ビジネスの基本!接客・サービススキルを身に付けよう
接客サービスのマナーは、あらゆる場面で必要となる、ビジネスの基本能力です。
このサービス接遇検定では、接客サービスで必要になる専門的な知識や、コミュニケーション能力を測るための、文部科学省後援資格試験です。
試験を通じて、接客サービスの基本的な応対技術、話し方、心構えなどを学びます。
人というのは、自然とサービスのいいお店に足を運ぶものです。
また、近年はネットの発達により、「接客サービスが悪い」という評判は、すぐ日本中に知れ渡るようになってしまします。そのため、サービスの良し悪しを重視する企業も増えていくでしょう。
就職や転職・キャリアアップを有利にするために、「サービス接遇検定」の資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
試験概要
試験は1級から3級まで、準資格1つ含む4レベルがあります。
合格率については、1級以外は60~70%と比較的やさしめですが、1級は20~30%台と、難し目の問題が出題されます。
受験資格 | 制限なし |
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試験日程 | 6月、11月 |
受験会場 | 全国 |
受験費用 | 【1級】 5,500円 【準1級】 3,80円 【2級】 3,500円 【3級】 2,300円 【1級・準1級】 9,300円 【準1級・2級】 7,300円 【準1級・3級】 6,100円 【1級・2級】 9,000円 【2級・3級】 5,800円 【1級・準1級・2級】 12,800円 【準1級・2級・3級】 9,600円 |
試験内容 | 【1級】(記述式) ・理論(一般知識、専門知識、サービススタッフの資質) ・実技(対人技能、実務技能) ・面接(理論・実技筆記試験合格者のみ) 【準1級】 面接のみ 【2級・3級】(マークシート式) ・理論(一般知識、専門知識、サービススタッフの資質) ・実技(対人技能、実務技能) |
合格率 | 2012年第34回 【1級】 25.6% 【準1級】 69.2% 【2級】 49.4% 【3級】 77.1% |
公式サイト | サービス接遇 – ビジネス系検定 |
勉強法
公式テキストが、早稲田教育出版から販売されています。
サービス接遇検定は、参考書自体がそれほど多くありませんし、公式から出されているので、一番的を得ている内容となっていますので、筆記の勉強はこれらを参考に勧めていきましょう。
サービス接遇検定の本 ||| 早稲田教育出版 |||
筆記試験でどのような問題がでるか、については、公式サイト内「問題を解いてみよう」のページで確認することが出来ます。
準1級・1級になると面接も行われ、その面接を通じてマナーを見ていきます。
難しいイメージを連想されるかもしれませんが、問われるのは挨拶から入室、座り方、手の使い方、基本的な敬語など、基礎的な内容が多いです。
勉強法としては、公式から販売されている面接対策DVDを見ながらロールプレイングし、わからない所はないか、難しい所はないか、チェックしましょう。鏡の前でやったり、自分で映像を撮影しながら出来ると、客観的に見ることが出来て便利です。
また、出来なかったポイントはメモし、仕事の合間やお昼時間など、隙間時間に眺めて、頭の中でロールプレイングするとよいでしょう。
就職先は?
接客業務に関する知識が身に付くので、サービス業など、接客を行う仕事への就職・転職・キャリアアップに役立ちます。
例えば、ホテルの従業員やレストランのウェイターなどですね。
また、接客・サービス業以外にも、お客様とのコミュニケーションが大切な職場、例えば病院、鉄道、美容院などでも役立ちます。
もちろん、ビジネスにおいて接客のマナーは、あらゆる仕事において大切な事です。上記のように職業を絞らなくとも、あらゆるビジネスで活用できます。
この資格1つで仕事が決まる、というわけではないでしょうが、興味のある方は受験してみてはいかがでしょうか。