ホームホワイトニングで歯を白くしよう!
ホームホワイトニングは文字通り、自宅で歯のホワイトニングを行うことを言います。
日本ではまだまだ利用者は少ないようですが、アメリカなどでは一般的なものとなっています。
ホームホワイトニングとはどのようなものなのか、始める際の注意点はなんなのか、確認してみましょう。
オフィスホワイトニングとの違い
歯のホワイトニング方法には、大きく分けて2種類あるという事を知っておきましょう。
それは歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」、そして前述の「ホームホワイトニング」です。
オフィスホワイトニングは歯科医院に通い、歯科の機材を使って歯を白くしていく方法です。
お金はかかるが短期間で気軽にできる「オフィスホワイトニング」
オフィスホワイトニングのメリットは、歯医者さんに任せて治療してもらうので、気軽にできることです。また、しっかりとした機材を使って治療してもらうため質も高く、短期間で治療を済ませることが可能です。
しかし、オフィスホワイトニングはホームホワイトニングよりも色が戻りやすいというデメリットがあります。
また、オフィスホワイトニングの場合はメンテナンスの度にホワイトニング代金が必要となってくるため、長期的に考えると高額なお金がかかる場合が多いようです。
安上がりだけど手間と時間がかかる「ホームホワイトニング」
一方ホームホワイトニングの特徴は、安上がりな上自分のペースで出来る事。
オフィスホワイトニングは一本当たり2000円~1万円と高めに付きますが、ホームホワイトニングなら専用の治療具を使って上下12本の歯を治療していきますが、市販のものを利用すると、全ての歯のホワイトニングを1万円前後で済ませることができます。
歯科医院での指導のもとでホームホワイトニングを行っても1万5000円~5万円と、オフィスホワイトニングの総額よりも同じか少ない程度で済ませることが可能です。
しかし、そんなホームホワイトニングにもデメリットがあります。それは、時間がかかる事、そして手間がかかることです。
ホームホワイトニングは、最低でも一カ月程度(人によってはもっと長期になる場合も)、全て自分の手でホワイトニングを行っていかなくてはなりません。
ホワイトニングのための作業はもちろん、ホワイトニング道具の手入れなど、中々面倒なものです。
ですので、面倒なのが苦手という性格の方や、「一定の期間までに急いで歯を白くしたい」という考えを持っている方には中々難しい治療法かもしれません。
また、ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングよりしみにくいと言われていますが、ホームホワイトニングではしみる部分を避けて治療することができないため、低濃度の薬剤でもしみてしまいます。
特に知覚過敏のある人にホームホワイトニングは向かない、という事を覚えておきましょう。
ホームホワイトニングのメリット・デメリット |
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メリット |
デメリット |
・歯へのダメージが少ない |
・オフィスホワイトニングよりも時間がかかる |
高いけど効果バツグンの「デュアルホワイトニング」
デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングで治療を行い、並行して補助としてホームホワイトニングを行う方法です。
両方の効果が発揮できるため、片方だけで治療するよりも短期間で治療することができますが、同時に両方の費用が掛かってしまうため、必然的に費用負担は一番高くなります。
お金はかかりますが、最も効果が高い治療法です。どうしても急ぎで治療したいという方や、多少お金がかかってもいいからシッカリとホワイトニングしたい、という方は検討してみてはいかがでしょうか。
初めての場合は歯科医院に相談を
市販されているホームホワイトニング商品の中には、マウスピース付きのものも多いので、誰でも気軽にホームホワイトニングをすることができます。
しかし、もしホームホワイトニングで使うマウスピースがあっていないと、どれだけ高価な商品を使っても効果は半減してしまいます。
また、薬剤にも合う・合わないがあります。
ですので、確実にホワイトニング効果を上げたい方は、まずは歯科医院に相談した上で、自分にあったホームホワイトニング用品を揃えてもらうか、どの商品を買うべきか指導してもらうとよいでしょう。