まずは求職申込みをしよう!
ハローワークで求職活動をするためには、「求職申込み」というものが必要になります。 求職申込み書には、名前や連絡先だけでなく、経歴や専門知識、資格、希望の職種、などを記入します。
ハローワークホームページを利用すれば、求職活動が一部インターネットで行なえるようになっていますが、「求職申込み」については、ハローワークに行って行なわなければいけません。
求職申込みをしなければ得られる情報が限られる
ハローワークのホームページは、求職申込みをしていない人でも利用することができます。
しかし、中にはハローワークの求職者にのみ提供されている情報もあるため、よりチャンスを広げるためには、求職申込みは必須です。
ホームページで求人情報をチェックしていると、事業所名や所在地が記載されていない求人情報もあります。
これは、ハローワークの求職者向けの情報なので、求職申込みをしていなければ十分な情報が閲覧できないのです。
応募までの流れを確認しておこう!
求職申込みを終えたら、応募するまで流れは次の通り。
もちろん、求人情報を探す前に、自分の希望の職種や条件などを決めておく必要があります。
- 求人情報の検索
ハローワークにあるパソコン、ハローワークの窓口で求人情報を探します。
自宅のパソコンでインターネットを利用して検索することもできます。 - 紹介状を出してもらう
応募したい企業がみつかったら、ハローワーク窓口で紹介状を出してもらいます。 - 応募書類を郵送(持参)する
紹介状を出してもらう時に、応募方法についての説明があります。
郵送する場合と持参する場合があり、持参する場合にはその時に面接を受ける場合もあります。
また、紹介状は応募書類と一緒に郵送(持参)する必要があります。
なるべくハローワークに足を運ばないで求職活動するには
ハローワークに行かなければできないことは、主に次の二つです。
- 求職申込み
- 紹介状を出してもらう
つまり、一度求職申込みを行なえば、自宅で求人情報を検索することができるので、応募したい企業があった時のみ紹介状をもらいにハローワークに行けば、ハローワークへ行く回数を少なくすることができるでしょう。
ハローワークに行かなければ最新情報は得られない
ハローワークは混雑していることもあるので、パソコンを使った求人情報の検索に、待ち時間が発生することもあります。 また、ハローワークまでの移動時間や交通費などのことを考慮すると、「自宅のパソコンで検索した方が効率的なのでは??」と思ってしまいますよね…。
しかし、ハローワークで求人情報を検索するのには、最新の情報が得られるという大きなメリットがあるんです。
ハローワークでは、その日の情報をその日のうちに得ることができますが、自宅でインターネットを使って検索する場合には、前日までの情報しか得られません。
ハローワークのホームページが更新されるタイミングは午前6時頃であり、前日午後9時半までの情報がアップされます。
つまり、前日午後9時~当日までの情報は、ハローワークに行かなければ得られないということです。
「そんなに急がなければいけないの??」と思う人もいるかもしれませんが、求人によっては先着順のものもありますので、最新情報を得ることにも大きなメリットがあるんです。
最新情報を得ることを重視するのか、なるべくハローワークへ足を運ばず時間を有効に使うのかの2点で、自分が重要視する方を選ぶと良いでしょう。
ハローワークでスキルアップする
ハローワークでは、職業訓練に関する情報も提供しています。求職活動を行いながら、スキルアップすることも可能なんです。
3ヶ月や6ヶ月の短期間の職業訓練から、1年や2年の長期のものまであり、無料で受講することができます。(テキスト代・資格試験受験料などは自費)
エステの技術を取得できるコースや短期大学の保育士養成科(2年)に無料で通うことができるなど、就職に有利な知能・資格を格安で身に付けることができます。
就職試験に向けたセミナーも行なっている
ハローワークでは、履歴書・職務経歴書の書き方、面接の受け方などのセミナーを行なっています。
応募書類の書き方一つで、採用担当者のイメージが違うこともあります。また、面接の練習をしておくだけで、本番で気持ちの余裕が生まれるというメリットもあります。
就職するためには、求人情報を得ることも大切ですが、採用されるためのトレーニングも必要です。採用者目線でのアドバイスをもらえるというのは、大きなメリットでしょう。