URライト(定期借家)という制度がある
UR都市機構の主な概要はこちらで説明がされているので、省略する。
格安で高品質なUR物件は東京生活におすすめです!
http://tokyochintai-g.net/ur-housing-quality-at-a-bargain-price.html
礼金や更新料が不要でお得だが、家賃相場は決して安いとは言えない。 例えば都心部になると1Kでも14万以上のお値段だ。仕事がら電車が終電間際になったり、多忙故にどうしても都心部に住みたい人もいるだろう。 そんな人にオススメするのがURライト(定期借家)という制度だ。 契約更新がない、つまり入居期間が決められているために家賃が半額になるのだという。入居時に契約期間が2年となっていれば、2年間はそのお値段で住めるのだ。
定期建物賃貸借契約(定期借家契約)
・契約期間が定められています。
(団地及び住宅によって契約期間の満了日は異なります。)
・契約期間の満了により、賃貸借契約は更新されることなく確定的に終了します。
・契約期間の満了日までに住宅を明渡していただくことになります。
http://www.ur-net.go.jp/chubu/teishaku/about_teishaku.html
(なぜか詳しい案内が中部エリアにしかなくてここを掲載。関東エリアに詳しい記載はなく、窓口のパンフレットを御覧くださいとある)
契約期間が決まっているので借りる前に計画を立てよう
家賃の安さは、契約満了日には退去しなければならないという縛りがあるせいだ。
一応、満了日の6ヶ月前までには通知はくるが、そこで慌てて新居を探すよりも、URライト(定期借家)に募集する前に計画を立てておいたほうがいいだろう。
状況によっては満了後も新たに契約を締結し、継続して入居が可能となる場合もあるようだ。
とは言っても油断はせず、あくまでも一時的な仮住まいとみておこう。
さっそく応募してみる
まずはインターネットで検索してみる。イマイチ空室状況がわからないので、UR八重洲営業センター(03-3271-0611)に直接問い合わせてみた。
「はい!!」と元気の良いおばちゃんが対応してくれた。
住みたい地区を伝えてから、ライトで探していますと言うと「うーん」と元気の良い受付のおばちゃんの声が曇る。
まず、第一声が「難しいですね」だった。
人気物件なのでかなり競争率が激しいらしい。中には朝、昼、営業時間の終わり寸前の計3回、毎日問い合わせてくる強者もいるようだ。
頭のなかで予定を考えてみた。問い合わせの受付時間開始が9時30分からなので、この時間は会社のトイレに毎日こもって問い合わせる。昼休みにも問い合わせる。受付時間の終わりが19時だから、電車を一本遅らせて電話をする。まてよ、外で電話をするのだからスマホ代かかるよね・・・と悶々としてしまった。
意気消沈したのが伝わったのか、おばちゃんは電話を切る前に「がんばってね!」とエールをくれた。
まとめ
- URライト(定期借家)という制度がある。
- 家賃は通常の半分程度。
- 契約期間が決まっていて、契約更新がない。
- 満了日には必ず退去しなければならない。
- 条件によっては新たに契約を締結して、継続して住める場合もある。
- あくまで仮住まいとしておく。
- 競争率が高いので、マメに電話をできる人は頑張ってみよう。
筆者はマメな人間ではないので、ちょっと諦めている。