旦那に家事を手伝わせる時短心理操縦術を大公開!|トピックスファロー

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2013年2月5日
旦那に家事を手伝わせる時短心理操縦術を大公開!

どんなに忙しくても自分の身体は一つ、手は二本しかなく、家事を一つ一つ順番に片付けていくしかありません。家事を効率よくやっても、一日仕事になるのはどうしようもないことなのです。「立っているものは親でも使え」の精神で、配偶者に家事を分担させるテクニックを紹介していきます。

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家事を嫌がる旦那をコントロールして家事を分担しよう

一昔前は「男は外で仕事をするもの、女は家の中で仕事をするもの」という固定観念が当たり前だったものですが、男女同権が叫ばれ会社にも女性管理職が誕生するようになるとこのような考え方は古臭いものになっていきました。
テレビや雑誌では主夫やイクメンといった家事に勤しむ男性が取り上げられている昨今、「旦那に家事をさせてはいけない」という考えは持たなくてもいいと言っても過言ではないでしょう。
しかし、旦那側にしてみれば「会社で疲れてるのに何で家でも仕事をしなくちゃならん」と思うもの。そんな旦那を上手に操縦して家事を手伝わせるのも現代の主婦の役目なのです。

やらせたい家事をリストアップしておこう

男性は女性に比べるとズボラな面が強いと言っても過言ではないでしょう。男性が一人暮らしをすると、多くの男性は部屋が汚れていても掃除は無理だなと思った時にすればいいと思っているし、洗濯も着るものが無くなったらすればいいと考えているのです。

つまり、男性は家事に対して「必要じゃなかったらやらなくていい」と考えがちなのです。だからこそ、旦那に家事を分担させるためには必要性の提示が重要なのです。
まず、旦那にやってほしい家事は何かを旦那が出来る範囲でリストアップします。例えば洗濯物の取り込み、風呂掃除、乾いた洗濯物の収納というような技量に左右されない家事を選び出します。
家事を選んだら、メモ帳などにやってほしい家事を書き出して、見えるところに張り出しておきましょう。
旦那さんは「妻がわざわざメモ書きを残すくらいなのだからしなくちゃならないんだな」と感じ取り、手伝おうとしてくることでしょう。

旦那の家事に口を出さない、終わったら感謝する

夫婦喧嘩の多くは妻・旦那の価値観の違いに起因しているものと言えます。価値観の違いを提示された上に「あなたのやり方・考え方はおかしい」と言われたら腹が立つのも当然です。
それと同じように、旦那に家事を手伝わせておいて「やり方がおかしい」と言われたら、腹を立てて「二度と手伝ってやるものか」と思うのは至極当然の話です。

旦那さんに家事を分担させるのであれば、途中で口を出して機嫌を損ねるような真似をするのは勧められません。やり方を指導するのであれば、頼むときにやり方を書いたメモを渡しておけばいいだけです。
旦那さんに分担した家事が終わったら、必ず「ありがとう、助かったよ」と感謝の意を示すようにしましょう。
この感謝こそが大事なポイントで、「手助けできた」という実感と「次もやっていいな」という自発的な手伝いを促す効果があるのです。

全てを任せるのでなく部分的に任せる

子供の頃、親に掃除や食器洗いなどの家事を任された時に「えーっ」と嫌がった経験のある人は少なくないでしょう。お母さんにしてみればほんのちょっと手伝ってもらうだけなのに、全部を任されそうな言い方になっているから子供は必死で断ろうとするのです。

それと同じで、旦那さんに家事を手伝ってもらうときも「全部を任せる」言い方ではなく「部分的に任せる」言い方をして手伝ってもらうようにしましょう。
例えば食器洗いなら「私が洗うからあなたは洗った食器を拭いてね」、掃除なら「あなたの部屋の分、お願い」というように家事の一部だけを任せることを明言するのです。
人は他者からの要求の度合いが予想よりも小さければすんなりと受け入れてしまうものです。それを応用すれば、縦のものを横にしたくない旦那でも家事を手伝ってくれるというわけです。

立ち上がるタイミングでお願いする

人は「感情の生き物」で、その時の感情に応じて行動するものです。つまり、感情を逆撫でされるとどんなに容易いお願いでも聞き入れてはもらえなくなってしまうのです。

仕事から帰って来た、たまの休日を満喫するためにソファーに寝転がっている旦那さんは、「休む」ということに頭も体も向いている状態です。
この状態の時に「掃除手伝ってくれない?」と言っても「そんなのは君の仕事だろう」とにべもなく断られてしまうのが関の山でしょう。

こういう時は、頭が「休む」から切り替わった瞬間、例えばトイレに行くために立ち上がった時を見計らって家事の手伝いをお願いするのです。すると、頭が切り替わっているから頼み事も「せっかくの休みを邪魔する」から「休みだからっていつまでもゴロゴロしててもしょうがないな」と受け止められるのです。

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。