短時間でも稼げる!リスクの少ないスキャルピングの魅力!|トピックスファロー

  • フリーライター求人
2012年7月30日
短時間でも稼げる!リスクの少ないスキャルピングの魅力!

FXはいつ急激な下落が発生するかわからないため、長時間パソコンの前に張り付いていなければならないのが難点。もっと気楽にやりたい、利益は少なくてもいいから取引を短時間で済ませたい…そんな人におすすめなのがスキャルピングです。

兼業ライター。専門ではないけれど、ライター歴は長いです。
  

短期集中型取引・スキャルピングの魅力とは?

FXや株式などの投資を含めたお金を利殖する行為には、常に大きなリスクが付きまといます。
「リスクなしで利殖できる」なんてうまい話には間違いなく裏があり、見返りはないのが当たり前。
進んでリスクを取るくらいでないと、お金を殖やすことはまずできないのです。

しかし、確実かつローリスクでお金を殖やしたいと思うのが人情というもの。ハイリスク・ハイリターンが当たり前なFXでも、できればリスクを少なくして利益を出したいと思っても仕方のないことです。
FX取引のリスクを可能な限り低くして利益を出す手法、それがスキャルピングです。

最短で利益を確定するスキャルピングとは?

スキャルピングとは、数分間という短いスパンで起こる小さな値動きを利用し、買いポジションを全売却して利益を出すという取引手法です。

FX取引の手法には、一日の間に何度か起こる大きな値動きで利益を発生させるデイトレード、数日間という長めのスパンで売買を行うスイングトレードがありますが、大きな利益を出しやすい分だけ大きなリスクを背負ってしまうというデメリットがあります。

スキャルピングの場合、通貨の持ち高を維持する時間が非常に短いため急な暴落が起こっても直撃を受けづらくなるというメリットがあるため、初心者にうってつけな手法といえます。

スキャルピングのデメリットは?

「リスクが少なくなるのならスキャルピングをやってみよう」と思う人も多いかもしれませんが、スキャルピングにもデメリットはあります。

手動で行うのが難しい

まず、「自動売買プログラムを使わないと困難」であるということです。
たとえば、米ドル80円50銭で一万通貨分の買いポジションを立てて81円50銭になった時に全売りしようとします。売り抜けることができれば利益は1万円ですが、分単位の稼ぎとしては悪くないものです。

しかし、この売買を手動で実行しようとなると買う分には問題ないとしても、レートが81円50銭の時にジャストタイミングで売り抜けられるでしょうか。操作を間違って「81円50銭で米ドルを1万通貨買う」になってしまう可能性もゼロではありません。
確実かつ、正確にスキャルピングを実行するには自動売買プログラムが必要不可欠なのです。

業者が禁じている

第二のデメリットは「口座開設先の業者のサーバーに高負荷を掛ける恐れがある」ということです。
ネット上での情報の送受信はサーバーという処理能力の高いコンピュータを介して行われるのですが、短時間に大量の情報が転送されるとサーバーの処理能力を超えてしまい、サーバーがダウンしてしまう恐れがあるのです。
そのため、スキャルピング取引を禁止しているFX業者も少なくないのです。

利益が本当に低い

第三のデメリットは「一回のスキャルピングであげられる利益はスズメの涙ほど」ということです。
デイトレードやスイングトレードでは5円10円超の大きな値動きが起こるため、リスクも大きくなる分見返りも大きくなります。
しかし、スキャルピングの場合1円2円、下手すれば数十銭の値動きで売買して利益を確定させるので購入した通貨数が少なければ一度の取引で出せる利益はよくて1万円、悪くて2千円という具合になります。

そのため、スキャルピングは短時間で済むけれども何回も何十回も根気よく繰り返さないと費やした時間に見合うだけの利益を上げられないのです。

リスクヘッジの手法として有効

結論を言えば、スキャルピングはFXの特徴であり魅力であるハイリスク・ハイリターンをスポイルしてローリスク・ローリターンに変える消極的手法であるといえます。

しかし、リスクが低いということはそれだけでも十分に価値のある特色でもあるのです。
FXはレバレッジを掛ければ原資の何十倍という多額の資金を使って勝負できますが、買いポジションを維持しているときに暴落が起これば財産どころか人生も消し飛ぶこと請け合いの高リスクを秘めています。

スキャルピングの場合、一度の利益は少なくても回数でカバーできるし、何よりポジションを維持していないから大ダメージを負いにくく、損害が出ても小さく済ませることができます。
リスクが高くなりがちな投資では、「いかにリスクを小さくし回避するか」というリスクヘッジが重要になってくるので、スキャルピングはリスクヘッジの観点からすれば十分に有効な方法であるといえます。

著者:佐藤和子

兼業ライター。専門ではないけれど、ライター歴は長いです。
アイコン
学生時代から文章を書くのが好きだった影響で、社会人になってからも、こっそりと週末ライターを続ける。新しいもの好きで、常にアンテナ張っています。