親知らずを抜歯したら【顔が小さく】なった!歯医者も認める事実?!
『小顔を手に入れられるなら』と親知らずの抜歯を決行する女性は噂などではなく本当に実在するのです。
“親知らず”の存在は顔の輪郭に少なからず影響します。
それは歯科医も認める事実。
原因としては親知らずの生える場所が顔を大きく見せてしまう、ちょうど顎のラインのえらの位置…ということにあるようです。
顎のラインは顔の大きさを左右しますので、この歳頃からの年齢の女性にとって大問題、実際に親知らずが生えてきたことでそれまでとフェイスラインが違ってきた、と感じてしまうことも少なくはありません。
歯列の一番奥の親知らずを抜歯すると歯肉の付き方も変わってやや内側に寄っていくために、ほっそりした印象を得られるようです。
もし、親知らずに伴うフェイスラインの変化が気になっているのであれば、歯科医師に相談してみることをおすすめします。
小顔の為に虫歯でもない親知らずを抜いてもいいの?
曲がって生えてきた、歯肉から完全に出てこない、欠如している箇所がある…等など多くの場合は、トラブルを誘発する何らかの“欠陥”を抱えて生えてくるため、抜歯したほうが良いとされている、第三大臼歯、通称親知らず。
その呼び名の所以は乳歯が存在しない歯だからだとも、親が歯のブラッシングケアをすることもなくなり暫く経って身体が成長しきるかどうかの遅い時期に生えるケースが多く“親”がその存在に気付かないためだとも言われています。
そもそも、はるか昔の現在のヒトの形となる以前の類人猿の第三大臼歯は他の歯に比べても大きく、ものを噛むためにとても大切な歯でしたが、既に北京原人の時にはサイズの縮小傾向が見られるなど、人類の進化に反比例して消えつつある存在なのだそうです。
実際に現在では第三大臼歯が上下左右まっすぐにきちんと全部生える人もいれば、サイズの縮小どころかもともと欠如し生えてこない人もいる位、もはや本来の役割は既にない場合も多い曖昧な存在の歯でもあると言えるのです。
親知らずのイヤ~なデメリットに警戒!
親知らずが引き起しやすいトラブルは、一般的にブラッシングが行き届かない位置や生え方による“虫歯”、顎が小さくもう一本の大臼歯が生える十分なスペースがないところに無理矢理に生えるため“他の歯列への悪影響”、それに“痛み”などなどが知られていますが、入試や就活など人生のターニングポイントとも言える思春期後期の大事な時期に“親知らず”が引き起こすトラブルは甚大です。
しかし、本当に恐ろしいのはその影響が口の中だけにとどまらないケースもあること。
親知らずが歯列を乱してしまうことでかみ合わせのバランスだって取れなくなってしまい、中には頭痛や肩こりに悩まされる人もいるのです。
その上、顔のラインにまで影響が及ぶとなると、たかが親知らずされど親知らず油断は禁物です。
親知らずが生えてくる頃は治療を要する虫歯がなくとも定期検診を欠かさずにその動向に警戒しておくべきかもしれませんね。