まずみんなが頼るのが美白化粧品
黒く焼いた肌をホワイトニングしてくれるいちばん手っ取り早い方法が、いわゆる美白効果をうたった化粧品を使う事です。これらの化粧品は、肌のメラニン色素を漂白してくれるというものが大半です。数ある美白専用化粧品の中でも特に優れたものになると、肌以外のものまで漂白してしまうという信じられない事実もあるんです。
実例を挙げてみましょう。畑仕事ですっかり黒く日焼けしたおばあちゃんが鏡台の前に座って一言「母ちゃんの顔の真っ黒いこと!」と言ったのを、帰省していた娘が聞いてショックを受け、「母ちゃんそんな事言わんでくんしゃい!」とボロボロ泣いたのです。
それから1か月後、コスメおたくの娘が選りすぐってチョイスした美白化粧品がおばあちゃんのもとにドン!と届いたのです。
美白の効果はすぐに現れました。しかし顔に、ではなく板の間の板に、です。
一体どういう事かというと、おばあちゃんが美白化粧水を使おうとして、鏡台の置いてある板の間にふたを開けた化粧水を置いてたところ、孫が悪ふざけして化粧水のビンを倒したそうです。そしたら倒れて化粧水のこぼれたところだけ、板の間が白くなったというではありませんか。
電話でその話を聞いた娘(私の母親)は、「やっぱり私の化粧品選びに間違いはなかった」と満足げでしたが、あまりの効能に改めて驚いたという事です。孫の私などは一歩ひいた目で見ていて、てっきりおばあちゃんのリップサービスだと思ったというくらいです。
だって、ワックスできれいに手入れしてある板の間が、いくら美白を売りにしているとはいえ化粧品で白く漂白されるなんて、にわかには信じがたい事じゃありませんか。しかし次の帰省で事は明らかになりました。 茶色い板の間の一部分だけ、確かに白くなってるのです。
この信じられない事実に基づき、おばあちゃんも娘である私の母も、せっせと顔にコットンでその美白化粧水を丹念にたたき込むのが日課となったのは言うまでもありません。
ひとビン2万5千円で白くなれるのなら安いもんだ、と言ったところでしょうか。このすさまじい効果の美白化粧水、畑仕事による日焼けで黒い顔になったおばあちゃんには絶大な効き目を現しましたが、私の母にはイマイチ効いてるのか効いてないのか微妙なところでした。
なぜでしょうか?それは私の母が化粧品の鉱物油によるかぶれでひどい色素沈着をおこして、女子顔面黒皮症だったからです。黒皮症はあなどれないですよ~。知らず知らずのうちの蓄積の結果ですから、さしもの美白化粧品も戦いに難色を示したという事でしょうね。
でも化粧品業界は日進月歩で進化し続けています。今の、日サロによる日焼けで黒くなった肌なら、相性が合えばあっという間に白肌を手に入れる事もそう難しくはないでしょう。
ただ、鉱物油焼けだけには皆さん気を付けてくださいね。今の時代にも地味に黒皮症は横行しているんですからね。自分の肌にマッチした化粧品でぜひ美肌・白肌を手に入れましょう!
果物・野菜のスライスパック
本場・韓国ではもはや当たり前の食べ物スライスパックです。私の知っている例では、きゅうりやざくろのスライスパックが有名なようです。韓国ではこれらのエキスを封じ込めたローションマスクシートを、サンプルとしてただでいくつももらえます。韓国に旅行に行った人からのお土産では、このローションマスクシートが定番中の定番ですね。
本場のスライスパックはてっとり早く美肌になれる、と大人気です。私の友人もついこの間、韓国にて体験してきましたが、その友人曰く、「継続しなけりゃ意味がない」との事で、帰国してからも継続しています。
ええ、ええ、そうですよ。韓国人のエステティシャンがやってた通りの手順で、全てセルフで行うんですから友人の美に対する意識は大変高いと思われます。そのスライスパックを施してくれる、と言うのでその友人宅に招かれて行ったことがあります。
訪ねたはいいけどスライスパックにやや躊躇している私に、友人が自らの肌にお手本としてパックしてみてくれました。その一部始終を見ての感想は、食べ物ですっかり覆われた友人の顔面がとてもマヌケに見えたことです。
本場韓国のプロのエステティシャンがスライスパックを施してるのを、テレビで見たことがありますが、とても優雅で素敵だったのに・・・。でも、そのマヌケさと引き換えに友人はみるみる美肌・白肌を獲得していってるので、スライスパックさすが!と思いました。
ただひとつ、しっかと学んだことがあります。スライスパックは誰もいないところで隠れて行うものだ、と。
これからは世の中はどんどん美白・白肌の時代にシフトチェンジしていきます。皆さん、化粧品選びに始まるお肌のお手入れは自分に合ったものを選び、良い美肌術でキレイなお肌をゲットしていきましょう!