コレがなければ始まらない!起業に向けたビジネスプラン作成のコツ|トピックスファロー

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2015年5月11日
コレがなければ始まらない!起業に向けたビジネスプラン作成のコツ

経営環境が不透明で、かつ急速に変化する今の時代だからこそ、ビジネスプランが起業の成功率を高める重要なツールになります。そんなビジネスプランを作成するためにはいくつかのコツがあります。ここでは、ビジネスプラン作成のコツを解説します。

新米しゃちょーライター
  

ビジネスプランを作成する意義とは?

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そもそもビジネスプランとは何でしょうか?

ビジネスプランとは、「これから始めようと考えている事業に関し、その概要を体系的にまとめた文書」のことです。

ビジネスプランには、確固としたフォーマットが存在するわけではありません。

しかし、起業など事業の立ち上げ時には、助成金や投資、融資を引き出すために用いることが多いため、読み手となる投資家や銀行などが事業の全体像を理解できるよう、市場分析・事業戦略・財務予測など、ビジネスに関わる重要な部分に対しては、網羅的に一通りの説明がされていなければなりません。

ビジネスプランを作成し、投資家や銀行などに提示することで、事業の立ち上げに必要とされる経営資源、特に資金(助成金・投資・ 融資など)の調達を行うことができるのです。
そのためビジネスプランは、投資家や銀行や社内外の関係者の理解と協力を集めるために作成するのが第一の意義となります。

また、実際に計画を書き出すことで、
・立ち上げようとしているビジネスの進め方がクリアーになる
・実際の事業が立てていた予測とどの程度乖離しているかチェックするためにも使える

など、自分自身が事業を具体的に把握するために作成するのが第二の意義となります。
以上のようなメリットを享受するために、ビジネスプランは誰が見ても簡潔でわかりやすく作成することを心がける必要があります。

ビジネスプランを作成する

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ビジネスプランを作成するための決まったフォーマットが存在するわけではないのですが、
具体的な記載内容としては、

1.事業の目的や事業内容
2.マーケティング戦略
3.事業展開
4.売上、経費、利益の予測
5.資金繰り計画
などで、ワードやパワーポイントで作成するのが一般的になっています。
しかし、そうはいってもどうやって作成すればいいのか?そういう方は、これからご紹介する項目を一つずつ考えてみてください。

提供する商品・サービスの内容

・あなたが売る(提供する)ものはなにか?なぜ売る(提供する)のか?
・どんな形、色、重さ、仕様(スペック)のものを売るのか?
・どんなサービスをどのような形で提供するのか?
以上の項目は、具体的な記載内容の「1.事業の目的や事業内容」に対応しています。

顧客(ターゲット)の姿

・お客様は男性か?女性か?大人か?子どもか?
・どんな職業でどこに住んでいる人たちか?
・何に興味を持ち何が好きか?
・その人たちはどんな暮らしをしてどこに何人位いるか?
以上の項目は、具体的な記載内容の「2.マーケティング戦略」に対応しています。

販売・サービスをする場所

・店舗やオフィスはどのようなものか?
・お客様はどこからどのように来るのか?
・あなたのホームページをどうしたら多くの人たちが見るようになるか?
・競合事業者はどんな活動や対抗策を行っているか?
以上の項目も「顧客(ターゲット)の姿」と同様、具体的な記載内容の「2.マーケティング戦略」に対応しています。

仕事・業務の流れ

・顧客にあなたの商品やサービスを認知させ、興味を持たせ、購入させるためにはどのような宣伝活動や誘導方法などを作ればいいか?
・商品を作るなら製造工程はどのような流れになるか?
・従業員の教育訓練をどのような流れやステップを踏んで行っていけばいいか?
・当初考えた計画と実際の顧客や世間の動向が異なったりクレームや不具合が生じた場合、どのようなプロセスで修正・改善をしていけばいいか?
以上の項目は、具体的な記載内容の「3.事業展開」に対応しています。

販売価格と必要な経費

・商品やサービスの提供料金はいくらか?
・競合事業者はいくらで提供しているか?
・1日、1ヶ月、1年、それぞれでどれくらいの需要があるか?
・そのビジネスを行うのにどのような経費がかかるか?
以上の項目は、具体的な記載内容の「4.売上、経費、利益の予測」と「5.資金繰り計画」に対応しています。

わかりやすく説得力があるプランを作成する

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ビジネスプランはわかりやすいことが重要です。


投資家や金融機関に理解してもらうためには、事業内容をたくさん記載した方が良いと考える人もいますが、分厚いプランや専門的な説明のみに終始したプランは、読み手の理解度を下げ、興味を失わせます。

また、説得力があるデータも重要です。


市場や財務のデータは不慣れな人には面倒かも知れませんが、ビジネスプランに信頼性を持たせるためには不可避なものであり、市場データはビジネスプランを構築する上で根幹をなすものです。

「全く新しい商品だから予測がつかない」という人もいるかと思いますが、逆に言えばこれは、まだ検討が不十分なアイデアに留まっている段階なのです。
顧客はその新しい商品でなくとも、必ず何らかの代替品やサービスを利用しているはずなので、仮にまとまった統計データがなくとも、代替品などにおける販売実績や想定される顧客層の数などから市場規模を想定しなければなりません。

ビジネスプラン作成で大切なのは、「ポイントをおさえること」、そして「客観的ということ」です。
商品については写真などのビジュアルを、数字に関してはグラフや図表を駆使しても構いませんので、読み手の理解と説得を意識して作成してみてください。

ビジネスプランを作成して事業を成功させよう!

ビジネスプランを作成することは、自分の進める事業の理解を深めることとなり、社内外の関係者の理解と協力を集める上での強力なツールになります。

そしてなにより、ビジネスプランは、新しい事業を興し、歩み始めるに当たって十分な覚悟があるか、情熱があるかが試される重要なツールです。
起業家の情熱の感じられないビジネスプランでは、投資家を惹きつけたり唸らせることはできません。
思いつきや軽いノリで始めようとしても、ビジネスプランの中でそれは露呈されてしまうのです。

周到な準備と細心の計画を作成するために、ある程度作成した時点で一度専門家に見せてみることも一つの手です。
自分では見えないリスクや問題点、改善点などを指摘してもらうことにより、ブラッシュアップされ洗練されたビジネスプランへと発展させることができます。

アイデアや思いつきだけで成功する人はいません。
アイデアや思いつきをいかに実行可能なビジネスプランに昇華させるか、そのステップ無しには成功は望めません。
みなさんも、ぜひ「本気のビジネスプラン」を作成し、新たにスタートさせる事業を成功させてください!

著者:カズしゃちょー

新米しゃちょーライター
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広告代理店に勤めていた経験を活かして独立・起業。知的好奇心が豊富で、様々なジャンルを執筆中。「おもしろきこともなき世をおもしろく」をモットーに、日々挑戦と成長を繰り返しております。