これがネット通販で起こる6大トラブルだ!詐欺・ネットトラブル|トピックスファロー

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2012年12月21日
これがネット通販で起こる6大トラブルだ!詐欺・ネットトラブル

家に居ながらにして買い物が出来るネット通販は非常に便利ですが、店頭で現物を見て売買を行うわけではないので、悪意を持った人物に付け入る隙を与えてしまうのがデメリットです。ネット通販ではどのようなトラブルが続発しているのでしょうか?

WEBライター
  

便利さは両刃の剣。ネット通販で起こるトラブルとは?

ネットの無い時代を思い返せば、今のネット通販全盛の時代は言葉に出来ないほど便利になったものです。ネットの無い時代は通販と言えばテレビショッピングか少年誌の裏表紙などに掲載されている通販広告で、商品の質は店頭売りの商品とは比べ物にならないのが当たり前だったものです。
しかし、今のネット通販は違います。家電量販店や専門店で売られているような商品が当たり前のように取り扱われているため、わざわざ都市部に遠出しなくても自由に買い物ができます。
その便利さたるや、一言で言い尽くせぬほどですが便利さの裏にある不便さもまた一言で言い尽くせぬほどに大きくなっているのです。

ネット通販でのトラブルは年々増加中

日本の通信販売の業界団体である社団法人・日本通信販売協会によれば2011年度の通信販売についての総相談件数は5335件で、そのうちの66.1%がインターネットを通じた通信販売による物となっています。しかも、ネット通販に関する相談件数は前年比で15.7%の増加となっており、相談に至るトラブルの増加が年々進行していることが分かります。

また、携帯電話・スマートフォンによるモバイル媒体での通販に関する相談件数も前年度から23.1%増加しており、ネットを介する通販でのトラブル増加はとどまるところを知りません。

現物を見られないが故のトラブル

ネット通販はどんな商品でも扱っていますが、画面上で見られる商品画像と説明文だけが商品の存在を証明するものであるため、買って手元に届くまでは商品が説明通りのものであるかを確認することが出来ません。
つまり、通販業者に悪意があれば説明用の画像とは全く違う商品を発送しても「説明通りの商品である」と言い抜けることが出来てしまうのです。

実際、業者側にだますつもりはなくても現物を直に手に取ってみるのと、写真画像で見るのとでは光の当たり方や撮る角度などで目立つ傷が見えなくなったり、色が違って見えたりすることは多々あります。このように悪意はなくても行き違いでトラブルになる可能性が大きいのがネット通販の難点なのです。

返品できないトラブル

ネット通販におけるトラブルの第一位は「商品の返品・交換」です。今は2009年の特定商取引法の改正によってネット通販では返品できない旨を記載してないと返品不可には出来ないことになっていますが、改正前は記載がなくても返品不可が原則になっているサイトが多かったため、返品でのトラブルが多発していたのです。

法改正が施行された現在でも、ネット通販での返品はトラブルを引き起こしやすい原因です。返品についての記載がなければ商品到着後8日以内の間に送料を購入者負担で返品することはできるのですが、逆に「返品不可」とサイトに記載されている場合、返品自体が出来なくなってしまうのです。

偽物を掴まされるトラブル

ネット通販がなかった時代、高級ブランド品を買うには東京などの大都市で直営店や代理業者に行って購入するか、海外旅行先で購入するといった方法を取らなければならないものでした。
しかし、現代ではネット通販でも高級ブランド品を家に居ながらにして買うことが出来るため、高級ブランド品の希少性はどんどん低下しているといえます。

このような高級ブランド品には、必ずと言っていいほどコピー品が出回っていて本物と思って購入してしまうケースは少なくありませんコピー品を掴まされることは店頭購入でも少なからずあるため、ネット通販ではどれほどになるのか見当もつかないほどです。
しかも、ブランドコピー品の精巧さは年々向上する一方で、専門家でも見分けがつかないコピー品さえあるくらいです。

業者と連絡がつかないトラブル

ネット通販を行うネットショッピングサイトは、その気になれば明日からでも始められるくらいに今はパッケージ化が進んでいます。ネット通販の利点は実店舗を持っていなくても運営できるので、昨日まで素人だった人でも経営資金と商品の仕入れ先が確保できれば、すぐに小売業者になれるというわけです。

逆に言えば、ネットショッピングサイトはすぐに立ち上げられてすぐに撤収できるから商品を売り切った後に店じまいして、商品へのクレームの一切を無視することさえ可能になるのです。
このように悪意の有無はともかく、ネット通販から業者が撤退してしまって返品や交換、再購入などが出来なくなるトラブルも少なくないのです。

商品未着のトラブル

ネット通販は店頭購入のように、お金と引き換えに商品が即座に手に入るというわけではなく口座振り込みやクレジットカード、商品代引きなどを利用して入金が確認された時点で商品の発送が行われるスタイルになっています。
そのため、入金をしたのに商品が届かないという未着に関するトラブルが起こりやすいこともネット通販におけるトラブルの一つとなっています。
しかし、商品未着が業者側の故意ではなく運送会社側の責任によるものであるケースも少なくないため、一概に業者が悪いと言えないのが商品未着トラブルの悩ましいところです。

安い商品の品質に関するトラブル

昔から「安かろう悪かろう」と言って、値段が安いものは品質や日持ちなどが良くないものであるといわれてきたものです。だからこそ、長く使おうとするなら安いものよりも少しくらい値が張るものを選ぶというのが粋であると考えられてきたのです。

しかし、ネット通販では折からのデフレの影響もあって店頭購入よりも安く買えることが売りになっている側面があります。そのため、「安いからと飛びついた商品の品質が悪くてすぐに使いものにならなくなった」というようなトラブルも少なくないのが現状です。
安さは大事ですが、安いことにはそれなりの理由があるということをしっかりと肝に銘じておかなければ通販で損することに繋がりかねないのです。

著者:佐久間和夫

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WEBライターです。型にはまらず様々な情報を発信していきます。好きなものは酒、おつまみ、自転車。