真面目な人ほど、ウツ症状になりやすいといわれています。
「~しなければならない」と頑張る人よりも、「まあ、いっか…」と自分に甘い人の方が心の病にならないなんて、理不尽だと思っている人もいるかもしれません。
でも、それは違います。
心の病は実は登山と同じなんです。
登山をなめてかかると、遭難という恐ろしい目に遭ってしまいます。
でも、ちゃんと山のことを知って準備を整えて体力も付けて登山に臨めば、素晴らしい景色と達成感があなたを迎えてくれます。
ウツだってちゃんと知識を持っていれば避けられ乗り越えられる病気です。
そんなの当たり前!」と思うのが普通の考え方でしょう。
だから、「会社行きたくないな」「何だか何にもしたくないな」というようなモチベーションが下がった時でも、自分を叱咤激励し普通はがんばります。
そのうちなんとかなる、なんて思います。
でも、トイレ休憩やランチの時、ふと窓を見た時などの集中力が切れた瞬間、「心が疲れたな~」と思っている自分に気付きます。
そんなふうに思った自分に驚くでしょう。
さらに、休み時間にボーっとしていて同僚の話を聞いていなかったりすることもでてくるでしょう。
でも、真面目な人やがんばり屋さんは、そんな自分の心の声は無視してしまうのです。
どんなに身体が重くても「○○(自分の名前)がんばれ!!」と自分を励まし、心の中で必死に頑張る人がほとんどでしょう。
しかし、その時点でもう限界だと思いましょう。
とにかくこのような、本人の納得できない理不尽な状況を我慢する環境が続くと、無意識のうちにストレスがたまって、「心が耐えられなくなっているよ」というサインを身体が出してくるのです。
この身体に出る症状は、怠け病・さぼり病と本人さえ思いがちですが、心の異変の後に起こる身体の異変だけは自分でも見逃さないようにして、自分のストレスの原因と対処を考えなければなりません。
このまま放っておくと、重篤なウツ症状に陥ってしまいます。
実はウツの人ほど案外気付いていないことが多いのです。
ウツなるのは「NO」と言えない、「反論できない」大人しい優しい人に多いのです。
だから、「え?」と思ったことがあったら、どんなに小さなことでもノートに書いてみましょう。
また、会社でも圧力や重圧のような重い空気を感じることがあるはずです。
その時の周囲の環境や言われたこともメモってみましょう。
休憩の時「何だか心が疲れた気がする」と思った場合は、その直前に起こったことをメモっておくのです。
後で読み返すと、何となくストレスの原因が見えて来るものです。
また、明確に腹が立った時は、文句をノートに書きまくりましょう。
どんな汚い言葉でも良いので、悪口・罵詈雑言何でも書いちゃうのです。
それだけでもスッキリしますよ。
とにかく、不満を発散することが大切です。頭で良い人を演じていても、心の中ではハラワタが煮えかえっていることがあるのです。
その自分の心の声に気付いてあげて、自分だけでも「ヨシヨシ」してあげるだけでも違います。心の声を認めストレスを発散することが大切です。
腹の立つ上司やクライアントや喧嘩中の夫を思い浮かべながらのキックボクシングは、ストレス発散にもなるそうですよ。
大声を出したり、百円ショップでたくさんの皿を買ってきて叩き割っちゃうのもストレス発散に効果的です。
ヘッドホンをして大音量のステレオで音楽を聞くのも効果的です。頭の中が音楽の音でいっぱいになるので、気分が変わるのかもしれません。
私は、全部フォルテでピアノの鍵盤を叩くように弾くか、剣道の道場に行きます。汗をかくと頭が真っ白になって私はストレスが発散できます。
カラオケもストレス発散になるという人が多いです。大きな音や思いっきり汗をかくようなスポーツはストレス発散に効果的であるようです。
ストレスの原因の出来事を忘れる楽しい時間を作ることも大切です。
仕事なら、カバーしてあげているのだと聞き流しましょう。
本当にあなたのスキルが足らないのなら、相手に言わせない位頑張ってスキルアップして「ドヤ顔」ができるくらい頑張ってみましょう。
人には、乗り越えなければならない壁があります。いじめられたおかげで「負けるか!」と頑張って昇進することもあります。
私の友人は、今や昔の胃潰瘍になった原因の先輩の上司になっています。
今では、その先輩のいじめに感謝だそうですよ。
お休みすることで体調が良くなったなら、転職を考えるのも一つの手かもしれません。
「このご時世に転職なんて!?」と思って我慢するのでしょうが、本当にウツになってしまったら、仕事どころではありません。自殺衝動に襲われることだってあるのですよ。ウツは恐ろしい病気だということを認識しましょう。
会社がウツ病での休職を認めてくれたり、さまざまな「ハラスメント」を認めて対策をとってくれる会社なら、ストレスから解放されるかもしれません。本来それが一番良い解決方法なのでしょう。 しかし、そのような会社はまだまだ少ないのが現状です。だから、ウツになる前に会社を辞める決心をして転職活動を始めてみましょう。そうするだけでも、「もう少しで辞めるんだから」という気持ちがストレスを解消してくれます。 心療内科に通って、「認知療法」という治療法で、ストレスになっている事象を受け入れ、対処する方法を一緒に考えて行く方法です。対処方法を学び、考え方・視点を変えるだけで人生楽になれます。
「~しなければならない」と頑張る人よりも、「まあ、いっか…」と自分に甘い人の方が心の病にならないなんて、理不尽だと思っている人もいるかもしれません。
でも、それは違います。
心の病は実は登山と同じなんです。
登山をなめてかかると、遭難という恐ろしい目に遭ってしまいます。
でも、ちゃんと山のことを知って準備を整えて体力も付けて登山に臨めば、素晴らしい景色と達成感があなたを迎えてくれます。
ウツだってちゃんと知識を持っていれば避けられ乗り越えられる病気です。
1.ウツの典型的な前兆
初めに起こる心の異変
「会社にはさまざまな嫌なことがいくらでもあります。そんなの当たり前!」と思うのが普通の考え方でしょう。
だから、「会社行きたくないな」「何だか何にもしたくないな」というようなモチベーションが下がった時でも、自分を叱咤激励し普通はがんばります。
そのうちなんとかなる、なんて思います。
でも、トイレ休憩やランチの時、ふと窓を見た時などの集中力が切れた瞬間、「心が疲れたな~」と思っている自分に気付きます。
そんなふうに思った自分に驚くでしょう。
さらに、休み時間にボーっとしていて同僚の話を聞いていなかったりすることもでてくるでしょう。
でも、真面目な人やがんばり屋さんは、そんな自分の心の声は無視してしまうのです。
2番目に起こる身体の前兆
「朝、起きようとすると身体の上に意思が乗っかっているような気がして身体が重く、なかなか起きられない」、そんないつもより動作が遅いような身体の症状からウツは現れ始めます。どんなに身体が重くても「○○(自分の名前)がんばれ!!」と自分を励まし、心の中で必死に頑張る人がほとんどでしょう。
しかし、その時点でもう限界だと思いましょう。
とにかくこのような、本人の納得できない理不尽な状況を我慢する環境が続くと、無意識のうちにストレスがたまって、「心が耐えられなくなっているよ」というサインを身体が出してくるのです。
この身体に出る症状は、怠け病・さぼり病と本人さえ思いがちですが、心の異変の後に起こる身体の異変だけは自分でも見逃さないようにして、自分のストレスの原因と対処を考えなければなりません。
このまま放っておくと、重篤なウツ症状に陥ってしまいます。
2.ウツの前兆に気付いたら対策を考えよう
まずは自分のストレスを見つけ、頑張っている自分を認めてあげよう
まずは、自分が何に対して一番ストレスを感じているのかを見つけましょう。実はウツの人ほど案外気付いていないことが多いのです。
ウツなるのは「NO」と言えない、「反論できない」大人しい優しい人に多いのです。
だから、「え?」と思ったことがあったら、どんなに小さなことでもノートに書いてみましょう。
また、会社でも圧力や重圧のような重い空気を感じることがあるはずです。
その時の周囲の環境や言われたこともメモってみましょう。
休憩の時「何だか心が疲れた気がする」と思った場合は、その直前に起こったことをメモっておくのです。
後で読み返すと、何となくストレスの原因が見えて来るものです。
また、明確に腹が立った時は、文句をノートに書きまくりましょう。
どんな汚い言葉でも良いので、悪口・罵詈雑言何でも書いちゃうのです。
それだけでもスッキリしますよ。
とにかく、不満を発散することが大切です。頭で良い人を演じていても、心の中ではハラワタが煮えかえっていることがあるのです。
その自分の心の声に気付いてあげて、自分だけでも「ヨシヨシ」してあげるだけでも違います。心の声を認めストレスを発散することが大切です。
ストレスの原因を認識した上でストレス発散方法
最近女性の間でダイエットと称してキックボクシングが流行っています。腹の立つ上司やクライアントや喧嘩中の夫を思い浮かべながらのキックボクシングは、ストレス発散にもなるそうですよ。
大声を出したり、百円ショップでたくさんの皿を買ってきて叩き割っちゃうのもストレス発散に効果的です。
ヘッドホンをして大音量のステレオで音楽を聞くのも効果的です。頭の中が音楽の音でいっぱいになるので、気分が変わるのかもしれません。
私は、全部フォルテでピアノの鍵盤を叩くように弾くか、剣道の道場に行きます。汗をかくと頭が真っ白になって私はストレスが発散できます。
カラオケもストレス発散になるという人が多いです。大きな音や思いっきり汗をかくようなスポーツはストレス発散に効果的であるようです。
ストレスの原因の出来事を忘れる楽しい時間を作ることも大切です。
割り切ること
割り切ることは非常に難しいのですが、人に対してのストレスなら自分が悪いのではなく、相手の性格が悪いのだと諦めましょう。仕事なら、カバーしてあげているのだと聞き流しましょう。
本当にあなたのスキルが足らないのなら、相手に言わせない位頑張ってスキルアップして「ドヤ顔」ができるくらい頑張ってみましょう。
人には、乗り越えなければならない壁があります。いじめられたおかげで「負けるか!」と頑張って昇進することもあります。
私の友人は、今や昔の胃潰瘍になった原因の先輩の上司になっています。
今では、その先輩のいじめに感謝だそうですよ。
3.限界だと思ったら休憩してみよう
でも、あらゆる努力をして、当に限界だと思ったら、数日お休みしてみましょう。お休みすることで体調が良くなったなら、転職を考えるのも一つの手かもしれません。
「このご時世に転職なんて!?」と思って我慢するのでしょうが、本当にウツになってしまったら、仕事どころではありません。自殺衝動に襲われることだってあるのですよ。ウツは恐ろしい病気だということを認識しましょう。
会社がウツ病での休職を認めてくれたり、さまざまな「ハラスメント」を認めて対策をとってくれる会社なら、ストレスから解放されるかもしれません。本来それが一番良い解決方法なのでしょう。 しかし、そのような会社はまだまだ少ないのが現状です。だから、ウツになる前に会社を辞める決心をして転職活動を始めてみましょう。そうするだけでも、「もう少しで辞めるんだから」という気持ちがストレスを解消してくれます。 心療内科に通って、「認知療法」という治療法で、ストレスになっている事象を受け入れ、対処する方法を一緒に考えて行く方法です。対処方法を学び、考え方・視点を変えるだけで人生楽になれます。