差し歯とインプラントの違い【インプラント基礎知識】|トピックスファロー

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2015年2月23日
差し歯とインプラントの違い【インプラント基礎知識】

最近ではすっかり身近な治療法となった「インプラント」グレードの高い差し歯でしょ?と思われている方も少なくないとか。しかしインプラントと差し歯では治療方法や期間が全く違います。ここではインプラントと差し歯の違いについてご説明します。

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インプラントは歯の治療方法

インプラント。最近良く聞くようになってきましたが、なんだろうなんて思っている人もいるのかも!?まずインプラントは歯の治療方法になります。あれ?ご存じでしたか?

でも、まぁ、差し歯のようなものでしょう、なんて思っている人も多いのではないでしょうか?今日は差し歯とインプラントの違いについてお話させていただきたいと思います。

インプラントと差し歯の違いについて

差し歯

虫歯などで大きく削った歯の根の上に土台をつくり、その上から金属やプラスチックで作った被せ物を被せる治療になります。被せ物を根本に差し込むから、差し歯と言われるようになりました。

この治療の利点としては歯を抜くことなく処理できますが、常にこの治療ができると言うわけではありません。

差し歯治療ができる条件としては、歯根が残っていることです。歯を抜いてしまったり、全く歯が無い状態では差し歯治療をすることはできません。

インプラント

インプラント体というチタン製のネジのようなものを、歯根の代わりに入れる治療になります。顎の骨にチタンのネジを埋め込むという方法は、想像するとちょっとぞっとしてしまいますが、治療の痛みはそれほどでもないそうです。

埋め込んだ人工の歯根の上に、人工の歯をはめ込むと言うのがこの治療の特徴です。差し歯はもともとある歯根を利用して行う治療でしたが、インプラントについては歯根から作ります。

歯がない状態でも治療が行えるというメリットがあります。

歯の性能について

差し歯

もともとある歯根に人工の土台を被せているため、非常に安心です。ただ、治療の度合いにより、治療箇所に厚みが出てしまった場合などは、食感がやや伝わりにくいケースもあります。
硬いものを食べた際など、被せた部分が外れてしまう事もある、と言うデメリットがあります。

インプラント

歯の根から人工で作るため、噛み心地が悪そうだな、と思う方もいるかと思いますが、インプラントの最大のメリットはその自然な噛み心地にあります。
人工の歯根を埋め込んでいますので、自分の歯のように感じ、ダイレクトに食感が伝わります。

インプラント

治療期間について

差し歯

治療期間についても、仮歯であれば場合によっては当日、全て完了するまでの期間が2週間~4週間くらいと早期の治療が可能です。また、健康状態に左右されることなく治療を受けることができます。

インプラント

顎の骨にドリルで穴を開け、チタンのねじを埋め込むと言ういわゆる外科手術になります。骨と接合させなくてはいけないため、定着させるまで上顎で4~6ヶ月、下顎で2~4ヶ月間ほど時間が必要と言われています。
場合によっては1年くらいかかることもあるそうです。また、外科手術になるため健康状態によってはメスをいれられない事もあります。

費用について

差し歯

治療法方は人工歯の仕様にもよりますが、保険適用ができるというメリットがあります。
保険適用外の場合、歯1本およそ3~30万円くらい、保険適用で歯1本、およそ5千円~1万円ほどになります。

インプラント

差し歯と違い、自由診療となり保険を適用することができません。自由診療のため、クリニックごとに費用が大きく異なるのがなかなか難点と言えます。しかしここ最近では治療方法や料金なども安定しつつあるようで、その治療費用は歯1本あたりおおよそで10万~60万くらいが相場になります。

歯のメンテナンスについて

差し歯

歯根は生きている状態ですので、差し歯と歯茎の間の隙間にゴミやカスがたまることがあり、ケアをしっかりしないと口臭や歯周病を起こしてしまう場合もあります。被せ物の平均寿命の期間は7~8年といわれています。

メンテナンスは差し歯の種類にもよりますが年に1~4回程度くらいが良いとされ、上手にメンテナンスができれば平均寿命がのびる場合もあるそうです。

インプラント

通常の歯と同様に、日常のケアはブラッシングで十分ですが、神経がすでに無い状態ですので、痛みなどで歯周病には気づきにくいといわれています。そのため、術後は半年に1回のメンテナンスが必要で、クリーニング、インプラントの状態、インプラントの周囲、かみ合わせの状態などをチェックするのが一般的なアフターケアになります。

この治療方法が始まってからまだ期間が浅いため、正確な統計はとれていませんが、インプラントなら10年以上は問題なく機能されるといわれています。また、手術と同様で費用については保険が適用外となります。

終わりに

いかかでしたでしょうか。差し歯とインプラントどちらが良いというのは、その人その人の状況により異なってくるかと思います。新しい治療方法のインプラントは非常に魅力的ですが、外科手術が必要となる、治療に時間が掛かる、保険を使えないので治療費が高額になる、など、まだまだ高い壁があるような気がします。

最近では治療の安定性、料金の統一化などで、視力を戻すレーシック手術をする人が増えてきました。レーシックも初期は費用面、リスク面などいろいろ賛否両論があったものです。インプラント治療も利用者が増えることにより、技術面や費用面でレベルの統一が図られ、多くの人が安心して治療が受けられるようになればよいと思います。

興味がある方は、まずどの治療法が自分にとって一番良いのかを歯科医師に相談しましょう。歯は一生のお付き合いするものです。大切にしていきたいですね。

著者:近藤です。

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大学を卒業してから、自由に生きてきました。自由って良い言葉なように聞こえるかもですが、でもある意味何もせずブラブラしていただけなんて悪い言葉でもあるかもしれないなんて思えるようになりました。自分は人よりやたら遠回りしていることが多いので、そんな遠回りな人生経験を少しでも色々なところに表現者として発信していきたいです。