審美歯科の治療を受ける前に
最近、歯の美しさにもこだわりたい！と、審美歯科の治療を受ける人が増えています。キレイで健康的な歯にしてくれる審美治療は年々、その技術が向上して注目の歯科医療分野となっているのです。
ですが、歯を白くキレイに見せるためには、そもそもスムーズに治療が行えるように、口内が健康な状態でなければいけません。審美歯科に行って歯を見てもらったら、審美治療を受けられるような状態ではなかった・・・そんなことにならないように気をつけましょう。
１．虫歯や歯周病をチェック！
審美歯科の治療を受けに行く前に、まず虫歯や歯周病になっていないかどうかのチェックを忘れないようにしましょう。症状が見られる場合には、虫歯・歯周病の治療を優先させてください。
虫歯
歯が黒くなっていたり、痛みがあったり、水がしみたりすることがあれば虫歯かもしれません。
初期段階では気づかないこともありますが、そのまま審美歯科で治療を行ってしまうことがないように注意が必要です。症状が軽いうちに虫歯治療を済ませれば、早く審美治療に移ることができますよ。
歯周病
日本では、約8割の人が歯周病にかかっていると言われています。虫歯同様、歯周病のチェックも不可欠です。引き締まった歯茎ではなくブヨブヨしていたり、歯が抜け落ちてしまう・・・そんな症状があれば、歯周病が疑われます。歯をキレイに見せるどころか、歯を失ってしまう事態を避けるためにも一度一般の歯医者で診てもらいましょう。
２．噛み合わせも重要！
虫歯や歯周病などが原因で、噛み合わせが悪くなることもありますし、元々歯並びが悪くて正常な噛み合わせになっていない場合もあります。審美歯科の治療ただ単に歯を白くしただけで、噛み合わせが悪いまま放置していると、いずれ歯はボロボロになってしまうでしょう。
歯がデコボコになっていたり、受け口や反っ歯などで日頃から悩んでいる人は、歯並び・噛み合わせについても、歯医者できちんとチェックしてもらうことをオススメします。
審美歯科によっては、噛み合わせの治療をしてくれるところがあるので調べてみると良いですよ。
３．カウンセリングをしっかり受ける
審美歯科の治療を受ける際には、歯の状態チェックのほか、事前カウンセリングをしっかりと受けられるクリニックを選ぶことが重要です。
審美歯科の多くは、無料でカウンセリングを行っていて、医師が直接歯に関する悩みを聞き、それに合った治療法を決めます。このカウンセリングで、しっかりとこちらの希望を聞き入れて、その上で良い理療法を提案し、費用の説明なども丁寧にしてくれる審美歯科を選びたいものですね。インターネット上のクチコミ情報などを参考にしながら、慎重に選びましょう。
審美歯科での治療は、「歯」という大事な部分に関わるので、「自分が信頼できるかどうか」が選ぶ際の一番のポイントになります。