よくあるネット通販トラブルのケース&考えられる消費者側のミス|トピックスファロー

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2013年3月27日
よくあるネット通販トラブルのケース&考えられる消費者側のミス

ネット通販は便利なサービスですが、各サイトに定められたルールをきちんと守らなければ、予期せぬトラブルに巻き込まれることもあります。もし希望とは異なる商品が届いたりなど、希望とは違う結果になってしまったら、購入先に即クレーム…ではなく、自分にミスがなかったかを思い出してみましょう。

取材ライター
  

ネット通販トラブルは、消費者側のミスが原因のことも多い

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毎日多忙な人やお店が近所にない人にとって、大変ありがたい買い物システムといえばネット通販です。
しかし現物を手にとって品定めすることができない、申し込みや手続き方法が複雑といった特徴があるため、さまざまなトラブルが後を絶ちません。

ネット通販を利用して何らかのトラブルが発生すると、私たちはついメーカーやサービス会社など購入先のせいにしてしまいがちです。
しかし実は、私たち消費者側のミスが招いた結果であることも、決して珍しくないのです。

詐欺の被害に遭った、期待を裏切られたなどと短気を起こしてクレームを入れようものなら、大恥をかくどころか最悪ブラックリストに掲載されてしまいますから、まずは冷静になって自分に落ち度がなかったかをよく確認することが大切です。

ありがちなネット通販トラブルのケースと、それぞれの原因と考えられる“消費者側のミス”をピックアップしてみましたので、もしもの時に役立ててください。

ケース1:いつまで経っても商品が届かない

支払い・振込みがまだ済んでおらず、商品の到着どころか発送にまで至っていない。
こんな初歩的なミスを犯してしまっている人がたいへん多いです。
一度にたくさんの商品を注文した場合は特に要注意ですが、その理由は、まとめて支払いを終えた気になりやすいからです。

また留守が多いために、運送会社からの受け取りのタイミングがなかなか合わないというパターンもよく見られます。
思い当たる節があったら、郵便受けに不在通知書が入っていないか、もしくは新聞の折り込みチラシに紛れて見落としていないかなどをよくチェックしましょう。

他にも自分のミスではありませんが、地震などの自然災害や、大雪のせいで到着が遅れていることも考えられます。
到着予定日が過ぎていたら、事情が記載されたメールが届いていないか、もしくは「悪天候により遅れる可能性あり」といった注意書きがなかったか、よく確認してみましょう。

ケース2:全く同じ商品が2つ以上届いた

1つしか注文した覚えがないのに、全く同じ商品が2つ以上届いてしまった、さらには振込用紙の請求額も2個分になっている…。
これもよく見られるパターンですが、無意識に注文ボタンを2回以上クリックすると、このようなトラブルに繋がってしまいます。

次ページへのジャンプが遅かったり、途中でエラー画面が出たりしてしまっても、イライラは禁物です。
F5キーを押して情報更新を試みる、カートの個数をチェックする、確定ボタンを押す前に注文内容や合計金額を見直すなどして、間違いを防ぎましょう。

もし何の操作もできず、いわゆるお手上げ状態だった場合は、無理に続けようとせずに、一度ログアウトしてください。しばらく経ってから、再度ログインし直しましょう。

ケース3:お試しのつもりが定期購入に!

無料のお試しサンプルを頼んだら、数週間後に1ヶ月分の商品が送られてきた。
これは「サンプルが到着してから一定期間内に申し出をしなければ、自動的に定期購入の契約になる」という利用規約にきちんと目を通さなかった可能性が高いです。

無料でお得というイメージばかりに気を取られて、利用規約の熟読を怠らないように気を付けましょう。
もしどこにも記載されていないのに、このようなトラブルに遭遇してしまった場合は、詐欺の可能性を疑って消費生活センターなどに相談して下さい。

著者:和田ちえみ

取材ライター
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三度の飯より書くこと聞くことが好き。インタビューやプロフィール作成、企業社内報など堅い文章も書けます。人の話を聞き、それをまとめるお仕事が多いです。