マッサージで乳がん手術後のケア
乳がんの手術後に、痛みや腫れなどの症状に悩まされている人も多いでしょう。転移を防ぐために脇の下のリンパ節を切除する人も多いので、リンパ浮腫対策としてマッサージが効果的と言われています。それによりこわばった筋肉がほぐれて、次第に痛みも和らぐようになっていきます。
間違った方法で行うと、症状を悪化させてしまうことがあるので医療スタッフにマッサージしてもらうのが一番良い方法です。ですが、家でちょっと辛いな～と思ったときや毎日病院に通うことができないときに、自分で少しでもマッサージできたら良いですよね。
リンパドレナージュ
体内で滞ってしまったリンパ液の流れを促すマッサージを「リンパドレナージュ」と言います。
これは、手のひらを使って肌をやさしくこするような感じで行うので、乳がんの手術をした部分に負担をかけることなくマッサージができます。リンパドレナージュの方法は色々とあるので、詳しくは病院できちんと習いましょう。医師などと相談しながら、自分に合ったマッサージを正しく行うことが大切です。1セット15分程度で1日3回行いましょう。
乾燥を防いでツヤ肌に
乳がんの手術後に化学療法などを受けたことで、つっぱり感などが出てきて、肌が乾燥しがちになってしまうことがあります。あるアンケート調査で、ガン患者さんの肌トラブルの第2位が「乾燥」という結果が出ています。このことからも分かるように、乾燥肌に悩んでいる人は結構多いようですね。ちなみに、1位は「かゆみ」でした。
胸の傷跡をはじめ、手術した側の腕全体、手、脚、爪など乾燥する部分に保湿クリームを塗ることをオススメします。
一連の治療終了後に乳房再建術を考えている人は、特に毎日保湿クリームを念入りに塗って、肌ケアをしておきましょう。この保湿クリームは使っちゃダメ！というものはないようなので、普段から使っているものでOKです。
肌が潤うとテンションもちょっと上がりますし、一石二鳥ですよ！
手術後に乳房再建術を受けるには？
マッサージで腫れや痛みを軽減し、保湿クリームで肌ケアをしたら、乳房再建術を受ける準備は万端！
乳がんの手術で胸を摘出してしまった人だけではなく、温存手術を受けて凹みが気になる人も乳房再建術を受けることができます。
乳がん患者さんたちの間で人気の乳房再建術が受けられるクリニックが、『セルポートクリニック横浜』。 このクリニックは、特許技術を取り入れた乳房再建術で、より自然な胸に仕上がると多くの女性から支持されています。
| 乳がんで胸を失った貴女にオススメの病院を紹介 |
| 乳がん手術後の乳房再建術なら「セルポートクリニック横浜」が◎ |
| CALという特許技術を使って行う乳房再建術が、たくさんの人気を得ているクリニック。お洒落かつ、清潔感溢れる院内も◎。乳がん手術後の再建術を検討している人は必見！ |
乳房再建術の時期
乳房再建術を行う時期は、乳がんの手術時に同時に行う「一期再建」と手術後しばらく経ってから行う「二期再建」に分けられます。後者のほうが、一般的です。
一期再建
一期再建のメリットは、ガンの手術と再建手術を同時に行うため、患者さんの負担が少ないこと。デメリットは、術後に炎症を起こしやすいですし、何より再建術を検討するための時間的余裕がないこと。
二期再建
二期再建のメリットは、乳房再建術について検討する時間がたっぷりあること。デメリットは、術後2～3年経ってから行うため、再発などによりできない場合がありますし、手術が1回多くなるので、入院となると余分な費用が必要になること。