届いた商品が壊れていたら誰のせい?
注文していた商品が届いて、ワクワクしながら箱を開けてみたら中身が壊れていた、なんてことがあったらショックですよね。そんな時に重要なのが、返品、または交換は可能なのかということ。
商品が壊れていたりした場合に、快く返品や交換を受け付けてくれて、さらに送料もちゃんと負担してくれる、親切な業者ばかりなら良いのですが、中にはそうでもない場合もあるようです。
訪問販売や電話勧誘販売に適用されるクリーングオフが、通販では対象外だってご存知でしたか?
人に勧められて購入する訪問販売などとは異なり、通販は、時間をかけてじっくり考えた上で注文することができるため、このような無条件で契約解除ができる制度が適用されないのです。
また、通販では、通販業者があらかじめ返品特約を明確に提示している場合は、壊れていたとしても返品不可になることから、事前の確認を慎重の行う必要があるのです。
そんな通販で、返品不可になってしまったり、送料の負担を求められてしまった場合に、泣き寝入りしないための強い味方が、クレジットカード会社が独自に付帯している「買物保険」なのです。
もしもの時に泣かないための「買物保険」
買物保険とは、クレジットカードで購入した商品が、破損や盗難にあった場合に代金を補償してくれるという、クレジットカードに付帯したサービスです。
「ショッピング補償」や「ショッピングガード保険」などとも呼ばれる買物保険は、クレジットカードによっては自動的に付帯されている場合もあります。90日間などの決められた期間内に購入した商品が対象で、最高50万円~100万円ほど補償額が設定されています。
最近は、インターネットの通販サイトで買物をする際に、クレジットカードで支払う人が増えてきたことから、利用者をネットショッピングトラブルから守るための「オンラインショッピング保険」や「インターネット保障」などの、ネット通販に特化したサービスを付帯するカード会社も増えています。