医者は本当に儲かるの?気になる医療系9つの年収|トピックスファロー

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2012年12月5日
医者は本当に儲かるの?気になる医療系9つの年収

医療系の資格があれば食いっぱぐれはないし、医者のように高額な年収だって夢じゃない。まさに不況時代を生き抜く為の資格と思えるかもしれません。しかし実際のところはどうなのでしょうか。誰もが知りたい医療系の年収を調べてみました。

都内在住のフリーライター。犬猫と仲良く暮らしてます。
  

サラリーマンの平均年収は409万円

平成23年度、国税庁の調査によればサラリーマンの平均年収は409万円という事でした。
これに対し、専門的な資格を必要とする事が多い医療系の仕事の年収はどのようになっているのでしょうか?
なお、データは確認できる最新の物を掲載しておりますが、職業によっては現状と食い違っている場合もありますので、参考程度とお考えください。
また、職場の規模や勤続年数、ボーナスの有無などで年収は大きく変わります。
就職した初年度から記載した通りの年収をもらえるとは限りません。

唯一の年収1000万円越え『医師』

平均年収:1,141万円
必要資格:医師免許(国家資格)
資格取得年数:6年以上
資格取得金額:500万円~5000万円以上


一時期、年収が下がったと言われていた医師ですが、それでも年収1000万円を下回る事はありません。
昔の研修医はほぼ無給と言われていましたが、最近では300万円から400万円の年収は得られるようになりました。
ちなみに、他業種を含めた全体の平均年収でも2位。
トップの弁護士1,271万円には及びませんでしたが、3位の公認会計士が841万円と300万円もの開きがあります。

供給過多と言われても強い『歯科医師』

平均年収:582万円
必要資格:歯科医師免許(国家資格)
資格取得年数:6年以上
資格取得金額:500万円~3000万円以上

全国に6万件以上あると言われる歯医者さん。
多すぎるといわれて久しいですが、それでもサラリーマン以上の年収を受け取っています 。
一方で、勤務医の年収は700万円と言われている事を考慮すると、開業医の年収に大きな差があるとも考えられます。

人気・年収とも高い『薬剤師』

平均年収:518万円
必要資格:薬剤師免許(国家資格)
資格取得年数:6年以上
資格取得金額:500万円~3000万円以上


法改正により、病院や調剤薬局だけでなく、ドラッグストアーでも必要とされているのが薬剤師。
医者と同様、6年間の勉強が受験条件になっていますので、高額な求人が多いと言っても、すぐに取得できる資格ではありません。
その分、一気に供給過多となって職にあぶれるという事も少ないでしょう。
また、女性が64.1%と非常に多いのも薬剤師の特徴です。

レントゲンだけじゃない『放射線技師』

平均年収:512万円
必要資格:放射線技師免許(国家資格)
資格取得年数:3年以上
資格所得金額:220万円~1000万円以上


放射線技師の主な仕事はレントゲンの撮影と解析ですが、MRIやがんなどの放射線治療なども行います。
また、病院以外でも原子力発電所や放射線の研究所、放射線機器メーカーなどでも必要とされている職種です。
資格を最短で取得するには、専門学校の3年間がありますが、大学病院などでは4年制大学の卒業生しか採らないといった風潮がいまだに残っています。

医師を支える『臨床検査技師』

平均年収:470万円
必要資格:臨床検査技師免許(国家資格)
資格取得年数:3年以上
資格取得金額:400万円~1000万円以上


血液などを使った臨床検査や、心電図、エコー検査などを行い、治療方針の決定に必要な情報を調べる仕事。
医師では手の届かない部分をサポートする為、高度な知識を必要とされる。
臨床検査技師免許があれば仕事はできるものの、医療が高度になるにつれ、より専門的な知識を求められるようになりました。
その為、細胞検査士や超音波検査士など、より特化した認定資格をとるケースが増えています。

転職・復職にも有利な『看護師』

平均年収:469万円
必要資格:看護師免許(国家資格)
資格取得年数:3年以上
資格取得金額:200万円~700万円以上


高齢化社会により病院以外にも様々な場所で必要とされる介護士。
全体の96%が女性という資格。
しかし仕事内容に肉体労働も多い為、男性の看護師も増えつつあります。
他業種も含めた女性の平均年収が267.9万円と考えると、高額な部類となるでしょう。
また、働く場所が多く転職や復職も、他の職種とくらべ有利になると言われています。

基礎運動能力を取り戻す専門家『理学療法士』

平均年収:389万円
必要資格:理学療法士免許(国家資格)
資格取得年数:3年以上
資格取得金額:200万円~540万円以上


事故などで失った身体機能を取り戻すリハビリを行う理学療法士。
時には「下肢に対するリハビリ」と言われるように「立つ」、「歩く」といった基礎運動能力のかかわるリハビリを行います。
一時期は売り手市場の理学療法士でしたが、養成校の規制緩和により爆発的にその数を増やし、平成24年の段階で資格者は10万人を超えていると言われています。
その為、今後はより専門性の高いスキルを身に着け、個人の差別化が必要と言われています。

社会復帰の手助けを行う『作業療法士』

平均年収:389万円
必要資格:作業療法士免許(国家資格)
資格取得年数:3年以上
資格取得金額:200万円~540万円以上


理学療法士の「下肢」に対して、作業療法士は「上肢のリハビリ」と言われるように、手を使ったリハビリを行う事が多いのが違いでしょう。
その内容は絵画や園芸、スポーツなどを通し、身体機能と共に精神面でのリハビリを行い、社会復帰を目的としています。
理学療法士と同様に作業療法士も年々数を増やしています。

信用とスキル次第で年収が跳ね上がる『整体師』

平均年収:不明。
開業している場合1000万円以上も可能。
必要資格:不要。ただしカイロプラクティックなどの民間資格があると有利。
資格取得年数:数週間~
資格取得金額:10万円~300万円以上


『整体』に関してはその定義があいまいな為、国家資格はありません。
国家資格としてなら『鍼灸師』、『柔道整復師』、『按摩マッサージ指圧師』の3つになりますが、どれも養成校による3年以上の勉強が必要となりますので、それなりの時間と費用が掛かります。
整体師としての仕事は、大手チェーン店などで働く場合もあれば、独立・開業をするケースもありますので、年収の平均を出すことが出来ませんでした。
しかしその分、仕事のスタイルを選びやすいというメリットがあります。

著者:坂下モド

都内在住のフリーライター。犬猫と仲良く暮らしてます。
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ペットを飼っている関係上、ペット関連の記事を多く執筆。現在ではジャンルを問わず、政治・経済なども