結婚して数年…ドレスへのこだわりが薄れた頃に買取を利用する人も。
「レンタルも購入も費用にそれほど違いがないから」とウェディングドレスを購入する人もいれば、「自分にぴったりのサイズのものを着たい」「好みのデザインでオーダーしたい」など、ドレスへのこだわりから購入する人も多くいます。 結婚式まではこだわりのドレスであっても、数年経つとドレスへの思い入れも薄れ、「保管に場所をとっているドレスをどうにかしたい」と思う人も少なくありません。 「いつか娘に…」などと言っていたかもしれませんが、20年も先の話ですから無理もありませんよね。
近年は、ウェディングドレスの買取りを専門に行う業者が増えています。これは、中古のウェディングドレスを利用する人が増えていることが理由の一つと言えるでしょう。 「ウェディングドレスの中古は嫌」という人ももちろん少なくありませんが、近年の不況の影響もあり、「1度きりだから」と中古で済ませる人も少なくないのです。
ウェディングドレス買取の流れ
ウェディングドレスの買取を利用する場合には、直接店頭に持ち込む方法だけではありません。最近はメールでのやり取りだけで査定してくれる業者も増えているんです。 そのため、査定してもらってから買い取ってもらうかを決める人も多いです。
- メールでだいたいの査定をしてもらう 購入店やサイズ、購入金額、ドレスの型番などを記載し、ドレスの写真を添付してメールします。
- ドレスを買取業者に送り、本査定をしてもらう 1の査定で納得であれば、ドレスを業者に送付し、本査定をしてもらいます。
- ドレス代金が支払われます 本査定でも納得となれば、取引が成立となり、ドレスの代金が業者から支払われます。
ドレスに値段がつかない場合・査定が低くなる場合
一度しか着ていないウェディングドレスであっても、時間が経過してシミが出てしまったり、変色してしまったり…と元の状態を維持できていない場合もありますし、デザインが古くなってしまっている場合もあります。 たとえ高いお金を出して買ったドレスでも、次のような場合には買い取ってもらえない(または査定が低い)場合もあります。
- サイズが小さい(7号以下)
- デザインが古い、需要がない
- シミや黄ばみなどがある
- マタニティサイズ(またはマタニティ向けに直してある)
- 中古で購入している
高価査定が期待できるドレス
ウェディングドレスの買取業者は買取り後に販売するわけですから、需要のあるドレスは査定が高くなるのは当たり前と言えるかもしれません。次のようなドレスは現在需要が高く、高価査定が期待できると言えるでしょう。
- 芸能人がプロデュースしたもの
- 桂由美やインポートなどのブランドもの
使用済ウェディングドレスの買取以外の選択肢
ウェディングドレスに納得いく値段がつかなかった場合や、買い取ってもらう決心がつかなかった場合には、次のような選択肢もあります。
ベビードレスにリメイク
子供が生まれてから使用するベビードレスやファーストシューズなどにリメイクすることができます。業者に依頼すると、5万円前後の費用がかかってしまう場合もありますが、お宮参りなどの記念日に利用することができるので、とても良い記念になります。 また、費用をかけずにベビードレスにリメイクしたい場合には、自分で手作りするという方法もあるでしょう。
再びウェディングドレスにリメイク
子供が結婚するときに着せたいと思っても、デザインが古かったり、サイズが合わないこともあると思います。 でも、ママのウェディングドレスをもとに、新しいウェディングドレスに作り替えることができるんです。キレイに保管する必要がありますが、若干のデザインの違いはあっても、自分の着たドレスを自分の子供が着るというのは嬉しいものですよね。
オークションに出品
買取業者で値段がつかなかった場合には、オークションに出品してみるという方法もあるでしょう。もちろん状態が悪ければオークションでも落札されませんが、7号以下の小さなサイズであったり、マタニティ仕様であった場合には、同様な境遇の人が落札してくれるかもしれません。