【もし乳がんになったら】納得のいく治療を受けるための病院選び|トピックスファロー

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2012年8月21日
【もし乳がんになったら】納得のいく治療を受けるための病院選び

年々増え続けている乳がん患者。治療を受けながら、前向きに闘病生活を送っている人が大勢います。何科を受診するのか、効果的な治療を受けるための病院選びのポイント、術後の乳房再建に定評のあるクリニックなどを紹介しているので、参考にしてください。

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乳がんは何科で診てもらう?

女性特有の病気の1つに挙げられる「乳がん」は、30~40代の人を中心に発病する確率が高くなっています。 乳がん患者は年々増加していますが、その理由として結婚しない女性が多くなっていることや高齢出産などの生活スタイルの変化に加え、食生活の欧米化などが関係していると考えられています。

ところで、検診やセルフチェックなどで、しこりが見つかり乳がんが疑われる場合、何科を受診すれば良いのでしょうか?効果的な治療を受けるためには、診断が重要になるので、乳がんに詳しい専門医に診てもらいたいですよね。

乳がんの検査や治療は、乳房の専門病院で受けることができますし、総合病院の外科をはじめ、乳腺外科や乳腺外来でも扱っています。女性の病気ということで、婦人科に行く人も多いようですが、外科が主体になっているので間違えないようにしましょう。

乳腺専門医とは・・・

7年以上の実地経験と一定の診療経験がある医師が乳腺専門医になります。診療科は外科、内科、産婦人科、放射線科の4つ。担当する診療科が多いのは、乳がんの治療には、それだけ幅広い知識と技術を必要とするからです。

病院選びのポイント

乳がんを扱っている病院は数多くありますが、一体どんな基準で選ぶべきか迷ってしまう人もいるはず。 そこで、病院選びのポイントをいくつか挙げてみましょう。

症例数は多いか?

第一に、症例数の多さをチェックしましょう。乳がんの治療を多く行っていて、実績のある病院かどうかがポイントになります。様々な病態を診ていて、医師の経験が豊富というのは、患者にとっては安心できる要素の1つです。

どんな治療方針か?

治療方針に関しては、病院や医師によって大きく異なってきます。自分が希望する治療をきちんと受けられるのかどうかをしっかり確認することが大切です。「ガンかもしれない・・・」という思いから不安が募り、早く決めなければと焦りますが、手術後に後悔しないためにも、納得できる治療を施してくれる病院を慎重に選びましょう。

長く付き合っていけるか?

乳がんに限らず、どんなガンでも手術で病巣を取り除いたあとも、抗がん剤治療やホルモン療法など色々な治療を行わなければなりません。乳がんの場合は通院治療することも少なくないため、“通いやすさ”も大きなポイントになります。また、病院内の設備や雰囲気、医師との相性も重要です。

セカンド・オピニオンを聞く

この病院!と決めて検査して診断を受けても、必ずしも引き続き同じ病院で治療を受ける必要はありません。 セカンド・オピニオンを聞くことで、前の病院ではできないと言われた治療方法が可能と言われることも・・・。 1つの病院に診てもらうだけでは不安な場合、“セカンド・オピニオンを聞く”という選択肢もあることを頭に入れておきましょう。

インターネットでの情報収集

納得いく治療を受けて、前向きに闘病生活を送るためには、まず病気についてよく知っておかなければいけません。 本や雑誌、新聞を読む、患者の会に参加するなど、乳がんに関する情報収集には様々な方法があります。 その中でオススメしたいのが、インターネットの活用です。病院を検索できるのはもちろん、患者さん同士が交流できるサイトや専門医が質問に答えてくれるサイトなどもあり、重宝しますよ。

乳がんで乳房を失うことは、女性にとって大変ショックなこと。そういった患者さんたちに好評の病院を調べてみました。

乳がんで失った乳房の再建術が好評の病院
乳がんの治療後に乳房再建をするなら、セルポートクリニック横浜!
乳がんによって乳房を失ったり変形してしまった人ために、CALという特許技術を駆使した乳房再建術に定評のあるクリニック。

女性である証とも言える乳房を乳がんによって失ってしまったとき、希望の光となるのが乳房再建術です。 このクリニックでは、CALと呼ばれる幹細胞を多く含む脂肪を乳房に注入する乳房再建術で、より自然で元の状態に近い乳房を手に入れることができます。

また、院長先生も女性ですし、院内も一瞬ホテル?と思うほどお洒落で、リラックスできそうな雰囲気。 たくさんの患者さんに支持されている理由は、こんなところにもあるのかもしれません。

著者:安達リス

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本にお茶、お絵かきアイテム、動植物を愛する文字書きです。いろんなものを吸収するべく趣味の範囲を超えたテーマを取材・執筆しています。中の人などいません。