遺言書や終活のきっかけ作りにエンディングノートを活用しよう!|トピックスファロー

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2012年6月28日
遺言書や終活のきっかけ作りにエンディングノートを活用しよう!

うちは遺産がこれっぽっちしかないから遺言なんて必要ないと考える人も多いですが、自分が死んだ後に家族が争うということは避けたいものです。最近注目を集めている手軽な遺言書「エンディングノート」をご紹介します。

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もしもの時のためのエンディングノート

「いや~、わが人生に悔いはなし!」
と言って豪快にこの世に未練なく去る事ができればうれしいものです。
しかし本人はそう思っていても、残された人たちにとってみれば「あの人もうちょっと準備してから逝ってくれればよかったのに・・・」と面倒をかけてしまうことも多々あります。

特に遺産の相続については、遺産の額の大きさによらず家族がもめてしまう原因となってしまうため、生前のうちに遺言書に遺言を残しておくことが理想的です。

「遺言書を書いて」とはなかなか言えない

高齢とはいえ元気で精神的・肉体的にぴんぴんしている人に対して「そろそろ遺言書を書いておいてよ」とはなかなか言えませんよね。人間にはいつか必ず「死」が訪れますが、それが『そろそろ』なのかは誰にもわかりません。

しかし、いつそのときが来てもいいように準備しておくことも非常に大事で、遺言書よりも手軽かつ気軽に始められるものに、最近話題のエンディングノートがあります。

エンディングノートとは?

エンディングノートはその名のとおり「自分の最後について書き留めるノート」のことです。自分の人生の最後、自分自身でできないことをノートに書き記しておくことで自分のエンディングを希望通りに進めることができるというものです。もちろん願いが全て実現するわけではないですが、エンディングノートを書いておけば「最低限のできる限りのことはやった」と満足して旅立つことができるのです。

エンディングノートは2011年に「エンディングノート」という名前のドキュメンタリー映画が公開されたことで注目を集め、世間に知られるようになりました。 「わたくし、終活に大忙し。」というフレーズが印象的な映画です。

YouTube 映画『エンディングノート』予告篇より

ここではもちろんこの映画のことでなく、『ノート』について簡単にご紹介します。

エンディングノートの始め方

エンディングノートには決まった書き方があるわけでなく、その人にとって書くべきことを自由に書いていくことができます。したがってエンディングノートは遺言書のように法的効力はなく、遺産相続に関することなどはエンディングノート以外に遺言書として記しておく必要があるので注意が必要です。その場合にはエンディングノートに「遺言書の保管場所・作成日時」などを記述しておくと良いでしょう。

エンディングノートの種類

エンディングノートには大きく分けると三種類あります。

一つ目は自分で自由に作るエンディングノートです。自分が死んだ後、もしくは自分で意思表示するのが難しくなってしまったときに家族にどうして欲しいのかを書いておきます。そして家族や友人にメッセージを書いておくこともできるので、遺言書とはまた違ったノートになりますね。書式が自由すぎるのでエンディングノート初心者には難しい方法とも言えます。

二つ目は市販品のエンディングノートです。これは各メーカーでいろんなタイプのものがでているので「項目が自分に合っていて書きやすいもの」や「デザインが気に入ったもの」を選ぶと良いでしょう。カタチがかっこいいのはやはり市販品です。ただ、エンディングノートを何度も書き換えたい場合はもったいないかもしれません。

そして三つ目は葬儀社が無料で提供しているエンディングノートです。映画「おくりびと」やドラマ「エンディングプランナー」で描かれていたように葬儀屋さんはいろんな人の人生の最後に関わるプロフェッショナルです。そんな葬儀社が提供しているエンディングノートは必要事項を網羅していてとても使いやすくなっています。エンディングノートを初めて書くという方はまずこういった無料のノートをインターネットでダウンロードして使ってみるのがいいでしょう。

こちらの『エンディングノート』と言うサイトでは自分に必要な項目を選択すると簡単に印刷可能なエンディングノートを作ってくれます。印刷して手書きで書き込むだけなのですぐにエンディングノートを作成することができるのでおすすめです。

これらのことから、エンディングノートを始める良い方法は

  1. インターネットで無料のエンディングノートをダウンロードし、印刷して使ってみる
  2. 本番用の市販品を購入して、かっこいいエンディングノートを作る
  3. 市販品で物足りない場合は、自分でオリジナルノートを作る

という流れが良いでしょう。

そして、遺産の分割・配分などは法的効力のないエンディングノートだけでなく、きちんとした遺言書も必要であることは注意が必要です。

エンディングノートに書く内容

エンディングノートによく書かれる内容は以下のようなものがあります。どれも生前に確認しておきたい大事なものばかりですね。

  • 介護・治療について
  • 葬式・お墓について
  • 遺言のこと
  • 遺産について
  • 家計図メモ
  • 友人・知人リスト
  • 人生を振り返る
  • 感謝のメッセージ など

エンディングノートでハッピーエンドを

終活という言葉が最近話題になっているとおり、「どう生きるか」だけでなく「どう終わるか」ということも多くの人が考えるようになりました。

自分の人生が終わるときのことなんて誰もが考えたくない、先延ばしにしたいものですが、いつ何が起こるかわからないのが人生です。いきなり遺言書を書くというのは難しくても、厳しい決まりのないエンディングノートであれば少し気楽に書けるものです。

エンディングノートに書く内容は「自分がいなくなった後にどういうことが起こるか」ということを、書く本人に強くイメージさせるものなので「終活」を始めるきっかけになってくれることでしょう。

「フリーターの息子に就活をさせる」ということよりは簡単かもしれないエンディングノートは、家族の未来を救う新しい道具です。

エンディングノートで、今まで溜め込んでいたいろんな心配事を解決しちゃいましょう!

著者:海老田雄三

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芸能、アニメ、ゲーム、音楽あたりが得意分野のはずが、気が付けばなんでも書くライターになっていました。アニメ、ゲームなどのサブカル誌によく寄稿しています。