温泉好きは知っている他人に自慢できる九州の変わり種温泉|トピックスファロー

  • 取材などできるフリーライター募集
3,813 views
2013年2月5日
温泉好きは知っている他人に自慢できる九州の変わり種温泉

九州旅行の目的の1つと言えば温泉。別府や湯布院といったメジャーな温泉もありますが、九州の温泉はそんな普通な物ばかりではありません。そこで九州で日帰りで楽しめる変わり種の温泉を5つピックアップしてみました。

ライターとして活動中。デジタルカメラで、素材作りもお手の物。
  

波打ち際で蒸される『指宿:砂風呂』

鹿児島県指宿市で楽しめるのが、砂風呂。
地下を流れる温泉の熱により、50℃~55℃に暖められた砂で顔だけを残して全身を埋められてしまいます。暖かい砂に包まれる感覚は、天然のサウナといった感じ。

そしてかけられる砂の重量は約30kg。なかなかに「ズシリ」とくる重さです。
しかし、この重さこそが心臓に適度な負荷をかけ、全身への血流量を伸ばす効果があります。
この事から、特にデトックス効果に優れている事が研究により証明されているそうです。

まるで川に浸かっているような『満願寺:満願寺温泉川湯』

熊本県阿蘇郡にある満願寺。その町の川の中に沸く温泉が「満願寺温泉川湯」です。
その名の通り、川の一部分を囲っただけの湯船ですので、本当に満願寺川にそのまま飛び込んだような解放感を味わうことが出来るでしょう。

ただし、正面には満願寺へと続くこの町のメインストリートが通っており覗かれ放題。
横には地元の人が利用する温泉を利用した野菜の洗い場。
当然混浴と、入浴するためには勇気が必要になる温泉です。

全身を銀色の泡がつつむ『大分:ラムネ温泉』

日本一の炭酸泉を謳うのは大分県にある長湯温泉、通称『ラムネ温泉』。
ラムネ温泉とは「高濃度天然炭酸泉」の事を指し、その炭酸ガス含有量は発泡入浴剤バブのなんと13倍というから驚きです。

最近、炭酸ガスには疲労回復や整腸作用だけでなく、皮膚から取り入れる事で老廃物の除去や血行促進を目的として、炭酸ジェルパックなども注目を集めています。
珍しいだけじゃなく、新しいタイプの美肌の湯といえるのかもしれませんね。

天然の泥パックに抜群の美肌効果『別府:温泉保養ランド』

国内では数少ない泥湯の中でも、もっとも泥の量が多い場所と言われているのが『別府温泉保養ランド』でしょう。
広い敷地内にはなんと11個もの温泉が用意されているとう施設の充実ぶり。
キメの細かな泥が混じる事により、お湯の浮力が増し、ふわふわと浮かび上がるような感覚はこの場所ならではといった所でしょう。

温泉それぞれが独立しており、歩いての移動が必要なので、冬はちょっと寒さが厳しいかもしれません。
また、メインとなる鉱泥大浴場は、1つの浴槽を半分から区切っただけの半混浴という事は覚えておく必要があります

混浴は落ち着かない。他人が入っているお湯の泥を肌に塗るのは抵抗があるという方々には、鹿児島にある「さくらさくら温泉」でも、泥湯を体験する事ができます。

空が写りこんだようなコバルトブルーの温泉『別府:いちのいで会館』

温泉は溶け込んだ成分によって、その色を変える事はよく知られています。しかしその中でも『青い温泉』となると全国でも10ヵ所あるかどうかというレアな温泉。
九州では湯布院の庄屋の館が有名ですが、別府にある、『観海寺温泉:いちのいで会館』もそこに負けないくらいの素晴らしい名湯といえるでしょう。

温泉が青くなるのは「メタケイ酸」という温泉成分によるもの。別名では『美人成分』とも言われています。
通常、「美人の湯」と呼ばれる場所で100mg程度。しかしここの温泉にはその3倍以上が溶け込んでいると言われています。

そして、いちのいで会館の魅力は青いお湯と、プール程もある広い浴槽。
別府市街を見下ろせる高台にあり、天気のいい日は本当に空の上で温泉に浸かっている気分に浸れます。

なお、この温泉は仕出し屋さんに付属する施設ですので、もれなく食事が付いてきます。
また、浴槽が二つあり、日替わりで男女を入れ替えているのですが、絶景を望むのであれば『景観の湯』を狙いましょう。
男性は偶数日、女性は奇数日となっていますのでお間違えなく。

九州は秘湯・奇湯の宝庫

ここで紹介した以外にも、「100mを超える日本で一番大きな足湯」や「犬専用のお犬様の湯」、残念ながらもう入る事ができなくなってしまった「焼酎の香りがする杜氏之湯」など、変わり種の温泉は、とても全てを紹介できる量でありません。

設備の整った温泉旅館ではなく、ちょっとワイルドな温泉を楽しみたい時は、変わり種の温泉を探して飛び込んでみるもの、温泉を楽しむ醍醐味の一つです。

著者:天地佑樹

ライターとして活動中。デジタルカメラで、素材作りもお手の物。
アイコン
最近ではWEBライターとしての活動が多いですが、紙媒体のライターとしても活動できます。WEBであれば、自身のデジカメで取材場所や掲載したい物を撮影して、記事と共に掲載することも可能です。