挨拶ができている
たかが挨拶、されど挨拶。朝の「おはようございます」の一言が言えるかどうかで、その人の印象はがらりと変わります。新入社員のころはできていたのに、気が付くとできていないという人は多いものです。
だからこそ、2年目3年目と会社勤務していても、きちんと挨拶ができる人間は、できる男に思われるのです。
なぜ挨拶をしなくなるのか
昔出来たことが、今できないのはなぜでしょう?通勤の疲れや慣れもあると思いますが、一番の原因は「挨拶をしなくてもいい」と思っていることではないでしょうか。入社当時は挨拶をしないと注意されたかもしれないのに、慣れてくると周りもいちいち注意しなくなり、やがて誰もしなくなる・・・。
「しなくてもいい」と「したほうがいい」は全く違う
挨拶を「しなくてもいい」かもしれないけれど、「したほうがいい」のではないかと考えてみて欲しいものです。挨拶することが自分のマイナスになるのでしょうか?
実際に挨拶をしている人は会社にはいると思うけれど、自分はどう感じているか。挨拶をしない人に比べて、いい印象ではないだろうか。よく観察すると、管理職の人はしているが、ほかはしていないなんてことも有り得る。自分も朝からきちんと挨拶して、周りの印象をよくするに越したことはない。
身だしなみに気を使う
なにも格好いい髪型にしろとか高級なスーツやネクタイをしろ、ということを言っているのではない。誰にでもできる最低限の身だしなみを整えるべきだと言っているのだ。見た目は人に自分を印象付ける重要な要素。きちんと自己チェックしておきたい。
髪を整えるべし
髪型はどうであれ、手入れしているように見えることが大切。ボサボサの髪型やフケまみれの頭では、仕事ができても印象は台無しとなる。接客にも全く向かない。髪型は、おかしくない程度に鏡を見て整えることが大切。
毎日清潔にしているのに、フケが出るなら頭皮とシャンプーが合っていない可能性がある。自分に合ったものに変えてみてはどうだろうか。また、夏場と冬場では頭皮の油分も違うもの。フケが出るのは季節のせいかもしれない。
スーツとネクタイを大切に
毎日使うものだからこそ、家できちんと保管するようにしたい。帰宅したらすぐにハンガーにかけてシワがつかないよう心がけることがまず第一歩。ネクタイもまっすぐの状態で保管する。次に締めた際にヨレヨレではかっこ悪いではないか。
朝、時間がなくパッと来て出社する人でも、前もってきちんとスーツやネクタイを整えておけば、そこまで崩れた着こなしにはならない。何事も準備できることが、できる男の条件だ。
机の上は整頓する
朝から机の上に書類が散乱、空き缶やペットボトルが残っている。そんなデスクでは本人も効率よく仕事はこなせないだろうし、周りから見ても不安になる。自分のためだけでなく、他人のためにも机を整頓しよう。
書類を積まない
ありがちなのが、書類を平積みにしている机。他人から見ても「重要書類入ってないだろうか」「全部処理できているのか」と心配になる。これを解消するには、立てて保管することだ。縦置きのボックスにクリアファイルやバインダーでまとめて立てておけば、格段に探しやすくなる。そしていちいち整理する必要もない。
その日の帰りにまとめて入れるだけでもよい。日にちごとにファイルを分けるだけでも、いつの資料か探す手間が省けるだろう。手の空いた時に、カテゴリ分けをしておけばよい。
書類を机の中にそのまま入れない
バインダーやファイルに閉じていない書類を机にそのまましまうと、シワになったり奥に挟まったりすることがある。普段見えない分、癖になるとどんどん貯めこんでしまい、机の中が書類でいっぱいになる。きちんとまとめてからしまうように。
挨拶・身だしなみ・整理整頓が重要
重要な3つの心がけは、「挨拶・身だしなみ・整理整頓」だ。どれも大きく何かを変えなくても、少しの心がけで実現できるものばかり。今一度自分の身の回りや行動を見なおしてみよう。
きっとこれまでの自分より「できる自分」になることが可能になるだろう。