによって、保険料を割引する制度が存在します。
その制度を有効活用して、保険料を節約しましょう。
健康体割引
主に、死亡保険に絡んだ割引です。優良体割引などの呼び方もされ、会社によってシステムに多少の差があります。
基本的な形としては、被保険者の健康状態を
- 標準体
- 健康体(喫煙問わず)
- 非喫煙標準体
- 非喫煙健康体
の4種類に区分され、状態によって割引が適用されるシステムです。 下にあるほど良い状態とされ割引額も増え、場合によっては半額以上の割引もあるようです。
ゴールド免許割引
事故を起こさない優良ドライバー=リスクの少ないドライバーとみなし、保険料を割り引いてくれる会社も存在します。
ゴールド免許割引とは、ゴールド免許証を持っていると割引される制度で、3%から10%の割引が見込めます。
また、ゴールド免許でなくても、12等級以上の自動車保険に加入していれば、同じように割引を受けることが出来ます。
団体割引
団体保険に加入したり、団体扱いとなることで、保険料の割引を受けられる場合があります。
団体保険は1年更新と短い期間ですが、安い保険で保障を受けることが出来ます。
給与天引きを利用した割引なので、月払いで保険料を払って行きたいという人は、一考の価値ありです。
ネット生保を利用する
ネット上で生命保険を販売する会社を、ネット生保と呼びます。
ネット生保は、ネット上での販売に特化しており、運営コストをカットしているため、保険料が安くなっている所が多いです。
保険料を安くしたい場合は、ネット生保を利用するのもありでしょう。
節約は良いことばかりではない
これらの方法を使えば、保険料を安く抑えることは可能でしょう。
しかし、保険料の節約は、良いことばかりではありません。
生命保険の特約をカットすれば当然、その特約の保障を受けることはできません。
安いと言われているネット生保でも、入りたいプランがなかったり、プラン次第では、既存の生命保険より高くつく場合もあります。
節約する際は、本当に利用しても大丈夫なのか、節約しても大丈夫なのか、専門家のアドバイスを受け、慎重に節約していきましょう。