【節税対策】確定申告で最高400万円の住宅ローン控除を受ける方法|トピックスファロー

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2013年3月1日
【節税対策】確定申告で最高400万円の住宅ローン控除を受ける方法

新築で住居を購入する際に利用する住宅ローンは、確定申告を行う事で控除を受ける事ができます。それではその控除でどれだけ税金が安くなるのでしょうか?具体例を交えつつ、減税を受ける条件等を解説していきます。

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住宅ローン控除の基礎知識

住宅ローン減税、もしくは宅借入金等特別控除とも言われることがある、住宅ローンの控除。

これは、一定の条件の下、住宅ローンを組んでいる人を対象に所得税や住民税から差し引く事ができる減税措置の事です。

サラリーマンの場合であっても、1年目は確定申告が必要になりますので、注意が必要です。

控除を受けられる条件:住居

住宅ローン控除ですので、当然「住宅ローンを使用して住宅を購入、もしくは増改築した人」にかぎられます。

この時の「購入」とは、50平方メートル以上の床面積を持った新築・中古住宅の建築、あるいは取得。

または省エネ住宅やバリアフリー住宅へのリフォームを含めた増改築も含まれます。

控除を受けられる条件:ローン返済の期間

まず、住宅ローンの返済期間が10年以上である必要があります。

特に借り換えを行った際、以前の契約が途切れ、新しく契約し直す事になります。

その際、返済期間が10年を切ってしまうと、住宅ローン減税が受けられない可能性が高くなってしまいます。

現在、借り換えを検討中のご家庭は、金融機関への確認を忘れないようにしましょう。

控除を受けられる条件:人

控除を受ける1年間の合計所得が3000万円以下。

さらに、住所取得後、6ヶ月以内に引越しを済ませ、その年の大晦日まで住み続ける必要があります。

つまり高額な所得を持っている人物や、賃貸目的で購入した不動産に関しては、減税処置を受けられないという事です。

住宅ローン控除の計算方法

実際には、どの程度まで控除を受ける事ができるのでしょうか?

簡単に計算してみたいと思います。

注意:住宅ローンの全額が控除対象にはならない

勘違いしやすいのですが、『銀行から借りた全額が控除の対象になる』という認識は間違いです。

この特別減税は『住宅の取得に必要なローン』に対するものであり、『住宅ローンの年末残高』によって決定されます。

例えば、土地と住居の建築費用で2500万円。そこに家具や家電、雑費用として500万円。

合計で3000万円のローンを組んだとします。

その後、一部を支払い、年末に残ったローンの残高が2800万円となりました。

この時、基準となるのは『年末に残った2800万円』ですが、純粋な住宅費は土地と建築費用の2500万円。

結果として、控除は2500万円を基準として計算されることになります。

年間控除額の計算式

減税措置が受けられるのは、最長10年間。
控除率は一般住宅では1.0%となります。

つまり上記のケースを当てはめると、

[住宅ローン×1.0%=控除額]:[2500万円×1.0%=25万円]
年間控除額は25万円

これが10年続きますので、最大で合計250万円の節税という事になります。

*ただし、平成25年を基準に計算すると、借入金限度額2000万円ですので、年間控除20万円。合計200万円となってしまいます

出典:参考資料:財務省―住宅ローン減税制度の概要―

控除額に応じて所得が戻ってくる

年間控除額が決定し、確定申告を行う事で、「住宅ローン控除」と「年間所得税」のいずれか少ない金額が戻ってきます。

また、所得税を引いても控除されない金額に関しては、一定の限度以内で住民税からも控除されることになります。

住宅の買い時はいつ?

今後、消費税の増税は避けられず、金額の大きい住宅購入の負担となる事が考えられます。

一方で住宅ローンの特別減税は、2014年3月をもって、一旦見直されることが決定しました。

見直しは、増税による買い控えを防ぐ為に、住宅ローン控除は今よりも優遇される可能性が高いでしょう。

他にも、「登録免許税」「印紙税」「不動産所得税」なども、非課税か減税措置が取られる事は間違いありません。

しかし、長期的に見れば人口減による住宅の供給過多により、郊外の地価下落は避けられないでしょう。

社会保障の負担から税金は上がり続け、現在のような低金利や、住宅ローン減税などの優遇措置が減少することは間違いありません。

しかしだからこそ、人口減後も価値の残る都市部の不動産を買うには、最後の需要を支えようとしている現在の超低金利、住宅ローン控除をなどの優遇措置のある現場は最後のチャンスといえるのです!

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。