「美しい歯」とは何か?審美歯科で受けられる治療|トピックスファロー

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2012年9月6日
「美しい歯」とは何か?審美歯科で受けられる治療

質実剛健を旨としていても、人は見た目の美しいものに心惹かれるものです。そして見た目だけでなく、性能も高いレベルで兼ね備えていればまさに鬼に金棒です。虫歯などで失った歯の機能を蘇らせ、見た目も鮮やかにする審美歯科を解説していきます。

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美しい歯並び、白い歯を実現する審美歯科

歯は笑ったときの見栄え、喋るときの発音、食事の際に食べ物を咀嚼する…と機能性と見た目を両立する優れた器官であるといえます。
そのため、虫歯などで歯を失ってしまうと機能も見た目も低下してしまいます。

しかし、保険範囲内で出来る差し歯などは他の歯と色が違いすぎて見た目が悪くなってしまうもの。
治療したことさえ悟られないようやり方で治療するには、通常の歯科医では力不足なのです。
そこで必要になってくるのが「審美歯科」なのです。

審美歯科の役割とはなにか

審美歯科の「審美」を辞書で引くと、「物事の美しさを的確に見極めること、美の本質や現象を研究すること」という意味があることが分かります。
つまり審美歯科とは「歯の美しさを研究・実践する歯科」であるという意味が込められているのです。

そして審美歯科が果たすべき役割は通常の歯科医がやらない、またはやりたがらない手法を使って歯を治療し「美しい」と言える見た目の歯を形成することにあります。
出っ歯や受け口、空きっ歯などの歯の特徴は私たちが思っている以上に目立つものです。歯の特徴を人に揶揄されて嫌な思いをしたことのある人は少なくなからずいるでしょう。

歯列矯正をすれば歯並びの改善は可能ですが、歯列矯正は基本的に保険適用外の自由診療の上に矯正用のワイヤーが目立ってしまうので、二の足を踏む人も少なくありません。
審美歯科ならば自由診療には変わりないものの、ワイヤーを目立たない色にするだとか歯の裏側から矯正器具を当てるといった方法を取って患者の精神的な負担を和らげようとします。

施術後だけでなく施術中の見た目の美しさにも気を配ることで、歯の治療をもっと気軽にかつ手遅れにならないうちに受診してもらおうとするのが審美歯科の本当の役割なのです。

審美歯科が扱う施術内容

審美歯科は医療法の関係上、「○○審美歯科医院」というように看板に標榜することが出来ません。そのため「審美歯科外来」というように専門外来として表記している歯科医院や病院を探すことになります。

そして審美歯科では通常の歯科のほかにどのような内容を扱っているのでしょうか。

歯列矯正

八重歯や乱杭歯、出っ歯や受け口などのように歯の生え方がきれいでないため、見た目だけでなくかみ合わせにも影響が及んでいる歯並びを治すのが歯列矯正です。

歯列矯正はブラケットやインコグニータと呼ばれる装置を歯に装着して、歯が正常な位置に来るように時間をかけて引っ張っていきます。
歯列矯正にかかる時間は歯並びにもよりますが早くて1~2年というような長い時間をかけて行うことになります。

しかし、歯列矯正の効果は劇的で歯並びが良くなることで口を閉じている時の口元や顎のライン、笑った時のスマイルラインも矯正されて、笑顔美人になることも夢ではありません。

ホワイトニング

芸能人や俳優の「輝く白い歯」がステキ、みたいな雑誌記事やテレビ報道は良く見かけるものです。
昔から「輝く白い歯」は美と健康の証としてもてはやされてきたことから、「自分も白い歯になりたい!」と思う人は少なくありません。

ホワイトニングは脱色効果のある薬剤を使って歯の色そのものを白くする施術法です。歯科医院内で行う「オフィスホワイトニング」と患者の自宅で行う「ホームホワイトニング」、虫歯の進行などで神経が無くなった歯に対して行う「ウォーキングブリーチ」などがあります。

審美修復

虫歯の進行で一部が欠けてしまっている歯や、生まれつきの小さな歯、ホワイトニングが効かないほど汚れてしまっている歯など、通常の治療ではどうにもならないくらいに形状が綺麗でない歯は意外と多くあるものです。そうした綺麗でない歯の形状を整えるのが審美修復です。

歯の表面を削ってセラミック製の義歯を接着させる「ラミネートべニア」法、歯全体をセラミックと金属や樹脂の複合素材で覆う「クラウン」法、歯に直接樹脂を盛りつけて口内で成形する「ダイレクトボンディング」法、銀歯を詰めている治療済みの歯にセラミック製の人工歯を付け直す「ポーセレンインレー」法などがあります。

インプラント

加齢に伴う老化やケガなど様々な原因で歯が根元から抜け落ちてしまうことは良くあるものです。
しかし、歯が抜け落ちてしまうということは抜けた歯の分だけ噛む力が弱くなるし、見た目も悪くなってしまいます。
抜け落ちた歯を補うための方法には入れ歯やブリッジなどがありますが、他の歯への影響や噛み心地の悪さなどによって、天然の歯があった頃のような食生活が楽しめないというデメリットがあります。

顎の骨に人工歯根を埋め込み、人工歯をつける「インプラント」は抜けた歯を審美的にも機能的にも補うことが出来る方法として注目を浴びています。
人工歯根が顎骨としっかり結合することによって強固に人工歯が固定されるので、アワビやせんべいのような硬くて入れ歯やブリッジでは食べられないものもゴリゴリバリバリと噛めるし、天然の歯と遜色のない審美性を持たせることが可能です。

著者:佐久間和夫

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