あなたの美白化粧品の使い方、大丈夫?
シミやくすみなど肌トラブルが気になる年頃になったら、自然と手が伸びるのが美白化粧品。
色んな種類がありますが、周囲の評判の良いものや、広く知られた有名ブランドの商品ならば、信頼に値しますし高い効果を得られるとみてよいでしょう。
しかしいくら商品自体が良品でも、肝心の使い方が間違っていたら何の意味もありません。
使用頻度や使うタイミングなど、メーカー側があらかじめ定めたルールを無視したら、肌がキレイになるどころか逆にトラブルを招いてしまうからです。
美白化粧品の誤った使用例を教えますので、当てはまるものはないか一度よくチェックしてみてください。
日焼けしたらすぐに、は×
紫外線の強い日に長時間外出。帰宅したら、急いで美白化粧品でスキンケアしたくなりますよね。
気持ちは分かりますが、日焼け後すぐに使用するのは肌によくありません。
なぜなら美白成分の入っている化粧品は、刺激が強いことが多いからです。
無理に使用すると肌がボロボロになってしまいますから、炎症がおさまってから使用するようにしましょう。
目安としては、約1週間後がベストです。その間に十分肌をクールダウンさせてください。
ハイドロキシンは濃度に注意
ハイドロキシンは、シミ消しに有効な成分として有名ですよね。
とても美白力の強い成分なので、つい含有の割合が多い化粧品を選びたくなりますが、自分の肌との相性を第一に考えることが大切です。
ハイドロキシンは効き目が強力なぶん刺激も強いので、肌が丈夫でない方は特に、乾燥や炎症など副作用があらわれる可能性が高いからです。
ハイドロキシン入りの化粧品を選ぶときは、濃度をよく確かめてください。
日本で売っているものは1~5%まで、海外では5%以上のものもあります。
後者は日本人の肌に合わないことが多いので、避けたほうが無難です。
よく分からなければ、サンプルを試す・店員さんに相談するなどして失敗のないように。
他のものはつけない、はNG
美白化粧品のみを使用し、他のものを一切つけないというのはNG!
肌の水分不足を招いてしまいます。
その理由は、美白化粧品は美白に特化して作られているぶん、保湿力など他の効果は今ひとつという場合が多いためです。
肌の乾燥はしわやニキビといったトラブルの元ですから、必ず化粧水や乳液、美容液などもセットで使用するようにしましょう。
「他のものをつけないほうが、より効果的な気がする」。
これは誤った考え方ですので、改めて。
強い力ですり込んではいけない
肌の奥深くまで浸透させたいからと、シミのある部分に美白化粧品をグリグリ。
一見効き目がありそうですが、実はまったくの逆効果。
シミを指などで強く刺激すると、メラニンの生成に拍車がかかってしまいます。
メラニンの増加はシミの悪化につながりますので、力の入れ過ぎは絶対に×です。
ピンポイント用を顔全体に使ってはダメ
美白化粧品には大きく分けて、顔全体用のものとピンポイント用のものがあります。
よく美白力が強いからと、ピンポイント用のものを顔全体に使用する人がいますが、これはやってはいけない行為です。
肌を乾燥させる原因になりますので、必ずきちんと使い分けしましょう。