布団に血が…!寝ている間の掻き壊し予防法|トピックスファロー

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2014年3月5日
布団に血が…!寝ている間の掻き壊し予防法

赤ちゃんから大人まで、アトピー性皮膚炎で一番苦痛な就寝時の掻き壊しもミトンやソックス等を使用すれば改善することができます。薬だけに頼らずに効果的に予防法をご紹介します。

取材ライター
  

就寝時に市販のミトンを使用する

皮膚炎の中でもアトピー性皮膚炎は患者数も多く完治には時間がかかり、日々、特に就寝時のそのひどい痒みがストレスになって苦しんでいます。

体が暖まり寝ていて無意識にかきむしることも多く、朝起きたら布団が血で赤くなってしまうほどです。

中でも大人と比べて赤ちゃんはまだ自分の意思で我慢したり、考えたりすることができません。

寝ていても、血まみれになってしまうほど自分の体をかきむしってしまいます。

見ている親もとても辛いものです。

また、親も眠れなかったりして肉体的にも負担がかかってしまいます。

簡単な対処法として市販のミトンをはめてあげるのが効果的です。

あまりに痒いとミトンを取ってしまう場合もあります。

そんな時はミトンカバーオールなどの袖口に縫い付けてみましょう。

大人用のミトンや指の付いた手袋も市販されています。

サイズも数種類あり伸縮性に富んでいるのではめていても気にならないように工夫されています。

薬局やインターネットショップで簡単に購入することができ、値段は2000円ほどです。

素材もコットン100%のものから、絹混紡のものまでいろいろあります。

少し高めですが、汚れたら洗って繰り返し使えるので経済的と言えます。


掻いても傷にならないような工夫をする

ミトンを嫌がる赤ちゃんや大人にもオススメなのが、掻いても傷になりにくい工夫をすることです。

例えば、爪を短く切っておいたり、指先に医療用の敏感肌用テープをゆるめに巻いてみたりなどです。

そうすれば、バリバリかきむしっても、肌に当たる部分が尖っていないので血が出にくくなるでしょう。

また、アトピー性皮膚炎は肌のバリア機能が弱まったところにアレルゲンが侵入することも大きな原因ですので、保湿対策も効果的になってきます。

バリア機能を高めるための保湿方法としては、肌に合った保湿剤をやさしく決してこすらないように塗ります。

お風呂上りなど肌に水分が残っているうちに、乾燥している部分にたっぷり塗ります。

化粧水・乳液・クリーム・軟膏などさまざまなタイプがありますが、さらさらしているものはその分保湿性が弱くなります。

症状の出る部位によって使い分けると良いでしょう。

お風呂上りのほかに、朝起きた時や午後から夕方にも塗ると効果が持続するのでオススメです。

また、お風呂の入り方にも注意が必要です。

入浴剤を入れて長く湯船に浸かったりすることは避けましょう。

肌に合った低刺激の石鹸をよく泡立ててやさしく洗い、雑菌の繁殖を防ぐことも大切です。


痒みが和らぐような工夫をしてみましょう

いくら外側から対策をしても、痒みは体の内部が原因です。

毎日毎日、ミトンやテープを付け続けるのも精神的に更に負担になってしまうでしょう。

皮膚科の飲み薬や塗り薬だけでは痒みは完全に治すことはできないのが現状です。

そこで体の内側のケアやスキンケアによって改善することが効果的です。

アレルギーの原因を調べてもらい、できるものは取り除くようにします。

食べ物もとても関係があるので、アトピー性皮膚炎の場合は例えば、油や砂糖を避けるなど工夫すると良いでしょう。

あまりに神経質になって考えすぎることは更にストレスとなり、症状を悪化させてしまいます。

また毎日続くものであり、簡単に治すのはとても難しいものなので、ゆったり構えながら誰にでもできる対策をご紹介しました。

専門知識はお医者さんのアドバイスを信じて、素人療法や神経過敏になったりしないように注意することも大切なことだと思います。

基本的に痒みは炎症であり、自然治癒力で良くなることができる症状です。

精神的な苦痛から悪循環に陥ってしまいがちですが、ご紹介したような簡単な対策を毎日心がけながら、長い目で(赤ちゃんなら治癒力も高いので短期間で治癒することもあります)見ながら対処しましょう。

少しでも多くの痒みに苦しむ患者さんがぐっすり眠ることができますように。

著者:和田ちえみ

取材ライター
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三度の飯より書くこと聞くことが好き。インタビューやプロフィール作成、企業社内報など堅い文章も書けます。人の話を聞き、それをまとめるお仕事が多いです。