新婚旅行ではカッコつけない方がイイ場合も
日本人は英語が苦手と言われていて、それは間違えちゃうと恥ずかしいという思考回路が根付いているためだともされています。
慣れないと間違えることもたくさんあって当たり前。
海外旅行先での英会話は間違えないように話すよりも意志疎通を図ることが大切だと言えます。
ツアーに参加する形の旅行だと現地の人と話す機会も少ないと言えますが、旅行先での現地の人とのコミュニケーションは楽しいものなのです。
新婚旅行ではスマートさを意識してしまう人も少なくないようですが、慣れないことに緊張しっぱなしでは、コミュニケーションや旅行自体を楽しむという目的がブレてしまい、折角の新婚旅行が台無しになってしまいます。
慣れない英会話には多少の失敗はつきものと諦め、海外旅行を楽しみましょう。
ビジネスで使う語学や正確に宿泊施設等伝えなければならない情報は間違えて伝えたり、間違って聞き取ったりしてしまわないような注意が必要だと言えます。
レストランやホテルの予約で注意したい【日にち表記】
例えば日本では2012年の12月12日を年→月→日にちの順で表記します。
“2012年12月12日”の順番ですよね。
これは2012/12/12のようにスラッシュやカンマやピリオドで区切られていたとしても順番にあまり違いは見られません。
しかしアメリカ圏では、月→日にち→年の順に表記するために
2012年の12月12日は、“12/12/2012”となります。
“12/12/12”
のように、月にも年にも当てはまる数字が表記されている場合が少しややこしく“年”や“月”がごちゃごちゃに理解されてしまっているかもしれません。
なるべくなら月を数字ではなく文字であらわすと誤解を防げるでしょう。
【12(月)/12(日)/2012(年)】 in America
- 12/12/2012
- 12.12,2012
- 12-12-2012
- Dec.12,2012
そしてさらにややこしいのがヨーロッパで用いられる日にち表記の順番です。
こちらでは日本と真逆で、日にち→月→年の順番となり、“12/12/12”は“12日12月2012年”の事なのです。
年月日の間をピリオドで区切るとややこしさが倍増するので日付を確認する時は気を付けましょう。
【12(月)/12(日)/2012(年)】 in EU
- 12/12/2012
- 12.12.2012
- 12-12-2012
- 12.Dec.2012
感謝の気持ちと受け答えはきちんと伝えたい!
あなたがした親切に対してThank you.と言われたときに言うべき言葉が“どういたしまして”ですが、こういった場合の受け答えに“You’re welcome”よりは、“No problem.”や“Not at all.”がよいかも知れません。
言葉の雰囲気としては大げさになりすぎず、さっぱりとしたニュアンスを持った“お気になさらずに”という感じが近いかも知れません。
また、日本人にはちょっとした違いに思える“発音”の違いが意思疎通の妨げとなることも多くあります。
日本語にはない発音などもあり、これには日ごろからの練習が必要となるため英会話を習得するのはある程度の時間を要します。
旅行先の海外でネイティブとの会話を望むのであれば、英会話を学んでおくと海外旅行がもっと楽しめるかもしれません。
チップにビビるな!
つたない英語と同じくらいにドキドキしてしまうチップ。
ホテルやレストラン、タクシーを利用した時に支払う日本でいう“心づけ”ですが、コレに戸惑う日本人は多くいます。
レストランではチップの額はレストランの格によって上下があるそうですが、通常伝票の10~20%程度が相場と言われ、高級なレスランではあまり少ないチップはサービスの質への不満と捉えられてしまうこともあるそうです。
しかし、特にアメリカではチップを渡す機会というのは多く、それを今か今かとガイドブック片手にビクビクしていては楽しめる旅行も楽しめなくなってしまいます。
認識や文化の違いによる、ある程度のズレは仕方ないのですし、観光客・旅行客相手の職業に従事しているのなら少しくらいはわかっていてくれている(ハズ)でしょう。
日本国内でもチップに相当する心づけの習慣がありましたが、今では知らずに旅館に宿泊しても何もしない日本人も多く、現在では心づけがない事を気にする仲居さんは少ないのだそうです。
はじめての海外旅行で慣れない英会話を駆使して完璧にスマートにチップの支払いが出来るかどうかは気にしなくても良いことだと言えます。
ここは潔く諦めて、サービスに対する感謝を伝える言葉とチップをどうやって払えばいいか等聞きたいことを伝えるフレーズをあらかじめ覚えておくことをおすすめします。