
スーツの3大スタイルとは?
日本語の「背広」の語源になっているともいわれる、イギリスのロンドンにあるサヴィル・ロウ(Savile Row)で19世紀に生まれたスーツは、その後、アメリカやヨーロッパ諸国に伝わり、独自のスタイルを確立していきました。
その後、さまざまなスタイルが流行する中で、「ブリティッシュスタイル」「クラシコイタリア」「アメリカントラディショナル」の3つのスタイルが、スーツのスタンダードデザインとして支持を集めるようになったのです。 ここでは、それらの3つのスタイルについて、簡単にご紹介します。
ブリティッシュタイプ
体のラインに沿ってシェイプされたウエストと、かっちりとしたショルダーラインが特徴です。それらによって胸の厚みが強調されることで、男性的なたくましいシルエットが演出されるのです。
このスタイルには、ネイビーやダークグレーなどのシックな色や、イギリスらしいグレンチェックやウィンドーペーンなどの柄がマッチします。
もちろん足元も、ブリティッシュスタイルで決めたいもの。オーソドックスな紐靴のオックスフォードシューズなら、スーツとのバランスもばっちりです。
クラシコイタリア
ボリュームを抑えたショルダーラインと、ジャストサイズの軽やかなシルエットが特徴です。柔らかい素材がボディラインにフィットすることにより、エレガントでセクシーな雰囲気を演出します。
「アズーロ エ マローネ(青色と茶色)」という言葉あるように、イタリアでは、明るい青と茶色のコーディネイトは鉄板とされています。明るめの青色のスーツに、同系色のネクタイ、そしてはベルトと靴を茶色に統一するだけで、イタリアらしいスタイルになるのです。
アメリカントラディショナル
ブリティッシュタイプとは対照的な、I型のストレートなウエストと、自然なショルダーラインが特徴です。ゆったりとしたシルエットで、動きやすくて機能的。アメリカ東部が発祥のアイビーファッションの影響を受けているといわれています。
そのため、ビジネスシーンではちょっとカジュアルかな?と思われるボタンダウンシャツに、レジメンタルストライプのネクタイを合わせる、というコーディネイトが定番となっているのです。
