「コンテンポラリー・ダンス」で感受性の高い女子に!|トピックスファロー

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2014年10月27日
「コンテンポラリー・ダンス」で感受性の高い女子に!

今大人女子に人気のバレエ。そんな今だからこそ観てみたいのがコンテンポラリー・ダンス。素直な気持ちで作品に寄り添えば、感受性の高い女子になれること請け合いです。

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今、大人女子に人気のダンス。それはバレエ!

ダンス

今、ダンスレッスンで人気なのがバレエなんです。
「えっ!なんで?」と意外な気がしますよね。

子供の頃習っていた人がまた習い直しをするのは分かりますが、
今増えているのは、これまで全く習ったことのない人。

バレエって、小さい頃から習わないと身体が動かないんじゃない?
と思われるかもしれませんが、初心者でも立ち方やバーの持ち方など
基礎の基礎からじっくり習い始めることができるんだそうです。

バレエと言えば、二山治雄さんが ローザンヌ国際バレエコンクールで優勝したことが話題になりました。 バレエを習うきっかけとしては、そんな二山治雄さんや、 世界的なバレエダンサーの熊川哲也さんへの憧れであったり、
小さい頃に習いたかったのに親に習わせてもらえなかった、
という願望があったりするのかもしれません。

ダンサーといえば、なんといっても見ていてほれぼれとするような
引き締まった身体としなやかな動き!
そんな身体を目指さなくても、バレエを始めると、姿勢がよくなったり、
ダイエットも図れちゃうといううれしい特典もあります。
二の腕、腰回りに不安を感じたら、トライしてみるといいかもしれないですね(*^_^*)

コンテンポラリー・ダンスは「今」を語る最新のダンス

そんなバレエ人気の今だからこそ、注目したいのが 「コンテンポラリー・ダンス」です。
ダンスといえば、バレエやジャズダンス、社交ダンス、 といったジャンルを思い浮かべます。
でも、コンテンポラリー・ダンスはちょっと違います。
ジャンルに縛られずに、身体表現を中心としたダンス。
それが「コンテンポラリー・ダンス」なのです。

コンテンポラリー・ダンスとは もともと「コンテンポラリー・ダンス」とは、
社交ダンスをはじめとするモダンダンスに対抗して生まれたダンスです。
国や主催者の方針によって捉え方が違うので、 「コンテンポラリー・ダンスはこういうものだ!」と
一口で説明するのは難しい状態になっています。

日本の場合、モダン・ダンスを中心とした「現代舞踊協会」に
所属しないアーティストたちのダンスを「コンテンポラリー・ダンス」と
呼ぶことも多いです。しかし、世界的にはそういった分け方はまれで、
もっとおおらかに分類されています。

「これはやっちゃダメ!」といった制約があまりないぶん、
自由な発想が生まれやすく、興味深い作品が生まれやすい状態にあるとも言えますね。
今の私たちに直結する問題などを取り上げることも多く、
新しもの好き・ニュースな女はウォッチする価値があります。

日本を代表するコンテンポラリー・ダンスの主宰者には、
KARASを率いる勅使川原三郎や、「輝く未来」を率いる伊藤キムなどがいます。
最近では、Mr.Childrenなどの振り付けでも有名な 康本雅子といったダンサーが注目を浴びています。

コンテンポラリー・ダンスを観に行こう!

コンテンポラリー・ダンス

このように、コンテンポラリー・ダンスの定義はあいまいなため、 「コンテンポラリー・ダンスはわかりにくい」と言われてしまうわけですが、 決して難しく考えることはありません。

忙しいときこそ、スイッチ切り変え!
難しく考えず、五感を研ぎ澄ませて作品に寄り添ってみましょう。 子供のころを思い出したり、新しい自分に出会ったり・・・。 いろんな発見があるはずです。 それこそがコンテンポラリー・ダンスの醍醐味なのです。

たとえばアンサンブル・ゾネの「迷い」という作品では、
さまざまな情報が飛び交う現代社会で 何かを選ぶことによる迷いをテーマにしています。 選ぶということは、逆に、何かを選ばないことを選択しているということです。 つまり何を選んでも後悔はつきもので、
わたしたちは常に迷いと共に生きているということを主軸にしています。

この作品では、年齢・経験も異なる男女10名のダンサーが、
訓練された身体を通して「迷い」というイメージを 何気ないしぐさや些細な動きを表現し、
ダンスとして昇華させています。

コレオグラファー(振付)の岡登志子は、ドイツFolkwang芸術大学に学び、
ピナ・バウシュの後任としてヴッパタール舞踏団の芸術監督に就任した
ドミニク・メルシーや、ジャン・セブロンからのメソッドを基盤にしています。
バーから始まる方法論に基づいた練習などでは、
バレエ経験しかない方にも親しみやすい内容なのが特徴です。

ダンサーは、こうした技術や経験から培った方法論をもとに、
コンテンポラリー・ダンスのためのバーレッスンや
センターを用いた訓練を通じて、身体の要素(呼吸・重力・空間)を意識し、
身体の内側から生まれるダイナミックな動きを探ります。

訓練を積んだダンサー達は、伝えられた作品のテーマから
エチュードの中で自身の身体を使いイメージを具現化します。
それらを岡が自身の世界観を交えながら構成するのです。

コンテンポラリー・ダンスが 現在を生きる私たちの「今」を見つめるきっかけになるはずです!

●「迷い」予告映像
http://www.youtube.com/watch?v=Wxlkc3uxJGQ/

著者:アンサンブル・ゾネ

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現代に生きる私たちの共通の身体をとおして、人間の実存を問う作品づくりをめざしています。