脂肪吸引は、効果だけでなくリスクも理解しよう
楽してスリムになれそう、でも副作用がありそうで怖い。
良い意味でも悪い意味でもドキッとしてしまうダイエット法といえば、脂肪吸引です。
ネットやチラシ広告などを見て、人知れずやってみたい…と思った方も多いのではないでしょうか。
脂肪吸引とは、カニューレという特殊な管を体に入れて脂肪を吸引し、痩身をはかる技術のことです。
できる場所はお腹まわり・お尻・二の腕・太もも・ふくらはぎなど脂肪の多い場所ですが、顔の脂肪吸引を行っているクリニックもたくさんあります。
辛い食事制限や運動なしで痩せられるわけですから、そういった意味では最高のダイエット法です。
しかし施術を受けるにあたっては、色々と知っておかなければならないことがあります。どの程度痩せられるのか、万が一失敗した場合はどんな害があるのか等々。
脂肪吸引はその効果を期待するだけでなく、リスクも十分に理解した上で受けることが大切です。
最新の脂肪吸引機器・ベイザーはこんなに優秀!
脂肪吸引に用いられる機械は、どんどん体にかかる負担の少ない安全なものへと進化しています。
体内式超音波→体外式超音波→ベイザーといった具合です。(それぞれ第一世代超音波、第二世代超音波、第三世代超音波と呼ばれることもあります)
なかでも最新の脂肪吸引機器であるベイザーは、たいへん優れた性能を有しています。
そのメカニズムは、カニューレの先から放射されるベイザー波によって脂肪を遊離させ、周りの組織を傷つけることなく脂肪吸引を行うというものです。
従来の機器と比べて皮下脂肪の吸引率が約20%もアップされた上に、難しい浅層の脂肪を取り除くことも可能です。さらには皮膚のたるみを防ぐ、火傷や炎症が起きないといったメリットもあり、実に優秀です。
ベイザーよりやや前に登場したボディジェット脂肪吸引も好評ですが、より多くの皮下脂肪を除去できるという点においては、ベイザーが勝利しています。
失敗は機械のせいではなく人間のせいです
ベイザーは大変優れた脂肪吸引機器ですが、失敗やリスクが全くないというわけではありません。
その証拠に、施術後にお尻が垂れてしまった、アンバランスな体つきになってしまった、凸凹ができてしまった等の失敗例が少なからず報告されています。
しかし決してベイザーに欠陥があるわけではありません。
失敗の多くは、ベイザーを扱う医師の技術力不足が原因です。いくら高性能の機器を完備していても、それを扱う人間の腕が伴わなかったら、良い結果を出すことはできないのです。
ベイザーを受ける際は、失敗を避けるために機械の性能だけでなく医師の技術力にも注目してください。ただ免許を持っているだけでは不十分ですから、以下の3点についてもよく確認しましょう。
- 事前カウンセリングが丁寧である
- ベイザー歴が長く、経験豊富である
- デザインセンスがある
『ベイザー4D彫刻』の有無も目安にしよう
最後の項目は一体なぜ??という感じですが、実は脂肪吸引において重要な要素です。
なぜなら脂肪吸引は、ただ皮下脂肪をたくさん除去できればいいというものではなく、全体のバランスを考えて行うことも大切だからです。
例えばお尻が大きいのに、太ももが細すぎたらアンバランスな体型になってしまいますよね?
他の箇所と大差ができないように、吸引量や範囲を考えて施術を行い、傍から見ても自然な仕上がりにする。これが実現するかどうかは、医師のデザインセンスにかかっているのです。
もし判断がつかなければ、美容外科のホームページなどで実際の症例写真を見てみましょう。
自然な仕上がりと感じたらポイントが高いです。また世界最高峰の技術とされている『ベイザー4D彫刻』の免許の有無も、医師えらびの目安となりますから、ぜひ覚えておいてください。